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今回は中途半端にたまってしまった使いかけのものを捨てるコツを紹介します。
洗剤が浴室にも洗面所にもキッチンにもある。
開けたファンデーションが何個も引き出しに眠っている。
書きかけのノートが、本棚のあちこちにはさまっている。
こんなふうに、使いかけのものが家じゅうに散らばっている人はぜひ続きを読んでください。
集めて、行き先を決めるだけで、放置していたものはきれいに整理できます。
順番に見ていきますね。
ジャンルを決めて、全部出す
まず、使いかけのものを種類ごとに集めます。
コスメ、洗剤やソープ、調味料、文房具と、ジャンルをひとつ決めましょう。
その後、そのジャンルのアイテムを家じゅうから集めて、一か所に並べてください。
洗面所、浴室、キッチン、それぞれの部屋に散ったものを、ひとまとめにするわけです。
並べてみると気づくことがあります。
同じ用途のものが何個あるか。
それぞれ、どれくらい残っているか。
頭の中で考えているときは、たいてい実際より少なく見積もっています。
床やテーブルに並べると、思いのほかたくさんあります。
私が文房具を全部出したときも、その量にぎょっとしました。
引き出しの奥から、書きかけのボールペンが何本も出てきました。
似たようなペンばかりで、どれも半分以上インクが残っています。
集めて並べるまで、自分が何を持っているのか、まるでわかっていませんでした。
何があるかわかっていないと、同じものをまた買ってしまいます。
私のペンも、家にあることを意識せず、買い足して増えていました。
全体を把握できると、もうダブって買わずにすみます。
全部出すと聞くと、大変そうに感じるかもしれません。
でも1ジャンルなら、15分から20分もあれば終わります。
タイマーをかけて、その時間だけ集めることに集中してください。
途中で引き出しの掃除を始めたり、別のものを気にしたりすると、いつまでも終わりません。
たとえば、今日はコスメだけ、と決めて全部出すところから始めてください。
行き先は3つ:使い切る・譲る・手放す
並べたら、その場でひとつずつ行き先を決めます。
ここが、いちばん大切なポイントです。
行き先は3つだけです。
使い切る、譲る、手放す。
迷ったら、この3つのどこに送るかを考えてください。
気をつけてほしいのは、4つ目の山を作らないことです。
迷ったものを、とりあえずよけておく山。
これを作ると、たいていそのまま元の場所に戻ります。
時間をおいても、迷いが消えるわけではありません。
どんなに迷っても、その場で3つのどれかに入れてください。もともと、使わずに放置していたものばかりです。山を間違えたとしても、大きな問題にはなりません。
使い切るカテゴリーに入れるのは、最後まで使うと決めたものです。
判断の基準は、いつ使うかを今この場で決められるかどうか。
明日から毎朝使う、と決められるなら残します。
いつか使う、としか言えないものは、たいてい使いません。
譲るカテゴリーは、きれいで未使用に近いけれど、自分はもう使わないものです。
香りが好みでなかった石けんや未開封のクリームなどは、寄付センターや使ってくれる人に回します。
人にあげるのは気がひける、と感じるかもしれません。
ですが、自分に合わなかっただけで、きれいなものなら喜んで使ってくれる人がいます。
手放すカテゴリーは、古いもの、期限切れのもの、人に譲るには気がひけるものです。
高かった化粧品や、ほとんど手をつけなかった教材を捨てるのは、つらいと思います。
買うことにした判断がまちがっていたと、認めることになるからです。
ですが、長年放置しているなら、そのままにしておいても使うようになるわけではありません。
今日手放すと、スペースが空きます。
私も、買ったきり進まなかった教材を、ずいぶん長く残していました。
いつか暇になったらやろうと思っていたのですが、その日は来ませんでした。
思い切って手放したら、棚も気持ちも軽くなりました。
3つに分け終わったら、その日のうちに動かしてください。
譲るものは袋にまとめて玄関へ、手放すものはそのままゴミ袋へ入れます。
並べたままにすると、せっかく分けたものがまた家の中に散らばってしまいます。
使い切ると決めたものは、最前列に
使い切ることにしたものは、使う仕組みを整えましょう。
仕組みといっても、難しいことはしません。
毎日目に入る場所、手の届く手前の位置に出しておくだけです。
そのうえで、まずはどれかひとつを空にすると決めます。
しまい込むと、使うつもりでも、また使いかけのまま眠ってしまいます。
私も、あまり使っていないものに気づいたら、手前に出します。
たとえば、スパイスなら、今週中に使い切ると決めて、いちばん出番の多い塩とコショウの隣に置きます。
塩を使ったら、そのスパイスもセットで使う。
これだけで、ちゃんと減っていきます。
使い切るための細かいワザは、別の記事でくわしく書いています。
行き先を決めたあと、減らし方に迷ったらそちらものぞいてみてください。
新しい使いかけを作らないルール
使いかけのものを片づけたら、最後にやることがあります。
これ以上、新しい使いかけを作らないことです。
ここをしっかり実践しないと、また同じことを繰り返してしまいます。
使いかけが増えてしまうのは、買い方のクセや心理的な理由が関係しています。
たとえばこんなことをしていませんか?
・まとめ買いでストックを抱える。
・新商品が出るたびに、前のものが残っているのに手を伸ばす。
・用途別、気分別に少しずつ増やす。
・そもそも、何がどれだけ残っているか把握していない。
たまったものを捨てられない心理もあります。
・もったいない。
・いつか使うかもしれない。
・決めるのが面倒で、判断を先延ばしにする。
いくら使いかけのアイテムを捨てても、買い方や考え方を変えないかぎり、また元に戻ってしまいます。
⇒使わないものを買ってしまうのはなぜ?死蔵品が生まれるまでの5つのステップ
使いかけを増やさないコツ
中途半端に使ったアイテムを増やさないコツは3つあります。
・今あるものを使い切るまで、次のものを買わない。
・ストックを基本的に持たない。
・買うときは、必要量より少なめにしておく。
私は今、どの消耗品も、必要だろうと思う量より1割か2割少なめに持つようにしています。
そのおかげで使いかけができなくなりました。
足りなくなったらそのタイミングで買えばいいので、困ることもありません。
スペースに余白があるから、持っているものの把握も簡単です。
少なめに持つ秘訣は、買いものの前に立ち止まること。
これは本当に今いるだろうか、と考えてください。
本当に必要なものを買うことが、次の使いかけを生まないいちばんのポイントです。
⇒片づけても増えるのはなぜ? ものが増える7つの入口とふさぎ方
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中途半端に持っているものを片づけることをおすすめしました。
使いかけを作らない暮らしは、自分で選んだものを最後まで大事に使う暮らしです。
買ったものをちゃんと使うのはとても気持ちがいいですよ。
今夜、コスメや文房具などターゲットを決めて、出してみてください。
あとは3つに分けて、さくさく進めるだけ。使いかけのないすっきりした部屋を目指しましょう。














































