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洗濯という家事をミニマムにし、節電、時短家事を実現する方法をお伝えします。
ミニマリスト筆子は服の数は14着、毎日ほぼ着たきり(パーソナルユニフォームとも呼べる)です。
と、ブログに書きましたところ、「服の数が少ないと洗濯の回数が多くなりませんか?」というご質問をいただきました。
その方もシンプルライフをめざしておられるのですが、洗濯の回数が多いのが悩みだそうです。
結論を先に書くと、服が少なくても、工夫次第で洗濯物の量や洗濯の回数を減らすことができます。
いただいたお便りを引用します。
洗濯の回数が多いのに悩んでいるKさまのお便り
我が家では夏は日に3回洗濯をすることも多いのですが、水を使いすぎだな、勿体ないな、と思っています。
我が家の3回と言うのは、まず1回は旦那の仕事の関係で外せないのでそれが1回。
残りは下着、パジャマなど部屋着で1回、外出の際に着た服が1回。となるのですが、持たない暮らしをしていると替えの服がないので洗濯回数が増えるという事はないでしょうか?
その辺の、洗濯の頻度等について、もしお時間があれば教えて頂けたら嬉しいです。
Kさま、お便りありがとうございました。
洗濯機の大きさにもよりますが、毎日3回も洗濯していたら、水はもちろんもったいないですし、電気も使うし、さらに、干したり片付けたりの手間も3倍になってしまって大変ですよね。
特にこれから梅雨になり、洗濯物が乾きにくい時は、なおさら大変かと想像します。ですが、洗濯の回数を減らすことはできます。
まず、私の洗濯状況をお伝えしますね。
私の洗濯の頻度
通常1日に1度です。週末や祝日(クリスマスとか)は休みますし、忙しい日はスキップするので、たまに2,3日に1度ということもあります。
1回の洗濯物の量は少ないので、2,3日に1度やっていれば充分という気もしています。しかし、洗い物や、やることをためるのがあまり好きでないので、ついつい毎日洗ってしまうのです。
私が洗うものは主に夫が出す下着や、衣類、バスタオル(私は使いませんが、娘が使用。これは毎日は洗いません)、フェイスタオル、夫や娘のソックス、たまに自分の衣類です。
娘のシーツや枕カバーを一緒に洗うときは、やや洗濯物が増えます。
娘はベッドを使用⇒ミニマリストにはベッドより布団がおすすめ
私は、ベッドを使っていないので下に敷いている毛布をたまに洗うだけです。木枕なので枕カバーもなし。
私の寝具⇒敷布団もマットレスも断捨離~ミニマリストのふとんはこれだけあればよい
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うちでは、夫が自分で洗濯をすることもあります。彼は自分の判断でタオルやシーツを好きなときに洗っています。頻度は多くないです。
ほっとくと汚部屋になる娘は2週間に1度ぐらい自分で洗濯をしています。ソックスだけ、毎日私が拾って洗濯しています。
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確かに手持ちの服が少ないとまめに洗濯をすることになりますが、私の場合、肌に直接あたるもの以外はそんなに頻繁に洗わないので、洗濯は比較的楽です。この点については、記事の後半で詳しく書きます。
以下に洗濯物の量と洗濯の回数を減らす工夫を書いてみます。
洗濯物の量を減らす方法
すべてのタオルをサイズダウンする
バスタオルではなくスポーツタオル、フェイスタオルなど、かさばらないタオルを使う。同じ理屈で、いつもハンドタオルで顔をふいているのなら、タオルハンカチにする。
関連⇒バスタオルを使わないシンプルライフ~バスタオルがないとこんな問題は一挙に解決
使う寝具をできるだけ少なくする
上記の私の寝具のところを参照願います。
身に付ける下着、洋服を減らす
重ね着ファッションや、冷えとり靴下をたくさんはくのは避けます。そういう意味では、不用な洋服を捨てて、効率のいいワードローブにするのは有用です。
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肌着やTシャツなど小さいものは手洗いする
私は、お風呂に入ったついでにショーツとソックスを手洗いします。またTシャツや台所でつかうリネンのふきんも手洗いしています。
ふきんのこと⇒ワンランク上のふきん、リネンのキッチンクロスの使いやすさの秘密
マット類やトイレカバーなどよけいな布類は極力家の中から排除する
マットがなければ洗う必要はありません。お弁当をふきんで包んだ上に、布のポーチに入れれば、洗濯するものが増えます。
マットのこと⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てるとこんなものが手に入る
カーテンを使わずブラインドにする
うちのキッチンの窓にはカーテンもブラインドもありません。通りに面した窓は、白い布を画鋲で止めているだけ。半年前に引っ越してきて以来、この布はまだ一度も洗濯したことがありませんが、もちろんカーテンに比べて洗いやすいと思われます。
要するに洗濯が必要なものをできるだけ減らし、小さなものはまめに手洗いで対応すれば洗濯物の量は減ります。
次に洗濯そのもの(洗濯機を稼働させること)の回数を減らす方法です。
洗濯の頻度を減らす方法
1度着た服は必ず洗濯しなければならないという思い込みを捨てる
一般の日本人は洗濯をしすぎなので、少し回数を減らしてみます。外出に着た服は、ほこりをブラシではらって、しみなどあったら、布でとんとんと染み抜きし、そのへんに干して汗を乾かして、あと数回着ます。
洗濯をすればするほど衣類が痛みます。私も昔はわりとまめに洗濯をしていたのですが、あるときDCブランドの女性デザイナー(名前を思いだせません)が、衣類の手入れについてのインタビューで、「服を長持ちさせるには、できるだけ洗濯をしないこと」と言っていたのを読み、「はっ!」と開眼したのです。
☆2016/02/01追記:デザイナーの名前は横森美奈子さんでした。詳しくはこちら⇒服の数も、洗濯の回数もぐーんと減らした理由:ミニマリストへの道(49)
タオルやバスタオルは毎日洗わず、しっかり乾かして数日使う
バスタオルは断捨離するのが1番ですが、使うなら、一度の使用で洗わずに、日に干してまた使って、洗濯の頻度を減らします。
寝る前にシャワーをあびるか、お風呂に入る
こうすると、シーツやふとんが汚れにくくなります。
服が汚れそうな家事をするときはエプロンをする
これは、エプロンに汚れてもらい、服はきれいなまま保ち、服の洗濯の頻度を落とすのが目的ですから、両方洗ってしまっては意味がありません。
ちなみに、わたしはエプロンは持っておらず、1番よれたTシャツで対応します。
石けんを使わないタモリ式入浴法に切り替える
筆子は、お風呂などで石けんを使わず、皮膚の常在菌を生かしたままにしています。
以前、湯シャンのところで書きましたが、私は、石けんを使ったり、ボディシャンプーを使うと、肌がもともと持っている常在菌を殺してしまうので、身体がかゆくなったり、臭くなるのだ、と思っています。
よって、ふだんは洗浄剤は何も使っていないのです。こういう生活を始めたら、以前にくらべて、ずっと服が臭わなくなりました。
服が汚れているかどうかの判断は、見た目と匂いでしていますが、鼻でくんくんしても、いつまでたっても臭くなりません。最近は、もうそろそろ洗ったほうがいいかな、というときに洗っています。内側から汚れていなくても、外側からほこりや、光化学スモッグやらが、ついているでしょうから。
この理由から、パジャマは1週間に1度ぐらいしか洗いません。
以上のことを心がければ、洗濯の頻度は減らせるはずです。
石けんなし生活は、多くの人はやりたくないでしょうから(夫も娘もとんでもない、というタイプです)、無理にはおすすめしませんし、一度着ただけの外出着や、パジャマを毎日洗いたければあえて止めません。
そんなに毎日洗う必要はないというのは、あくまで私個人の考えです。
ついでに書くと、私は洗剤もあまり使いたくないのです。しかし、夫は私とは真逆の意見を持っているため、ほんの少しだけ使っています。
以上、参考になれば幸いです。