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お金を使いすぎない方法に続いて、きょうは体重を増やさない工夫です。
「クリスマスからお正月にかけてすごく太ったわ~」と後悔することがないように、今から、思考や習慣を変えておくのです。
まあ、多少太っても、日常の生活に戻れば、増えた分は戻ると思います。
ですが、食べすぎて気持ちが悪くなるのは、未然に防いだほうがいいですよね。
それは、いらない物をたくさん買いすぎて、家の中を機能不全にしてしまうのと同じようなことです。最初からそうならないようにしておいたほうが自分のためです。
さらに、お金や時間、心のエネルギーの節約にもなります。
1.動く
できるだけ身体を動かすことを意識して、実際に動きます。
「運動したってやせない」と人は言います。まあ、そうかもしれません。食べた分のカロリーを消費するには、相当身体を動かす必要があるでしょう。
しかし、この記事の目的は、体重増加を防ぐことなので、動くのは有効です。
考えてもみてください。ソファに座ってずーっとテレビやDVDを見ているとき、自分のそばにあるものを。
もらい物のチョコレートや、コンビニで買ってきたスナック菓子がすぐ手の届くところにあるのではないでしょうか? 手近にあれば、無意識に食べてしまいます。
きのう、夫がハロウインのお菓子を買ってきたことを書きましたが⇒出費がかさむ冬場にお金を使いすぎないための4つの準備。
あのお菓子、ハロウィンが終わったら、夫は夜、テレビを見ながら、1週間以内に消費すると思います。
そうです。いつも、テレビを見ながら、ソファの上でポリポリ食べているのです。
現代人は、スマホやSNSにより、常に気が散っています。集中できなくなっています。
ソーシャルメディアはやめなさい:カル・ニューポート(TED)
テレビを見ていても、簡単に気がそがれるのではないでしょうか。テレビを見ながらスマホをチェックする人もいるぐらいです。
DVDを見ていても、ふっと手持ちぶさたになり、そのへんにあるお菓子を食べ始めて止まらなくなることは十分ありえます。
さすがに、運動しながらお菓子を食べる人はいないので、いつもならテレビを見てしまうその時間の25%ぐらいは、身体を動かす娯楽にあてるといいです。
たとえば、家族で散歩するとか。
もし、運動習慣が全くないなら、今から、ウォーキングなどを始めるといいですよ。
ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
ひとり暮らしの人は、いくらでも運動ができますから、いろいろ工夫してください。
2.食べすぎない
食べすぎなければ気持ち悪くなりません。
食べすぎないために一番おすすめなのは、マインドフルイーティングです。マインドフルイーティングとは、食べていることに意識を向けることです。
意識的に食事するマインドフルイーティングの始め方:脂肪の断捨離(5)
自分が、今、何を食べているか、食べ物をしっかり確認しつつ、口に運んで味わいます。
ゆっくり、よくかんで食べるのも効果的です。
もちろん、気が散るものは撤去します。仕事をしながらなんて言語道断ですし、テレビやスマホはスイッチを切って、視界の外に置きます。
喫茶店では、本や雑誌を見ながら食べている人がいますが、もちろんこれはマインドフルイーティングではありません。
マインドフルイーティングは口で言うほど簡単ではないかもしれませんね。ふだんテレビを見ながら食事をする人、多いですから。
ですが、やってみるとひじょうに気持ちが落ち着くので、ぜひ試してください。
ダイニングテーブル以外のところで、ものを食べる習慣がある人は、「ものを食べるのはダイニングテーブルでのみ」と決めるといいと思います。
パーティや会食で食べすぎない方法は過去記事に書いています。
誰も教えてくれなかった年末年始の食べ過ぎを防止する効果的な方法
3.おやつの食べ方に注意する
身体に負担のかからないおやつの食べ方をします。
休みになると、1日中、おやつを食べて、気分が悪くなることがあります。おなかがすいていないのに、なんとなく食べてしまうからです。
今のうちから、賢くおやつを食べる練習をするといいでしょう。
たとえば、
・間食しない
おすすめは、全く間食しないことですが、これはハードルが高いかもしれません。特に、年末年始は。
・ヘルシーなおやつを食べる
ジャンクなおやつを食べず、身体によいものを食べます。
ヘルシーなものとは、加工食品ではなく、リアルフードです。フルーツ、野菜、ナッツ、種(たね、シード)。こんなものを選んでください。
チア、それともヘンプ?健康にいい6つのシード(たね類)とその効用
ジャンクなおやつを食べないほうがいい理由⇒砂糖を食べると脳内で起きること(TED)
やむおえず加工食品のおやつを食べるときも、できるだけ、砂糖の入っていないもの、身体によくない油脂の使われていないものを選びます。
ジャンクなスナックは、食べだすと止まらないように作られていますから、手を出さない方がいいです。
4.ストレスをためない
ストレスが多いと何か口に放り込みたくなるので、ストレスをためないようにします。
私は、ずっとナッツを食べすぎないように気をつけていますが、忙しくてストレスが多くなると、「まあ、いいや、私はこんなにがんばっているんだし、ナッツぐらい食べてもばちはあたるまい」と思ってむしゃむしゃ食べてしまいます。
そういう人、多いんじゃないでしょうか?
食べることでストレスを解消するのは、あまりに簡単なので、ついついやってしまうのです。
そこで、自分で防げるストレスの元は、未然にふせいでください。
なんでも早め、早めにやっておくと、ギリギリにあせって行うストレスを防ぐことができます。たとえば、早めに年賀状を書いておくとか。
いまからまめに断捨離をしておけば、大掃除が楽になります。
何ごとも後回しにしないで、早めに着手すれば、気持ちの余裕ができます。
5.睡眠を確保する
睡眠不足だと、代謝機能が衰えるので、太りやすくなります。
そのメカニズムはこちらに⇒見逃しがちな睡眠の7つのメリット。若さを保ちたいなら夜はしっかり寝よう
さらに、体調は悪くなるし、昼間のパフォーマンスは落ちるし、ストレスも増えます。
いいことは1つもありません。
冬休みになると、生活が乱れがちですが、睡眠時間は確保してください。
なかには、6時間未満の睡眠で大丈夫な、ショートスリーパーと呼ばれる人もいますが、そういう人はごくまれです。
6.調理中の注意
冬休みは特別なごちそうを作る機会が多いものです。このとき、太り過ぎない調理法を心がけてください。
すなわち
・ひんぱんに味見しない
・そもそも、高カロリーのものを作らない
・量を作りすぎない
この3つを心がけます。
味見しただけで、おなかがいっぱいになっているとしたら、味見しすぎです。味見は必要最低限にしましょう。
味見しすぎないために、おなかがすいているときは調理しないほうがいいです。
おなかがすいてすいて、どうしようもないときに料理するしかなかったら、事前にヘルシーなおやつを食べておくといいでしょう。
また、高カロリーのものを作らなければ、味見によるダメージを防ぐことができます。
さらに、作りすぎないことも重要です。ごちそうが余っていると、主婦は、「もったいないから食べちゃおう」と余分な分を自分で消費しがちです。たとえ、おなかがすいていなくても。
7.誘惑は取り除く
食べることをいざなう誘惑を取り除いておきます。
たとえば、
・食べきれないほど、お菓子をもらってしまったら、すぐに、大部分をよそにまわす
友だちや家族にあげる、近所の人におすそわけする、会社に持っていく。
・自分が食べる分は、目に見えないところにしまっておく
おやつの時間が来たら、食べる分だけ取り出し、器にもってマインドフルイーティングをする
・食品を買いすぎない、作りすぎない
・行かなくてもいいパーティや会食には行かない(ノーと言う)
・おみやげに食品を持っていくときは、極力ヘルシーなものにする(訪問先で、一緒に食べる可能性もあります)
このぐらいでしょうか。
家の中になければ、食べたくても食べられないので、家の中に置かないのが一番いいとです。とはいえ、年末年始はごちそうが身近にあるから、目に見えないところにおくのがいいですね。
職場にもお菓子があふれるかもしれませんが、食堂や給湯室の棚にしまいこむのがいいでしょう。
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冬休みの体重増加を防ぐ方法を7つにまとめました。
日本ではハロウインのときに、お菓子があふれることはないでしょうが、私のまわりにはあふれます。
砂糖をやめる前は、私もハロウインで余ったお菓子をよく食べていました。「食べる必要なかったなあ」と今になって思います。