重箱

断捨離テクニック

年末年始の休みが終わったら捨てたいもの:プチ断捨離(36)

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プチ断捨離シリーズでは、不用品を捨てる発想がない人を、捨てられる人に変える、ハードルの低い片付けを提案しています。

きょうは、年末年始の休みが終わったあと、つまりホリデーシーズンが終わったあとに、捨てるのにふさわしいアイテムを6つ紹介します。

年末に大掃除をしきれなかった感がある方も、この機会に捨ててみてください。

1.明らかなゴミ

どんなときも真正ゴミは、一番捨てやすいものです。

休み疲れで、頭がどんよりしていたら、ゴミを見つけて、捨てることから始めるといいでしょう。

この時期、よくあるゴミは、さまざまな包装資材です。

自分が買ったものについてきた、パッケージや包装紙、ショップの袋、贈答品についてきた、箱、ラッピング資材、紙袋、タグ。

クリスマスカードやお年玉が入っていた封筒やぽち袋、こんな物を捨ててください。

再利用しようと思わないほうがいいです⇒リサイクルの落とし穴、再利用願望がシンプルライフを遠ざける理由とは?

何年も前から、私は手紙をもらったら、封筒だけは、その場ですぐに捨てています。

封筒に書かれた住所をとっておきたい、と思ったら、その部分だけ切り取ってアドレス帳に貼り、ほかは捨てます。

切り取るのがめんどくさい人は、スマホで写真を撮っておくとよいでしょう。

手紙で本当に必要なのは、中身だけです。封筒を即捨てするようになってから、家の中の紙ゴミは確実に減りました。

包装資材を捨てたら、お菓子に代表される食品の包み紙も、さっさと捨ててください。

運搬する都合上、本体にくっついてきただけの物は、即捨てする、というくせをつけると、掃除も楽になります。





2.もういらない季節商品

ホリデーシーズンに使うだけの物を見直して、もう来年は使わないな、と思うものを捨てます。

たとえば、クリスマスツリー(人工のもの)やオーナメントです。

お正月用品にも、重箱、特別な食器、何年も持っているけど、全然使わない箸置きなんてのがあるかもしれません。

お正月用品についてはこちらを参照してください⇒松の内がすぎたらすぐに断捨離したい。お正月用品の処分の仕方

また、フェリシモ(ハイセンス)の話で恐縮ですが、確か、フェリシモで、おまけとして、立派な箸袋をもらった記憶があります(うろ覚えなので、違っていたらすみません)。

お祝いの席にふさわしい、水引がついた立派な箸袋で、中にも、長めの中国の人が使うような箸が入っていました。

この箸袋を半ダースほど持っていたのですが、全く使う機会がありませんでした。

この手のものが、「もういらない季節商品」の代表です。

実家で片付けていたときに気づきましたが、日本は本当に、おまけや景品をもらうことが多い社会です。きれいな特別の時ようの、コースターや皿を1つだけ、もらったりします。

一人暮らしならすぐに使えます。が、食卓小物や食器は複数ないと使いにくいものです。

おまけでもらって、きれいだから、ずっと取っておいた季節商品。特別の時用の何かだけど、やはり使わない物。こうした物はガラクタなので、この機会に処分してください。

3.使わないギフト

年末年始はもらい物が多い時期です。いらないと思ったのに、はからずも、もらってしまった物は、なるべく早く処理します。

すなわち

● 自分で使うと決め、早速、使い始める。すぐに使えないなら、使う時を決め、スケジュール帳に書く

● 自分は使わないから、ほかの人にゆずる(個人的にあげる、寄付する)

● 売る、または売る準備をする(フリマ、オークション)

● 思い切って捨てる

そのまま使わずに放置していると、ガラクタになります。しかも、長く持てば持つほど、捨てにくくなります。

不用品の処分の仕方⇒上手な不用品の処分の方法~譲る、売る、捨てる

4.新しい物が入ったせいでいらなくなった物

すでにたくさん物があるところに、プレゼントで新しい物をもらったり、自分で買ったりすると、ダブリや余剰品が出ます。

こうした物を捨ててください。

ふだんの片付けでは、ワン・イン・ワン・アウト(One in one out、1つ家に入ったら、1つ捨てる)という方法をおすすめしていますが、ここは思い切って、ワン・イン・ツー・アウトか、スリー・アウトをやってみると、部屋のスッキリ度があがります。

特に、子供のグッズが狙い目です。

新しい絵本を2冊もらったら、もう読まない、年齢的にも合わない絵本を4冊捨てる、新しいぬいぐるみを3つもらったら、ぬいぐるみや人形、マスコットを6つ処分する、という具合です。

大人の場合は、服飾小物の断捨離に活用できます。

クリスマスは、アクセサリーや、マフラー、スカーフ、手袋など、身につけるものをもらうことが多いもの。

こうした小物は、何もしないと、限りなく増殖します。本当に使う物だけを残し、使わない物はどんどん捨てましょう。

私も、以前、マフラーをたくさん持っていましたが、結局使わないので、かなり断捨離しました。

最近、日本は、冬でもそんなに寒くないから防寒小物ばかりいらないし、いつも車で移動する人は、マフラーなんかはあまり使わないものです。

どんなにきれいで、まだ新品同様だと思っても、自分が使わなかったら、家に置いておく価値のないものです。

「まだ使えるものを捨てるなんてもったいない」という声を聞きますが、実際に使わなかったら、それが使えるか、使えないか、なんてことは関係ありません。

価格と価値の違いについて⇒価格と価値の違いを知れば、余計な物も浪費も減る

それがガラクタかどうか、判断できない人は、こちらをどうぞ⇒捨てるものがわからない時に使ってほしい、物の価値を見極める10の質問リスト。

5.冷蔵庫とパントリーにどっさり入っている食べ物

年末年始は食べ物もだぶつきます。

本当にこれからも食べる気がある残り物は、そのまま残しておいてもいいのですが、食べる気がないもの、家族の誰も手をつけないものは、そろそろ処分を考える時期が来ています。

ギフトとしてもらった飲食物も見直してください。処分の仕方は、3番に書いたギフトの処分方法と同じです。

すなわち、●食べる、●譲る、●売る、●捨てる、この4つ。

「捨てるの、もったいないから」と思って、食べ過ぎると、太って「健康」というもっとも大事なものをないがしろにすることになるし、

「いつか誰かがそのうち食べるだろう」と、処分を先延ばしすると、腐ってしまい、よけいな罪悪感をかかえることになるし、

「とりあえず冷凍しておこう」と、フリーザーに突っ込むことも、始末を後回しにすることを選んでいるだけです。

嫌いなものを無理に食べるのも楽しくありません。

ここは、きっちり、要不要の判断をして、自分の家で、消費できないものは家の外に出すようにしましょう。

「なんとかして食べる」という選択をした場合は、しばらくの間は新しい食べ物を買うペースを落としてください。

パントリーチャレンジがおすすめ⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法

6.古いカレンダー、手帳、クリスマスカードなど

去年のカレンダーが、万が一、残っていたら、不用なので捨てます。

手帳や日記帳も、残す年数を決めて、古いものを順繰りに捨てておくといいでしょう。

現在私は過去5年分のスケジュール帳を残しています。多すぎる気もしますが、あとで参照することが多いので持っております。

このブログに昔のエピソードを書くときは、たいていスケジュール帳を見て、確認しています。

私のような事情がない人は、使い終わったら、さっさと捨ててもいいかもしれません。

日記帳は、現行のもの(10年日記)だけを持っています⇒日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています

クリスマスカードや年賀状も、残す年数を決めて、システマチックに捨てていくと、引き出しの中が、古いカードでいっぱいになることもありません。

もっとプチ断捨離の記事を読みたい方はこちらをどうぞ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。

******

今回は、ホリデーシーズンが終わった、いまの時期に、捨てたほうがいいものを6種類紹介しました。

年末年始は、「晴れの日」であり、祭りが続くシーズン。祭りのあとは、片付けがつきものです。

ここでちょっとがんばって片付けておくと、次の祭りの準備が楽になります。





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