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本格的に断捨離を始めてから、できるだけ余計な物を買わないようにしています。
どうして「買わない挑戦」をしているのか、今年はどんなものを買ったのかお伝えします。なんと103個も物を買っています。まあ、ほとんど消耗品ですが。
買わない挑戦を始めたきっかけ
2009年に、本格的にシンプルライフの追求を始めたとき、買い物も見直すべきだと感じました。
いくら捨てていても、新たに物を買ってしまっては、物は減りません。
まず、自分がどんなものを買っているのか記録をとることに。現状把握です。
これを3年ぐらいやったと思います。
買ったものだけでなく、母が送ってくれたものや、人からもらったもの、家族が家の中に持ち込んだものも、自分が把握できる限り、全部記録をつけていました。
デジカメで写真撮影し、ブログにのせていました。
物が入るたびにやっていました。
これはけっこう面倒な作業です。
特に娘が学校から持ち帰る紙類や郵便物の記録は、負担が多かったので、3、4ヶ月で写真を撮るのを断念。
ですが、写真を撮って、これは何であるのか、どうして家に入ってきたのか、どうやったら家に入らないようにすることができるのか、こんなことを考えたのはよかったと思います。
結果的に、家に入る紙をかなり減らすことができましたから。
紙類に関して写真を撮ることはそうそうに諦めましたが、自分が買ったものは、今も写真で記録しています。
現状把握をしつつ、次第に物を買わないようにしていきました。買わない習慣を身につけようと思ったのです。
買わない挑戦をする目的
私ができるだけ物を買わないプロジェクトをする目的は6つあります。
1.より意識的に買い物をする人になるため
私がどうでもいいものをたくさん買ってしまったのは、何も考えずにショッピングしていたからです。
無駄遣いばかりして、お金だけでなく、青春も浪費しました。
詳しくこちら⇒自分では気づかない。無駄遣いの根本的な原因とその対策。
もっと意識的に買い物をするために、買い物という行動をゆるく禁止しました。禁止すると、いやでもそのことについてよく考えるようになります。
ダイエットで、甘いおやつを禁止すると、最初はそのおやつのことばかり考えるのと同じです。
2.これ以上資源を無駄にしないため
断捨離をしたとき、かなりたくさんの物を捨てています。これ以上、ゴミを捨てては地球に申し訳ないです。
3.生活技術をあげるため
何か問題が起きたときに、すぐに物を買ってすませてしまうのはまずいと思いました。
専用の調理器具やキッチンツールがなくても、たとえば、包丁をうまく使えば、対応できます。私は料理は苦手ですが、そういう工夫をもっとできる人になりたいのです。
要は、すぐに物に頼って問題を解決するのをやめようと思ったのです。「便利さ」ばかりを追求してきたから、私たちはこんなによけいな物を家に持ち込んでしまって、苦労をしています。
早い、ラク、簡単。そんなことばかり重要視していると経済最優先になり、心が置き去りになります。
4.お金を大事に使う(節約)
お金をもっと大事に使うのも目的の1つです。
本当に必要なもの、自分の人生をよくしてくれるものに使いたいです。
5.すでに持っているものに感謝したい
物を買い始めるときりがありません。人は何かを買うと、もっといいもの、もっと新しいもの、もっときれいなもの、もっと便利なものが次々と欲しくなります。
その理由の1つはディドロ効果です⇒止まらない買い物を止める方法。ディドロ効果のワナを知れ。
ですが、私はもう必要なものは充分持っています。その幸運に感謝できる人間になれたらいいな、と思っております。
6.所持品を減らす
一応ミニマリストなので、不用なものは最初から家に入れたくありません。そのために、買い物をしないのはとても効果的です。
「買わない挑戦」のルール
アメリカのたくさんのミニマリストやシンプリストも、半年や1年と期間を決めて、買い物をしないようにしています。
中には、ずいぶんきびしいルールを敷いている人もいます。
食べ物以外は何も買わない、とか。「365日のシンプルライフ」のペトリもそうですね⇒映画『365日のシンプルライフ』の感想:「物を捨てる」映画ではなく、大切な物を選ぶ話です
私のルールはもっとゆるいです。ルールは1年ごとに改訂していますが、今年のルールはこうなっております。
以下のものは買ってもいいものです。
●食べ物と日用雑貨
食材や歯ブラシなどの日用雑貨は買ってもいいことにしています。ただし、必要な分だけ。
リステリンやトイレットペーパーは夫が買ってきます。私はティッシュやカット綿は使いません。綿棒はたまに使っていますが、洗面所にあるもの(夫か娘が買ってくる)を使っています。
食べ物といっても、やたらと贅沢な嗜好品はNGです。
●下着と靴下の替え
●今着ている服がだめになったときの代替品として買う衣類
ですが、できるだけ服は減らすようにしています。
●今はいてる靴がだめになったときの代替品として買う靴
●贈り物
実はあまりプレゼントは買いませんが、娘と母には誕生日、母の日、敬老の日、クリスマスなどに贈り物を買っています。
●文房具の消耗品(紙とか)
●その他どうしても必要だと思うもの
●仕事に関係のある書籍
できるだけデジタルにしています。
●楽しみのために読む本ちょっぴり
できるだけデジタルにしています。
これ以外のものは極力買わない、というのがルールです。
☆『買わない挑戦』の始め方⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
2016年の上半期に買ったもの103個の内訳
自分のために買って、自分で使っているものをリストアップしました。1月1日から7月12日まで(6月30日でしめるべきですが、あやまって7月初旬に買ったものも入れしまったのでそのままにしています)。
●電子レンジ用容器。楽ちんパック4個セット
主にキヌアとご飯を冷凍するために使うもの。こわれたので買い替え。
なぜこわれるかというと、うちの冷蔵庫の冷凍庫は、棚がないので、何かを取り出すと、容器がごろごろ落ちるのです。
●木のヘラ
20年以上使っていた木べら(実はサラダのサーバースプーン)がすっかりすり減ったので買い替え。
●箸
8年使った箸が突然割れたので買い替え。
●財布
前の財布(5年使用)がくたびれてきたのと、重いので買い替え。もっと長く使いたかったのですが。新しい財布は軽くて快適です。
●ディッシュクロス 2枚
これも買い替えです。私が使っているふきんはこちら⇒ワンランク上のふきん、リネンのキッチンクロスの使いやすさの秘密
●電子書籍 14冊
ちょっと多いのですが、NHKのラジオ講座のテキストも入っています。
●オーディオブック 17冊
Audibleというところで買っています。
●コクヨ統計ノート 2冊
お金の管理に使うために買いました。
●特殊な食べ物
絹こし胡麻(白)⇒『絹こし胡麻』でゴマの栄養を100%吸収したら、カロリーを取り過ぎた
カットわかめ
柿茶⇒柿の葉茶はここがすごい、ビタミンC効果で美容と健康の救世主
●耳栓
●3つ穴パンチ
紙に3つ穴をあけるパンチです。20年前、カナダに来た年にかったパンチが壊れたので買い替え。
●ワイヤレスヘッドホン
ジョギング中にもっと快適にオーディオブックを聞きたくて購入。
しかし、これは失敗でした。1ヶ月ぐらい使いましたが、片耳のイヤーフックがこわれ、耳から落ちるようになったし、充電するのが面倒だし、iPhoneを変えたらいちいちブルートゥースを接続しなければならなくなり、ますます面倒に。
結局、今は使っていません。31ドルと安めのものを買ったのがいけなかったのでしょうか?
これはそのうち断捨離する予定。
●5本指ソックス 5足
使っていたソックスに穴があいたので買い替え。
●歯垢を染め出すタブレット
染め出し液を使って、きっちり歯磨きをしよう、と思ったのですが、手頃な染め出し液が見つからなかったので子供むけのフルーツ味のタブレットを買ってみました。
しかし、2,3度使っただけ。
なぜなら、これを噛むと口の中だけでなく、バスルームのシンクも赤紫に染まるからです。9ドルもしたので、また使うつもりです。
●歯間ブラシ
2,3年前に入れたクラウンがあわなくて、歯のあいだに食品がはさまるので、ものすごく狭い歯間ブラシを買いました。6本で9ドルという高価なお品です。
●エッセンシャルオイル 3本
アロマセラピーに使うもの⇒薬なし生活~薬はすべて断捨離しアロマテラピーで健康管理
ラベンダー2本(容量は10mlと5ml)、スペアミント1本(5ml)。
●コンポジションブック3冊
コンポジションブックとは、北米の大学ノートみたいなものです。モーニングページを書くのに使っていますので、消耗品です。
●ノート 1冊
コンポジションブックとはサイズの違うノートを別の用途のために購入
●映画のDVD
DVDは買ってはいけないものなのですが、これは語学のためにしぶしぶ購入。中古で4ドルでした。
●プリンタのインク、黒とカラーインクカートリッジ
これは必要なのでよしとします。
●プリンタの印刷用紙500枚(1つと数えます)
これも必要なのでよしとします。
●モニタースタンド
モニターが低すぎると、目が疲れるし、首や肩の筋肉がこるので導入しました。パソコンに向かっている時間が長いので、これは健康のために必要だと判断。
●キーボードを掃除するブラシ
どうしても必要か、と問われると疑問ですが、毎日使っています。
●エアダスター2本
主にキーボード掃除用。
●マニラホルダー8枚
ふだん使っている紙ばさみです。
●付箋(1つと数えます)
50mmx15mm 50枚入りを5個のパック。ふだんは日本のアマゾンで100枚入りが23個入っているのを買っていますが、このときは、間に合わず地元で購入。250枚ではすぐになくなってしまいます。
●鉛筆シャープ(1.3mm)
ボールペンを使い切り、メインの筆記具をタフシャープに替えたところ、重くて疲れるのでもっと軽い鉛筆シャープを購入。使いやすいです。
●鉛筆シャープの替芯
●メモ帳
鉛筆シャープと一緒に、買い物メモを書くメモ帳を購入。
●プチプチシート
出版社が私に送ってきた本を実家に送るために購入。使いきりました。
本とはこれのこと⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
●小さいボール箱1つ
これも本を送るために購入。
●厚紙の封筒
本の3刷だかが出た時に、やはり出版社が送ってきたものを実家に送るために購入。今は、本の中身が変わらない限り、増刷されても送らないでもらっています。
●プラスチックの定規30センチ
統計(お金関係)をとるのに必要になり購入。
●プラスチックの定規20センチぐらいの。
これも表を書くのに必要になり購入。
●デスクトップパソコン(CPUのみ)
5年使ったパソコンが動かなくなってしまったのでしぶしぶ購入。リファービッシュを買ってみたけれど、微妙に調子が悪いです。
●5本指サンダル
クロックスのサンダルがこわれたの購入。
●ガラスのジャー
「年収200万円からの貯金生活宣言」という本に、1週間毎に予算をたて、少しでも余ったら、貯金箱にためろ、と書いてあったので、それ用に購入。インスタントコーヒーの瓶のような透明なものを使うと、お金が見えるからいいそうです。
●長袖のトップス
買い替え。Lands’end で購入。
●レギンス(フルレングス)
GUのトラックパンツがぼろぼろになったので買い替え。同じくLands’end。
●レギンス(七分丈)
セシールのスパッツが破れたので買い替え。同じくLands’end。
●ヨガパンツ
これもスパッツの買い替え。Army & Navy という量販店で13ドルで買ったら、すでに穴があいてきて反省。ここで買うのはもうやめたほうがよさそうです。
●ショーツ(5枚入り)
下着です。セシールで購入。綿100%。子供用を使っています。
●歯ブラシ
歯磨きはメインが電動で、手動はサブです。サブだからずっと古いものを使っていましたが、くたびれてきたので新しいのを購入。
当然のことながら、新しい歯磨きは磨きやすく、もっと早く買えばよかったと思いました。
●iPhone6s
契約更新した4月に娘と一緒にアップグレード。
●iPad pro
Kindleファイヤがこわれたので、iPadを買ってみました。おもにPDFを読むデバイスとなっておりますが、よく使っています。
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ざっと足し算したら103個ですが、あっているでしょうか。
このほかにもらいもので、5つ物が増えています(そのうち2つは消耗品)。
103個は以外に多かったのでややショックを受けています。ただ、今年の上半期はいつもより物を買っています。洋服もふだんはこんなに買っていません。
パソコン、iPhone、iPadとデジタル機器が3つもあるのも問題です。3つとも仕事に使っているので仕方ありません。来年は1つも買わないと思いますし。
電子書籍14冊と、オーディオブック17冊も大きいですね。
デジタルなものもガラクタになるので、数に入れました。下半期は、少し本を買うのを控えます。
よければ、あなたも自分の買ったものの数を数えてみてください。思ったよりたくさん購入していると思います。