夏のボーナスはものを増やす機会にしない。後悔しないお金の使い道

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そろそろ夏のボーナスの時期です。

まとまったお金が入ると、つい気が大きくなって、勢いで買いものをしてしまう。

あとでカードの明細を見て、青ざめる。

毎年そんな失敗をしている人もいるかもしれません。

どうしたらそんな失敗を防げるか?

今回は、先にちゃんと使い道を考えておくというシンプルな方法を提案しますね。

ボーナスが手元に残らない、よくある失敗

ボーナスが毎年残らない多くの人は同じ失敗をしています。

受け取ってから、何に使おうか考えているのです。

たとえば、30代会社員のAさん。

毎年、夏のボーナスでブランド品をひとつ買うのが恒例になっています。

買った直後は満足しても、数回使っただけでクローゼットの肥やしになり、翌年もその繰り返し。

購入計画がないと、こんな買い方になりやすいのです。

ほかにも、こんな失敗をよく見かけます。

・型落ちが気になって大型家電を買い替えたものの、使いこなせず持て余す

・予算を決めないまま豪華な旅行を計画し、翌月の家計が苦しくなる

・自分へのごほうびと称して服やコスメをまとめ買いし、結局ほとんど出番がない

どれも、大金を前にして、その場の気分で使い方を決めるせいです。

まとまったお金を見ると、人は気が大きくなり、いつもより使いすぎてしまいます。

普段なら迷うものも、臨時収入だからと財布のひもがゆるむのです。

もらう前にお金の使い道をしっかり決めておけば、衝動買いしなくてすみます。

⇒お金が自然と貯まる。ミニマリストが手放した7つの消費習慣

まずは借金返済。残りは3つの枠に分ける

支給額がだいたいわかった時点で、使い道を紙に書き出してしまいましょう。

私のおすすめの使い道を紹介しますね。

最初にやってほしいのは、借金の返済です。

クレジットカードの分割払いやリボ払いの残高があるなら、まずそこに回してください。

カードでした買いものは借金をしている感覚が薄いかもしれません。しかし、利息の支払い額が大きいです。早く返してしまうに越したことはありません。

新しい何かを買う満足感はありませんが、毎月じわじわ出ていく利息が止まれば、家計を大きく助けてくれます。

借金を片づけたら、残りを3つに分けます。

生活を守るお金、自分を楽しませるお金、誰かを応援するお金です。

それぞれに上限を決めましょう。

生活を守るお金は、急な出費に備える現金のクッションと、いずれ必要になる出費に備える積み立てに回します。

車検、家電の買い替え、医療費など、いつか必ず来る出費です。

先に取り分けておくと、そのときになって慌てません。

自分を楽しませるお金は、上限つきのごほうび枠です。

枠の中でなら、好きに使ってかまいません。私ならいつもは買わないちょっといいハーブティーを買います。

ただし、買う前にひとつだけ自問してください。

半年後の自分は、これを買ってよかったと思うだろうか。

喜びが長続きする消費を目指します。

一度使って終わりのものより、繰り返し使えるものや、じわじわ効いてくる経験の方が、同じ金額でも満足が大きいです。

誰かを応援するお金は、たとえば、寄付です。

大きな金額である必要はありません。

誰かのためにお金を使うのはうれしいことです。

今年は毎月末に自動で寄付していますが、臨時でお金が入ったら、単発で寄付します。

手元からお金が出ていくのに、不思議と気持ちが満たされます。

私はフリーランスなのでボーナスはありません。ですが、まとまったお金が入ったときの使い方はだいたい決めています。

まず、生活費の半年分を上限に現金(すぐにおろせるお金)のクッションを厚くします。残りは、すぐにはおろせない貯金へ回します。

⇒貯金ゼロから始める人へ。数字が苦手でも、お金が残る5つの習慣

ものを増やすより、健康や経験に投資する

同じ金額を使うなら、ものを買うより、暮らしのベースを整えることに回したほうが、満足度が高いです。

ものを買った喜びは、たいてい一瞬です。

買う前や手に入れた瞬間はうれしくても、その高揚感はわりとすぐに消えます。

一方、健康や学び、経験に使ったお金は、後の生活に少しずつ効いてきます。

たとえば、健康維持にお金を使うのはどうでしょうか。

気になっている歯を治す、人間ドックを受けるなど。

こうした消費は地味で、服やバッグを買うような高揚感はないかもしれません。

ですが、後になって大きな不調や出費を防いでくれます。

私は、貯金が結局歯医者代になることがよくあります。

最初は、ああまた貯金が減ってしまうと暗い気持ちになります。けれど、生活費を削らなくていいので、余計なストレスを抱えなくて済みます。

学びや経験にお金を使うのも、同じように生活を豊かにします。

視野が広がり、スキルを身につける。

どれも、後々、何度も使うことができます。

ボーナスの時期は、ずっと迷っていた講座や、行きそびれていた旅に踏み切るいい機会でもあります。

ものは置き場所が必要だし、いつかは手放すことになります。ですが、身についた知識や記憶の中にある景色は、邪魔になりません。

⇒その買い物、半年後の自分は喜びますか?~もっと意図的に買う練習

⇒臨時収入の使い道に迷うあなたへ。幸せになれるお金の使い方、9通り

最初からボーナスはないものとして暮らす

最後に、ボーナスを生活費の前提にしない、という考え方をお伝えします。

ボーナスを毎年必ずあるものとして生活設計に組み込むと、出なかったり額が減ったりしたときに家計がぐらつきます。

ローンの返済や固定費を、ボーナス払い前提で膨らませないようにしましす。

家電や車のローンにボーナス払いを組み込むと、支給額が減った年に、一気に家計が苦しくなります。

仮にローンの返済に回すとしても、ボーナスが出てから考えてください。普段は、月々の収入だけで回せる範囲に固定費を抑えておくほうが安全です。

ボーナスは、月々の暮らしの上に乗ってくる臨時収入だと考えましょう。

私が暮らすカナダでは、夏や冬にボーナスが必ず出るわけではありません。ボーナスはあくまで、会社が儲かったときにもらえるプラスアルファのお金。

そのため、年収を12で割った月給ベースで家計を考える人が多いです。

あなたも、ボーナスはないものと考えてもいいかもしれません。

私も、多く入った月はひたすら貯金しています。

臨時に入ったお金は、普段の生活費とは別の場所に置いておくと、精神的にも安定すると思います。

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ボーナスをうまく使う考え方をお伝えしました。

受け取ってから使い道を考えると、勢いにまかせてその場限りの満足にお金が流れがちです。

入る前に使い道を決めてしまえば、同じお金でも有意義に使うことができます。

綿密な計画を立てる必要はなく、まず借金を返し、残りを生活の保全・楽しみ・人のための3つに分ける。これをやってみてください。

納得のいくお金の使い方をして、気持ちのいい夏にしましょう。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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