重箱

断捨離テクニック

最終更新日: 2019.01.10

年末年始の休みが終わったら捨てたいもの:プチ断捨離(36)

ページに広告が含まれる場合があります。

 

プチ断捨離シリーズでは、不用品を捨てる発想がない人を、捨てられる人に変える、ハードルの低い片付けを提案しています。

きょうは、年末年始の休みが終わったあと、つまりホリデーシーズンが終わったあとに、捨てるのにふさわしいアイテムを6つ紹介します。

年末に大掃除をしきれなかった感がある方も、この機会に捨ててみてください。



1.明らかなゴミ

どんなときも真正ゴミは、一番捨てやすいものです。

休み疲れで、頭がどんよりしていたら、ゴミを見つけて、捨てることから始めるといいでしょう。

この時期、よくあるゴミは、さまざまな包装資材です。

自分が買ったものについてきた、パッケージや包装紙、ショップの袋、贈答品についてきた、箱、ラッピング資材、紙袋、タグ。

クリスマスカードやお年玉が入っていた封筒やぽち袋、こんな物を捨ててください。

再利用しようと思わないほうがいいです⇒リサイクルの落とし穴、再利用願望がシンプルライフを遠ざける理由とは?

何年も前から、私は手紙をもらったら、封筒だけは、その場ですぐに捨てています。

封筒に書かれた住所をとっておきたい、と思ったら、その部分だけ切り取ってアドレス帳に貼り、ほかは捨てます。

切り取るのがめんどくさい人は、スマホで写真を撮っておくとよいでしょう。

手紙で本当に必要なのは、中身だけです。封筒を即捨てするようになってから、家の中の紙ゴミは確実に減りました。

包装資材を捨てたら、お菓子に代表される食品の包み紙も、さっさと捨ててください。

運搬する都合上、本体にくっついてきただけの物は、即捨てする、というくせをつけると、掃除も楽になります。





2.もういらない季節商品

ホリデーシーズンに使うだけの物を見直して、もう来年は使わないな、と思うものを捨てます。

たとえば、クリスマスツリー(人工のもの)やオーナメントです。

お正月用品にも、重箱、特別な食器、何年も持っているけど、全然使わない箸置きなんてのがあるかもしれません。

お正月用品についてはこちらを参照してください⇒松の内がすぎたらすぐに断捨離したい。お正月用品の処分の仕方

また、フェリシモ(ハイセンス)の話で恐縮ですが、確か、フェリシモで、おまけとして、立派な箸袋をもらった記憶があります(うろ覚えなので、違っていたらすみません)。

お祝いの席にふさわしい、水引がついた立派な箸袋で、中にも、長めの中国の人が使うような箸が入っていました。

この箸袋を半ダースほど持っていたのですが、全く使う機会がありませんでした。

この手のものが、「もういらない季節商品」の代表です。

実家で片付けていたときに気づきましたが、日本は本当に、おまけや景品をもらうことが多い社会です。きれいな特別の時ようの、コースターや皿を1つだけ、もらったりします。

一人暮らしならすぐに使えます。が、食卓小物や食器は複数ないと使いにくいものです。

おまけでもらって、きれいだから、ずっと取っておいた季節商品。特別の時用の何かだけど、やはり使わない物。こうした物はガラクタなので、この機会に処分してください。

3.使わないギフト

年末年始はもらい物が多い時期です。いらないと思ったのに、はからずも、もらってしまった物は、なるべく早く処理します。

すなわち

● 自分で使うと決め、早速、使い始める。すぐに使えないなら、使う時を決め、スケジュール帳に書く

● 自分は使わないから、ほかの人にゆずる(個人的にあげる、寄付する)

● 売る、または売る準備をする(フリマ、オークション)

● 思い切って捨てる

そのまま使わずに放置していると、ガラクタになります。しかも、長く持てば持つほど、捨てにくくなります。

不用品の処分の仕方⇒上手な不用品の処分の方法~譲る、売る、捨てる

4.新しい物が入ったせいでいらなくなった物

すでにたくさん物があるところに、プレゼントで新しい物をもらったり、自分で買ったりすると、ダブリや余剰品が出ます。

こうした物を捨ててください。

ふだんの片付けでは、ワン・イン・ワン・アウト(One in one out、1つ家に入ったら、1つ捨てる)という方法をおすすめしていますが、ここは思い切って、ワン・イン・ツー・アウトか、スリー・アウトをやってみると、部屋のスッキリ度があがります。

特に、子供のグッズが狙い目です。

新しい絵本を2冊もらったら、もう読まない、年齢的にも合わない絵本を4冊捨てる、新しいぬいぐるみを3つもらったら、ぬいぐるみや人形、マスコットを6つ処分する、という具合です。

大人の場合は、服飾小物の断捨離に活用できます。

クリスマスは、アクセサリーや、マフラー、スカーフ、手袋など、身につけるものをもらうことが多いもの。

こうした小物は、何もしないと、限りなく増殖します。本当に使う物だけを残し、使わない物はどんどん捨てましょう。

私も、以前、マフラーをたくさん持っていましたが、結局使わないので、かなり断捨離しました。

最近、日本は、冬でもそんなに寒くないから防寒小物ばかりいらないし、いつも車で移動する人は、マフラーなんかはあまり使わないものです。

どんなにきれいで、まだ新品同様だと思っても、自分が使わなかったら、家に置いておく価値のないものです。

「まだ使えるものを捨てるなんてもったいない」という声を聞きますが、実際に使わなかったら、それが使えるか、使えないか、なんてことは関係ありません。

価格と価値の違いについて⇒価格と価値の違いを知れば、余計な物も浪費も減る

それがガラクタかどうか、判断できない人は、こちらをどうぞ⇒捨てるものがわからない時に使ってほしい、物の価値を見極める10の質問リスト。

5.冷蔵庫とパントリーにどっさり入っている食べ物

年末年始は食べ物もだぶつきます。

本当にこれからも食べる気がある残り物は、そのまま残しておいてもいいのですが、食べる気がないもの、家族の誰も手をつけないものは、そろそろ処分を考える時期が来ています。

ギフトとしてもらった飲食物も見直してください。処分の仕方は、3番に書いたギフトの処分方法と同じです。

すなわち、●食べる、●譲る、●売る、●捨てる、この4つ。

「捨てるの、もったいないから」と思って、食べ過ぎると、太って「健康」というもっとも大事なものをないがしろにすることになるし、

「いつか誰かがそのうち食べるだろう」と、処分を先延ばしすると、腐ってしまい、よけいな罪悪感をかかえることになるし、

「とりあえず冷凍しておこう」と、フリーザーに突っ込むことも、始末を後回しにすることを選んでいるだけです。

嫌いなものを無理に食べるのも楽しくありません。

ここは、きっちり、要不要の判断をして、自分の家で、消費できないものは家の外に出すようにしましょう。

「なんとかして食べる」という選択をした場合は、しばらくの間は新しい食べ物を買うペースを落としてください。

パントリーチャレンジがおすすめ⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法

6.古いカレンダー、手帳、クリスマスカードなど

去年のカレンダーが、万が一、残っていたら、不用なので捨てます。

手帳や日記帳も、残す年数を決めて、古いものを順繰りに捨てておくといいでしょう。

現在私は過去5年分のスケジュール帳を残しています。多すぎる気もしますが、あとで参照することが多いので持っております。

このブログに昔のエピソードを書くときは、たいていスケジュール帳を見て、確認しています。

私のような事情がない人は、使い終わったら、さっさと捨ててもいいかもしれません。

日記帳は、現行のもの(10年日記)だけを持っています⇒日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています

クリスマスカードや年賀状も、残す年数を決めて、システマチックに捨てていくと、引き出しの中が、古いカードでいっぱいになることもありません。

もっとプチ断捨離の記事を読みたい方はこちらをどうぞ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。

******

今回は、ホリデーシーズンが終わった、いまの時期に、捨てたほうがいいものを6種類紹介しました。

年末年始は、「晴れの日」であり、祭りが続くシーズン。祭りのあとは、片付けがつきものです。

ここでちょっとがんばって片付けておくと、次の祭りの準備が楽になります。





リビングルーム暮らしやすさを考えて、リビングルームを片付ける7つのステップ。前のページ

被害者的発想をやめる7つの方法(前編)、悪いのは私じゃない誰かだと思い込みすぎていませんか?次のページ怒ってる人

ピックアップ記事

  1. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。
  2. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  3. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  4. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  5. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

関連記事

  1. 服がたくさん入った引き出し

    断捨離テクニック

    隠している物を捨てるススメ(プチ断捨離44)

    プチ断捨離の記事では、すきま時間にささっと捨てられる小規模な片付けプロ…

  2. 汚部屋について考える人

    断捨離テクニック

    片付け好きになる4つのステップ。汚部屋の脱出は思ったより簡単です。

    ゴミ屋敷や汚部屋、乱雑な部屋を片付ける方法を4つのステップに分けてお伝…

  3. 空き箱

    断捨離テクニック

    空き箱、空きびん、段ボール箱を今すぐ捨てる:取っておきがちだけど捨てたほうがいいもの(3)

    いつもの習慣で、すぐに捨てないもの、だけど、さっさと捨てたほうがいいも…

  4. クローゼット

    ドミニック・ローホー

    こんな服は今が捨て時。年末こそ衣類の断捨離を

    手持ちの服の捨て時をお伝えします。何を着たらいいのか毎日迷うの…

  5. 散らかった部屋

    断捨離テクニック

    ものすごく散らかった部屋を1日で片付ける方法(汚部屋改善)

    この週末、散らかりすぎた部屋を片付けたいと思っている方のために、片付け…

  6. 断捨離

    断捨離テクニック

    どうしても捨てられないあなたに伝えたい。効果的な物の捨て方4つはこれ。

    「もったいない」「めんどくさい」「いつか使うかも」。こんな気持…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,826人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 4人家族
  2. 片付いた机の上
  3. 片付いたリビングルーム
  4. チャレンジする女性
  5. ベッドにスプレーする女性
  6. 目標に向かう旅をする女性
  7. 引っ越しの荷造りをしている女性
  8. 小さなアパート
  9. 引き出しの中の服
  10. パントリーをチェックしている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 眠り
  2. 教科書
  3. キリン
  4. ブラインドのかかった窓
  5. ウエディングケーキ
  6. ダニ相
  7. テーブル
  8. プレゼンをする女性
  9. クローゼットの中のコート
  10. 住宅

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP