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不用品を減らして、スッキリ暮らしを目指している読者のメールを紹介します。
2019年の5月~6月にいただいたものをから3通選びました。
●引っ越しをきっかけに大幅に断捨離した
●物を捨てたらやりたいと思っていたことがやれるようになった
●思い切って、もらいものを捨ててみた
こんな内容です。
まず、しゃけさんのお便りです。
やや長いので、私のほうで小見出しを入れました。
物に対する気持ちが変わった
件名:はじめまして
「断捨離」というキーワードでたどりつき、以降読者となりました。
大学を卒業後、新卒で就職した会社を7年半で辞め、4か月無職期間があり、現在は週5のパートタイムで働いています。
収入はかなり減り、貯金を少しずつ崩しながら生活しています。
引っ越しをきっかけに断捨離開始
固定費を減らすために家賃の低い家に引っ越しをしようと考えているときに、物の処分をするのにいろいろとインターネットで調べていたところで筆子さんのブログに出会いました。
一人暮らしにしては広め(10帖+キッチン)の部屋から8帖+キッチンの部屋に移るのに、毎日のように服や未使用の食器等を近所のリサイクルショップに持ち込みました。
それでも引っ越し当日、新居には辛うじて玄関からベランダまでの動線が確保できた状態で、段ボール箱が詰まれました。
絵を描くのが好きなので、それ用の机と椅子、食事用の炬燵、テレビとテレビ台、前の家のウォークインクローゼットに積んでいたプラスチックケース15個(新居の収納は押し入れで、全部は収まりません)、
他にもカラーボックス2個とキャスター付きの5段プラスチックケース、等、段ボール箱以外にも物があって、減らし方が全然甘かったと思いました。
地道に少しずつ物を減らした
それから、筆子さんのブログ(「ミニマリストへの道」を最初に読んでいました)を読みながらやる気を継続し、少しずつ服や本やCD、DVDを主に減らし、未だに捨てられていなかった段ボール箱も残り1つになりました。
引っ越しをしたのが2018年8月なので、もう10か月くらい物の処分をしているのですが、筆子さんがおっしゃるように、少しずつでも継続して行うことが結局早道なのかなと実感しました。
本は段ボールに詰めて古本屋に送るのですが、これは残しておこうと思っていた本も、物が減るにつれて、やっぱりもう要らないかなと思えるようになるのです。
それは服や雑貨についても同じで、これは実際に自分で物を手離すことをしなければわからなかったことです。
物を捨てるという発想がなかった私
筆子さんのブログを読んで、物に対する気持ちが変わったことが、一番大きな収穫です。
本当に、今回の引っ越しをするまで、物を手離すという概念すらなく、それをほとんどしてきませんでした。
なので、現在の家の片付け(物の処分)が落ち着いてきた頃から、実家の片付けも始めたのですが、勉強机の引き出しや洋服箪笥、クローゼットの中のプラスチックケースの中に、大事に取ってあった不用品を捨て
(最初は毎回燃やせるゴミと燃やせないゴミの袋(45リットル)があっという間にいっぱいになりました。心が痛いです)、
今ではほとんどの引き出しが空になりました。
物を増やすのもやめた
物を減らすのと同時に、物を増やすことにも意識を向けるようになり、手に入れたら自分で管理し最後まで面倒を見なければならないのだと、
買う予定もなく買い物に行ったり、ネット通販も控えるようになりました(収入が減ったのでお金がないのもあります)。
また、一人でコーヒー屋で飲み物を飲んだり食事をするのも好きだったのですが、それもあまりしなくなりました(食事は必要なので、仕事帰り、疲れたときとかに外食しますが)。
筆子さんの健康に関する記事を読んで、お金のことより、まず健康のために、ひとりでわざわざ外で飲食をしたいと思わなくなったのです。
お金を使って自分の機嫌をとっていたのだと気付きました。
そして、お金を使って洋服を買い与えたり甘いものを食べさせても、それは一時のもので、根本の解決はしていないのだから、意味がないのですね。
早ければ会計中にも、「どこに着ていくんだろう」、「どこに収納するんだろう」、「運動もしていないのに余計なものを飲んでしまった」、
と逆にストレスを感じたりしていたのに、みんなそういうものだと思い込んでいたのです。
(「ご褒美デザート」とか。それ以外のことでちゃんと自分の心の安定を確保した上でやるべきなのでしょうね)。
健康にも気をつけるようになった
すみません、お礼をしたくてメッセージを送らせていただいたのですが、長くなってしまいました。
物の管理について考えられるようになったこと(物が少ないと生活が楽)、お金を使うことで得られる幸福感は一時のものであることに気付けたこと(お金を払う価値があるのかどうかきちんと考える)、
筆子さんに感謝です。
あと、健康についての記事もとても参考になります。
砂糖を断つことは無理なので、せめて白砂糖をやめて黒砂糖に替えました。
運動(週一程度ですが、プール、ジム)も始めました。
これからも勉強させていただきたく、ブログを楽しみにしています。
しゃけさん、はじめまして。
物を減らすことができてよかったですね。ずいぶん、楽になったのではないでしょうか?
ショッピングをして、自分の機嫌を取っていたことに気づけたこと、すばらしいと思います。
私も、よけいな買い物のほとんどは、心理的な要因のせいで起きると考えています。
ストレスが多いと食べすぎたり、買いすぎたりしますよね。
しかも、買い物を促す情報があふれているし、周囲の人も物をたくさん買っているから、「そういうものなんだ」と思ってしまいがちです。
しかし、実際は、違います。
本当はいらないのに、なんとなく、必要に思って買ってしまうだけなのです。
しゃけさん、これからも、楽しいシンプルライフを送ってください。
ミニマリストへの道⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?(1)~物がたくさんあっても幸せではなかった
次は、1000個捨てチャレンジが終わったというIさんのお便りです。
やりたいと思っていたことができるようになった
件名:千個処分しました
先日はメールを取り上げていただき、ありがとうございました。
その頃(去年の6月くらい)から、千個捨てチャレンジをしたのですが、先月ようやく終わりました。
実は、あまり達成感はなかったです。
でも、ものすごく変化があったので、ご報告させていただきたく、メールいたしました。
私は常に面倒くさい…と思って生きていたのですが、びっくりするくらい、面倒くさいという気持ちがなくなりました。
何だか、生き返った気分です。
転職するのが面倒くさくて、ズルズル続けていた仕事を、すっぱり辞めました。
義母との同居もやめました。
したいと思うだけだったこと(エコに取り組んだり、運動したり、資格の勉強したり)もできるようになりました。
あと、買い物に行っても、使う目的のないものは買わなくなりました。
前は暇つぶしに出かけては、可愛いから、セールだから、何かの役に立ちそうだから、と不用品を色々買っていたんだな、と痛感しています。
今は気分転換に出かけても、何を無駄に買えばいいのか、分からなくて、何も買わずに帰ってきます。
コンビニで買い食いもしなくなりました。
千個捨てて良かったなぁと思っています。
教えていただいて、ありがとうございました。
千個捨てましたが、まだまだ不用品が出てきます。
筆子ジャーナルを読みながら、2週目の千個捨てやりますね。
これからも楽しみにしています。
Iさん、こんにちは。メールありがとうございます。
1000個捨てチャレンジの達成、おめでとうございます。
それに、やりたいことをやれるようになったのも、とてもよかったですね。
生き返った気がする、とおっしゃった方ははじめてだと思います。
1000個捨てチャレンジ、2周めに入ったのですね。Iさんは、余計な買い物をやめたそうですから、これからはスッキリする一方でしょう。
これからも、楽しい毎日をお送りください。
1000個捨てチャレンジとは?⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。
以前、Iさんからいただいたメールはこちらで紹介しています⇒親にもらった雛人形をようやく捨てることにした。
最後はKさんのお便りです。
義理母にもらったものを捨てた
件名:捨てました
以前からもやもやしていたことがあります。それは義母がくれる冷凍した野菜類です。
義母はこまめな人で、ねぎ、きゅうりやサトイモ、たけのこ等刻んだり、きれいにカットしたりして冷凍したものを大量にくれるのです。
おかげで冷凍庫は満杯、野菜類は旬のものがおいしいと思っている私は、途方にくれながらも、夫には言えず、満杯の冷凍庫をみるのが嫌でした。
ちなみに冷凍サトイモで煮物を作っても、調理の仕方が悪いのか、かすかすでまずかったですし、一年前のスライスしたきゅうりで酢の物を作っても同様でした。
もらったものはもう自分のものという筆子さんの言葉に後押しされ、思い切って刻みねぎ、グリーンピース以外のものを捨ててしまいました。
おかげで冷凍庫はすっきり、私の気持ちもすっきり。
これからは義母の好意だけをいただくことにします。
実際、お料理が上手で、おこわやちらしずしなどもよくいただくのです。こちらは大歓迎なのです。ちゃっかりした嫁ですね。
毎日11時のブログ更新楽しみに、日々すごしております。では。
Kさん、メールありがとうございます。
冷凍庫の中、すっきりしてよかったですね。
はい、もらったものはもう自分のものです。
ただ、不用になるとわかっているものは、最初からもらわないのがベストです。
Kさん、これからは、もうもらわないことにしたのですよね? それもよかったです。
ご主人経由ではなく、お義母さんに直接、「不用です」ということはできないのでしょうか?
「ご飯ものはいただきたいが、冷凍野菜はいらない」とはっきり断ればいいと思います。
虫のいいことを言っていると思うかもしれませんが、それが本音なのですから。
そう思う自分を、自分で受け入れればいいのです。
その言葉に対して、お義母さんがどう反応をするかは、言ってみないとわかりません。
ところで、私は、野菜が残ったら、スムージーにするか⇒健康の秘密は毎日飲むグリーンスムージー、丈夫で使いやすいミキサーで作ります、
ゆでてつぶしてスープに入れます。
こうするとたいていの野菜を消費することができます。
調理に活用できないときは、コンポストにするといいですね。
それでは、Kさん、これからもお元気でお暮らしください。
贈り物を捨てる話⇒もらい物を断れない性格を直せば、シンプルライフが加速する。その方法とは?
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いつもたくさんのメールありがとうございます。
とても励みになっています。
最近また、人生相談のメールをよくいただきます(引用不可のメールばかりなので、ブログにはのせていません)。
何か大きな悩みごとがあるときは、
●自分が何を悩んでいるのか、そこをはっきりさせる(解決したい問題を明らかにする)
●自分が心の中で思っていること(思い込み)と、客観的な事実をごっちゃにしないように気をつける
この2つに気をつけながら、こちらに書いた方法を試してください⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
それでは次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。