暖かい部屋

お金を貯める

ガス代の節約術5選、ミニマリストはこんな方法を使う。

になると気になるガス代。今回は節約系ミニマリスト主婦のガス代の節約方法をお伝えします。



冬のガス代の節約は家計にインパクトあり

私の住んでいるところは、カナダでも寒いことで有名です。特に今週は寒い。マイナス20度の世界です。予報ではこれが来週金曜まで続きます。

あまりに寒いので極力、外に出ておりません。

寒いのもいやですが、ものすごくガス代がかかりそうです。

今年の冬、ずっとこんな調子だと、ガスの料金がとんでもないことになります。ふだんから、光熱費をあげない努力をしていますが最近は特に、ガスの使用に神経を使っています。

ちなみに、家でガスを使うのは、暖房とお湯です。コンロは電気です。

日本の家庭でガスを使うのは、お風呂、シャワー、湯沸かし、コンロ、ガスストーブぐらいでしょうか。

日本のふつうの家なら、一番ガスを使うのはお風呂だと思います。私の節約法はそのまま使えないかもしれません。しかし、電気代など光熱費一般の節約に応用できると思います。

1.小さな家に住む

かわいい家のイラスト

小さい家はすぐにあたたまる。

すぐにはできないと思いますが、本気で光熱費を節約したいのなら、小さい家に住むことをおすすめします。家が小さければ、少ないガスや電気で暖まります。

住むスペースを狭くしたのは、我が家にとって高いガス代を節約する、抜本的な方法でした。とはいえ、街中に住んでいるので家賃そのものは安くはありません。

以前、読者の方から、「筆子さんの家、家賃高いですよね」というメールをもらったことがあります。そのとおりです。私が住んでいるところは比較的便利なエリアなので、そこそこ高いのです。

家賃だけでなく、職場、学校への交通費を考える必要がありますが、一般に小さな家に住むほうがガス代が安くなります。

暮らしのダウンサイジングをすれば小さな家に住むことができます。やることは物を捨てるだけなので、そんなに難しくありません⇒暮しをダウンサイジングしたとき捨てた10のもの

2.洋服にそこそこ投資する

安物の服をたくさん持つのではなく、そこそこ質のいいものを少しだけ持つことが、ガス代節約につながっています。

安いペラペラの服を着ていると寒いので、しっかりとしたコットンの服を着るようにしています。

といってもそこまで高いものではありません。

私は、セシールの綿のタートルネックの長袖トップスと、Lands’ End(ランズエンド)の似たようなデザインの服をもっています。セシールは千円ぐらい、ランズエンドは50ドルです。

換算レートによって違いますが、ランズエンドはセシールのおよそ5倍の値段。

同じ綿100%の中国産でもセシールのトップスはが薄くて固く、寒いです。

スパッツも以前はセシールのものを使っていましたが、ランズエンドに変えました。やはり値段は5倍ぐらいします。しかし長持ちするし、冬は確実に暖かいです。

私の現在の自宅での定番服は、長袖タートルネックの綿のトップスに綿のレギンス、それにコットンニットのカーディンガンを着ています。すべてランズエンドです。20度前後の暖房なら、これで充分暖かいです。

洋服代をけちると暖房代があがるので、あまり安物買いしないほうがいいと思います。

重ね着しようとすると枚数がいるし、動きにくくなります。

近年、防寒用衣類として、ヒートテックに代表される機能性インナー(吸湿発熱繊維)が人気です。私も着ていたことがあります。暖かいのかそうでないのか今ひとつよくわかりませんでした。

まあ、重ね着すれば暖かくはなりますが。

今はヒートテックは使っていません。化学繊維だからです。

私が天然素材にこだわる理由はこちら⇒私が天然繊維を選ぶ5つの理由~静電気が健康に及ぼす害はあなどれない

3.すべてのお湯の温度を下げる

家で使うお湯の温度をできるだけ下げます。

我が家でお湯を使うのは、キッチンのシンク、バスルームのシンク(洗面所)、洗濯機、シャワー、お風呂です。

食器や手洗いに使うのはできるだけぬるいお湯

お湯の温度はヒーティングシステムの機械で設定しますが、これは夫がやっているので私はよくわかりません。

私は、蛇口の上にあるレバーの向きを変えてできるだけぬるいお湯を出すようにしています。

「ちょっとぬるいな~」と感じるぐらいのお湯で食器を洗ったり手を洗うわけです。





洗濯物は水で洗う

洗濯機を使うときは冷たい水を使っています。

私の体験では、お湯で洗っても冷たい水で洗っても洗い上がりにたいした差はありません。

ふだん着ている服はそこまで汚れませんから。

お湯で洗うと色落ちするし、血液や汗の汚れなどのタンパク質は、固まる可能性があります。また、衣類が縮むことも。

ただ、化繊のスポーツウエアを冷たい水で洗うと、臭うことがあります。これは吸湿拡散性機能があるからです。この手の衣類は、ふつうの服より汗をしっかり吸い、水分を蒸発させます。

しかし匂いの元(雑菌)は繊維に残っているのです。

このような服を水で洗いたいときは、着用した直後に、水ですすぐとよいです。

娘はこういう機能性を加味した化繊のスポーツウエアを持っていますが、お湯の温度など何も考えず、前に使った人の設定のまま洗っているようです。

私はいつも水ですが、夫はお湯を使います。

洗濯の頻度も下げています⇒服の数も、洗濯の回数も大幅に減らした理由:ミニマリストへの道(49)

シャワーもお風呂もぬるめにする

以前は熱いシャワーやお風呂が好きでした。そのほうが気持ちがいいですよね?カナダのお風呂は追い焚きできないので、気持ち熱めのお湯をバスタブにためて入っていました。

しかし、熱いお湯は心臓によくないし、ガス代もかかります。

少しずつぬるめのお湯にしたら、だんだんぬるめでも大丈夫に。結局熱いお湯が好きか、ぬるめが好きかも習慣だと思います。

4.シャワーとお風呂の回数と時間を減らす

日本人はお風呂好き、清潔好きだといいます。カナダに来た頃、その点で私はまさに典型的な日本人でした。

毎朝シャワーをあび、毎晩お風呂に入っておりました。そのころはふつうにボディシャンプーやシャンプー、石けんを使っていました。

しかし湯シャンにしたら、そんなに洗髪しなくてもよくなったので、冬はシャワーの回数をかなり落としています。

湯シャンにした経緯はこちら⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ

よくよく考えたら、そんなに何度も身体を洗わなくてもいいわけです。

昔はボディシャンプーや石けんをしっかり使い、熱いシャワーをあびていたので、さぞかし、肌に悪かったと思います。乾燥するのも無理はありません。

さらに、シャワーやお風呂の時間も短くしました。

もともと私は大変長風呂ですが、最近は20分~30分にとどめています。

家で湯船につかるのは私だけであり、1人で水道代とガス代をあげているのは否めません。せめてお湯の温度と量を控えています。

脂肪が厚い部分はお湯の熱さを感じにくいので、できるだけやせて、ぬるいお湯でも温まることができる省エネ体質にしたいと思っていますが、なかなか難しいです。

5.暖房の設定温度を下げる

冬場はずっと暖房が入っています。設定温度より下がったらファーネスという暖房設備(温かい空気を家中に送るもの)が動き出します。

温かい空気を作るのにガスを使っているので、部屋の設定温度をギリギリまで下げています。特に、昼間、一人で家にいるときは、20度ぐらいにします。

最近はあまりに外気が冷たいので、21度から21.5度のときもあります。外気が同じ気温でも、太陽が出ていると、熱を取り込むことができるので、暖房は低めにします。

夫はもっと暖かいほうがいいらしく、夫がいる時はもう少し高いです。寝る時は18度ぐらいに下げます。

このように室温はわりとこまめにチェックし調節しています。

部屋の温度を自然にあげる工夫はこちら⇒暖房を使わずに室内を暖かくする7つの方法 ファーネスについても詳しく書いています。

上でリンクした記事にも書いていますが、暖房器具に頼らずに部屋の暖かさをキープするには、ドアをまめに閉めることがひじょうに重要です。

この点、夫も娘も無頓着なので、私がこまめにドアを閉めて歩くことになります。

冬場は私が使っているクローゼットの中がとても冷たくなるので、ここから冷気が入り込まないように、ドアの開閉を最小限にします。

物を減らして、何がどこにあるか把握しているので、むやみやたらとクローゼットのドアの開け閉めをしないですんでいます。

日本の家はここまで寒くならないとは思いますが。

☆寒さに強い身体を作ることもポイント⇒⇒冷えとり靴下に頼らなくても、冷え性を改善できる、シンプルで簡単な方法とは?

☆省エネの取り組みはこちら⇒地球温暖化防止のために日常生活で私がやっていること

========

以上が私が心がけているガス代の節約法です。一番大きいのは部屋の設定温度を下げることとお湯の温度を下げることでしょうか。

冬は寒いのが当たり前。必要以上に部屋を暖めようとしないのがポイントです。





チューリップ人生がつまらない人に。4つのものを捨てて生活を一変させてみる。前のページ

何を着たらいいのかわからず服を断捨離できない、という相談の回答。次のページ服に迷う

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  2. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  3. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  4. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  5. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

関連記事

  1. 貯金箱

    お金を貯める

    すぐにゴミになるものを買うからお金が貯まらない~私がやっている無駄遣いをなくす7つの方法

    できるだけ無駄遣いをしないために、最近私がやっている7つのことをご紹介…

  2. 買い物している若い女性

    お金を貯める

    知らないうちにお金がたまる行動案(その3)~感情に流されない。

    収支をチェックしたり、買い物を記録したり、予算を立てたりするのは面倒で…

  3. 白いセーターを着た人

    お金を貯める

    生理痛で働けなくても収入を得られる仕事はありますか?←質問の回答

    読者の方から、「自分は生理痛がひどくて、その日休むと稼ぎがない。生理痛…

  4. お金の計算をする人。

    お金を貯める

    カナダの年金をもらうには?←老後が不安な主婦の質問に回答。

    カナダ在住10年の専業主婦の方から、カナダで年金をもらう方法を教えて、…

  5. 通帳を見て頭をかかえる女性

    お金を貯める

    お金の不安とうまく付き合う方法~ごく現実的なアドバイス。

    お金の不安の解消法を教えてくださいというメールに返信します。最…

  6. お財布

    お金を貯める

    小さな暮らしをする主婦だからできるお金を貯める7つのポイント。

    持たない暮らしをするとお金が貯まるらしいけど、具体的にはどんなふうに節…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,815人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 車のキー
  2. パントリーから食品を取り出す
  3. クローゼットから服を取り出す。
  4. タイニーハウス
  5. 黒いバッグを持つ人
  6. 庭いじりする人
  7. コーヒードリンク
  8. 電子書籍を読む女性
  9. 1つ
  10. ガラクタの中にいる女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 春の野原
  2. 多すぎる服
  3. ストレスいっぱいの人
  4. 不用品
  5. クローゼットをチェック
  6. spark joy
  7. 引っ越しの箱
  8. 返品するつもりの女性
  9. 無印ショルダー付き整理ポーチ
  10. ストレスが多い人

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP