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シンプルに、明るく暮らすことを心がけている読者のお便りを紹介します。
昨年の秋、10月の終わり頃いただいて、まだ紹介していなかったものから3通選びました。
内容:
・キッチンが明るくなった
・きょうもいい日になる
・家事への考え方が変わった
・本を紹介する記事を掲載してもらった(by 筆子)
まず、もち子さんのお便りです。
台所の不用品を徹底的に捨ててみた
件名:捨てるメリットに気づかされました
片づける気持ちに拍車をかけたい時に、時々、集中してブログを読ませていただいてます。
私は、3年くらい前にメールを採用して頂いたことのある、もち子と申します。
すぐにお礼のメールを送るべきだったのですが、すでに掃除が頓挫していた私は、一人勝手に罪悪感をいだきながら、連絡できずにグズグズして、そのままになっておりました。
その節はありがとうございました。
そして、お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
今回は掃除をした後の不思議な変化について、誰かに聞いてほしくてメールしました。
10月から大掃除をはじめました。
現在、ごみ捨て継続中です。
年末が近いせいか、すでに粗大ゴミ回収は3週間待ちの状態です。でも、今度こそあきらめずに、最後まで捨てきる予定です。
そんな中での出来事でした。
台所の流しの下からすべての物を出しました。
フラワーアレンジメント用の花器など使わない物をいろいろと詰め込んでいたので捨てました。
使う物も全部出しました。鍋もフライパンも包丁も、残す物を絞り込み、他は捨ててしまいました。
残す物はすぐに戻さず、一旦、空の状態にしておきました。
流しの上の戸棚も中身を全部捨てました。こちらは現役ではない食器が入っていたのです。未使用品も捨てました。
不思議なことに、すべてを空にしたら、台所の空気が軽く感じられるようになったのです。
どちらも扉が閉まっていますし、中身があってもなくても外観は同じはずです。
むしろ台所自体は、これからしまう物がむき出しで置いてあるので見苦しいです。絶対に他人には見せられないくらいです。
でも、自分でも不思議なくらい、違うと感じました。前より明るくなった気すらします。
そんな軽い空気を感じていたら、頭がスッキリして、捨てる時の判断がしやすくなった気がします。
全部、気のせいと言われてしまえばそれまでのことですが。
このまま年末まで掃除気分を続けていくには十分な感動をもらいました。
先日のブログにメンタルの影響について書かれてましたが、身に沁みているところです。
いつも役に立つブログをありがとうございます。また学ばせていただきます。
もち子さん、こんにちは。お便り、ありがとうございます。
ずっとブログを読んでいただいているのですね。とてもうれしいです。
台所がスッキリしてよかったです。
不用品を捨てると、空気感、変わりますよ。
ふだん見えないところに、いらない物がいっぱい入っていることは、顕在意識では忘れていても、無意識の部分で覚えていると思います。
無意識のほうが、情報をたくさん処理している話⇒行動を変えるには、自分をうまく仕向けることが必要(TED)
未完了のものをたくさんかかえて、気持ちは重くどんよりしているでしょう。
そのように、気分を重くさせる物をガーッと捨てたのだから、気分が軽くなり、キッチンが明るくなったのでしょう。
よく「気」と呼ばれますが、その場の空気って確かにあります。
私は、20代後半から、30代前半のとき、派遣社員をしていて、さまざまな会社に出向きましたが、会社によって、空気が違いました。ガラの悪い会社は、そういう空気が流れていたし、女子社員の不満がたまりにたまって、オフィス全体がどうしようもなく暗いところもありました。
そういう雰囲気は言葉ではうまく説明できませんが、ちゃんと、その場にあり、私たちはそういう空気に大きく、影響を受けます。
こちらにも似たようなことを書いています⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)
暮れに大掃除するのは、年神様を迎えられる空気にするためだと思います。
それでは、もち子さん、今年も明るい台所でおいしいものを食べて、お元気でお暮らしください。
以前、もち子さんからいただいたメールはこちらで紹介⇒とにかく始めてみる。ほんの小さな行動が生活を変える話。
メンタルへの影響を書いた記事はこれですかね?⇒捨てられない人は、捨てたあとに起きるいいことに目を向けよう。
次は、しなこさんのお便りです。
きょうはきっといい1日になる
件名:いつも読んでいます。
2~3年前から筆子さんのブログを読んでいる、55歳の女性です。
人生いろいろなことがありますが、以前ブログで紹介されていたように、”It’s going to be a great day.”と毎日唱えています。
きのうのメアリーさんのTEDもとても良かったです。
これからも楽しみにしています。
しなこさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、とてもうれしいです。
確かに、人生、いろいろなことがありますね。
特に、去年、今年は、しんどいことが多いので、「きょうもいい日になる」と考える威力がより発揮されると思います。
私も、モーニングページの最後は、いつも、「今日もいいことたくさんあります」という一文でしめています。
朝、起きて、布団から出るときも、そう思っています。
しなこさん、今年、1年が、すばらしい年になることを祈っています。
今日はいい日になる、と言ってみる話⇒幸せと健康をもたらすほんの小さな習慣(TED)
こちらもどうぞ⇒明るい1年をすごすためにおすすめしたい5つの習慣。
メアリーさんのTEDはこちら⇒夢を現実に変えるための隠された法則(TED) ☆年初に見るのにおすすめの講演です。
最後は、プヨンさんのお便りです。
家事に対する考え方が変わった
件名:感謝です
家事に情熱的になれない
この言葉にとても納得しました!
私は完璧主義なところがあり、100できないのなら0でよい。と思ってしまう癖があり、
完璧にやりたい自分勝手な欲を改善するために、10でも20でも0よりマシだと思いながら、少ししかできなくてもやる! と意識して家事をしていました。
それでも自分の中の家事ごとに100があり、何を削れば良いのか分からず迷走していました。
具体的には、掃除全て出来て100だとするところ、「掃除機がけは今日はしない」とか、項目を減らすことはできるようになりました。
ただ、掃除機がけをする時はホコリ取りをし、家具を毎回動かし、マットレスを干す等、付随することをやらなければ気が済まず、1つの家事でグッタリしてしまい、他の方の様に上手く家事を回す?ことができません。
軽い発達障がいが原因かもしれませんが…
主婦である自分は情熱を持って家事をしなければ、
この記事を読んで私には家事に対する情熱などないのだとハタと気が付きました!
何とはハッキリ言えませんが、何かが変わる気がしてスッキリしました。
また、疲れるのはキャパを越えているからと言う言葉も、あたりまえ過ぎて考えもしなかったですが、きっとその通りだと感じました。
感謝です! ありがとうございました(^ー^)
プヨンさん、こんにちは。メール、ありがとうございます。
気分が楽になってよかったです。
主婦ってなんだろう、とネットで調べてみると、「一家の主人の妻で、家事をきりもりする人」とか、「一家の家事の切り盛りをする女性」とでてきます。
この定義にとらわれていると、「ちゃんと家事をしなければ」と自分を追い詰めてしまいますね。
「専業主婦」だと、さらに、首をしめてしまうんじゃないですか?
だって、いま、妻だけが家事をする時代じゃないですから。
家事以外にも、仕事や育児、地域の仕事、親戚づきあい、その他、いろいろとやることがあるので、もはや、家事ばかりやっていられるわけがありません。
英語で主婦のことを、homemaker といいますが、かつて私は、夫に、「きみは、homemakerじゃないね」と言われ、私も、「確かにそうだな。家事、たいしてやってないもんな」と納得しました。
誰かに、仕事を聞かれたら、「私は stay at home mom(在宅マザー)です」と答えて、homemakerとは絶対言いませんでした(今は、家で働いているとか、ブログ書いてます、と答えています)。
誰かと生活を共にし始めたからといって、いきなり、家事全般の担当になったりはしません。
家事は、その世帯の大人(できるなら子供も)、全員がやるものだと思います。
だから、プヨンさんも、家事がそんなに好きじゃないなら、無理やり、しゃかりきになってやらず、自分の得意なことをして、家庭に貢献していくといいと思います。
家事で疲れる人の記事⇒毎日家事だけで疲れるあなたへ。今すぐやる癖をつけて悪循環から抜けだす方法。
完璧主義を改めるには⇒完璧主義を克服する7つの具体的な方法。
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最後に、またエッセオンラインに、『書いて、捨てる!』の内容をもとにした記事をのせていただきました。
読んでね⇒60代ミニマリストが実践。衝動買いがなくなる買い物ルール | ESSE online(エッセ オンライン)
買い物ノートの付け方などを紹介してもらいました。
それでは、あなたも、気づいたことや、言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。