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ミニマリスト的冷えとりの方法をお伝えします。
きのう、きょうと、東京は真冬の寒さのようですね。冷え性の人はお困りだと思います。
冬場なら、からだの冷えをとるために、靴下をたくさん重ね履きして、冷えとりガールをきどるのもいいでしょう。ですが、寒暖のはげしい春にそれをすると、日中暑くなりすぎる恐れも。
そんなことをしなくても冷えを解消できる方法があります。まず冷えの正体から説明しますね。
そもそも「冷え」とは?
おもに血行が悪いため、からだの末端まで血が行き渡らず、周囲はそこまで寒くないのに、「手足が冷たい」という症状が「冷え」です。
病気ではなく、体質と考えられています。
冷えを改善するためには、血行をよくすることが大切です。
ただし、貧血や、糖尿病など、病気のせいで血行が悪いと考えられる場合は、まずはその病気の治療をします。
血行をよくする方法
4つあります。
1. 運動する
2. 食事で改善
3. お風呂の入り方を一工夫
4. その他もろもろ
1つずつ説明しますね。
1. 運動して血行をよくする
冷え性の原因は血行が悪いことですから、運動をして、血行をよくすればよいのです。
寒い日に校庭でおしくらまんじゅうすると温かくなります。朝、起き抜けにその場マラソンをすれば、ぽかぽかしてきます。
運動すると温まるのは、血行がよくなるからです。ふだん運動習慣のない方は、少しでいいので、何か軽い運動を継続してやるようにしてください。
お金をかけず、簡単にできる運動はこちらに書いています。
⇒簡単に運動不足を解消、家でできてお金もかからずダイエットにも効果的な運動3つ
2. 食事で体の中からあたためる
1).からだを温める食べものを摂取
寒い地方でとれる食品は、からだを温めるといいます。たとえば根野菜。
筆子は相当寒い場所に住んでいますが、根野菜はにんじん、エシャロット、じゃがいも、さつまいも(日本のさつまいもより水っぽくてほくほくしていない)、しょうが、にんにく、玉ねぎぐらいしかありません。
カブもありますがマイナーです。レンコンやゴボウは一般スーパーには置いてありません。
この中でよく利用するのはしょうがです。
しょうがはもともと好きなので、グリーンスムージーに混ぜたり、生姜ドリンクを作ることも。
アロマテラピーでもジンジャーの精油を使っています。以前、紅茶をよく飲んでいたときは、スライスして乾燥させたショウガを一緒に抽出させて飲んでました。おいしいですね。とうがらしも冷えを改善します。
2). ビタミンEが多く含まれる食品をとる
ビタミンEは血行をよくします。油や種、魚の卵にたくさん含まれています。筆子は、ナッツ(アーモンド)、ほうれん草で摂取。胡麻やヘンプシードにも含まれています。
『絹こし胡麻』でゴマの栄養を100%吸収したら、カロリーも取り過ぎていた
ビタミンEをとりたいときは、ビタミンEの吸収を助ける、βカロチン(緑黄色野菜に多い)やビタミンC(緑黄色野菜、ローズヒップ、柿の葉茶、レモン、みかんなど)も一緒にとりましょう。
筆子は、ビタミンCは柿の葉茶でとっていますよ。
柿の葉茶のこと⇒柿の葉茶はここがすごい、ビタミンC効果で美容と健康の救世主
※注意:健康法によってからだを温める食べ物が違います。
一般に「生野菜は体を冷やすからよくない」と言われてます。ですが、筆子が参考にしている西式甲田療法は「生菜食のほうがよい」と言っています。
関連⇒床にじかにシーツをひいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
陰性体質の人が生菜食を始めると、最初はからだが冷えます。そこをがまんして続けていると半年ほどで陽性体質に変わるのだそうです。
というのも、これまで眠っていた冷えへの抵抗力が活性化されるから。
現代人はからだを甘やかして、もともと備わっているパワーを封じこめていますから、ありうる話です。
これは肌断食と同じ考え方です。
肌断食のこと⇒ミニマリストの私が使っているたった1つの化粧品
3. お風呂は冷たい水でしめる
冷え性には半身浴がいいといいます。確かに温まりますが、湯冷めします。
お風呂からでるとき、冷たい水をかけると、からだを温めることができます。
冷水をかけると、お湯で拡張していた血管が収縮するので、あたたかさを閉じ込めることができるのです。
もちろん水をかけると、そのときは寒いのですが、あとからぽかぽかしてきます(冷水シャワーで体験済み)。
西式甲田療法では、『温冷浴』という温水と冷水に交互に入浴する健康法をすすめています。
温浴のときは、体液がアルカリ性、冷浴のときは体液が酸性になるため、温冷浴をすることによって体液を中性にして自律神経のバランスを整えるのです。
昔、しもやけの治療で、お湯と水に交互に手をつっこみませんでしたか? これと同じでしょうね。
「冷水かけ」ですが、いきなり冷たい水をかけず、足元から、ぬるま湯をちょろちょろかけることから慣らしていくといいと思います。
真冬にあまり冷水をかけたくないと思うので、だんだん暖かくなっていく今ごろから、冷水かけのトレーニングをして慣れておくといいでしょう。
冷水シャワーは浴槽にも冷水がかかり、バスルームの温度が下がりますので、カビも発生しにくくなります。
☆ショウガ(ジンジャー)の精油を使って温まる方法⇒冷え症と花粉症の解消に、ジンジャー(ショウガ)のエッセンシャルオイルが効果を発揮
4.その他もろもろの方法
手足のマッサージ、天然繊維を身につける、五本指靴下をはく、といった方法もあります。
ジャンクフードを食べるのをやめ、良質の睡眠をとり、健康的な生活を心がければ自然に血行がよくなっていくでしょう。
家そのものを暖かくする方法⇒暖房を使わずに室内を暖かくする7つの方法
室内で暖かく過ごす方法⇒暖房なし。寒い冬に暖かく過ごす5つの方法
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物を持たない暮しを目指している人は、靴下の重ね履きはNGです。
靴下の数が増えてしまいますから。
靴下を買う手間やお金、収納、洗濯などの管理と靴下をはく行為に費やすエネルギーと時間。
これらを考え合わせると、シンプルライフを目指すなら、大量の靴下の重ね履きするのは、最後の手段とするべきでしょう。
誰もが持っている基本的なリソースは「自分の体」。
ミニマリストは、少しの物しか持たないので、この「自分の体」を最大限に活かせるように心がけるべきではないでしょうか?
つまり、できるだけ健康になるようにするのです。
そのせいかどうか、シンプルライフを目指す人は、ランニングしている人が多いですね。きょうご紹介したことを試してみて、それでもだめだったら、「物に頼る」というふうにするのがミニマリスト的だと思います。