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読者のお便りを紹介します。
今回は6月10日頃いただいたメールを2通紹介します。
内容:
・たくさん物を捨ててから引っ越ししたあとの生活
・昔好きだったマンガを捨てた話
まず三毛猫さんのお便りです。
三毛猫さんは老後に対して、金銭的な不安を感じたのがきっかけで、シンプルライフに切り替えた方です。
引っ越し後のシンプルライフ
三毛猫です。
いつも参考になる記事のアップ、ありがとうございます。
引っ越して1ヶ月、何となく生活のリズムが整ってきたところで近況報告です。
「本当に心地よい部屋」を意識して部屋を整えてきましたが、本を読まなければインテリアをあれこれ買ったかもしれません。
お陰で部屋はスッキリ、友人にも「ホテルみたいだ」と言われたので、方向性は間違っていないと確信しています。
引っ越し後の部屋づくりで良かったなと思ったこと、失敗したことなどいろいろな気づきがありました。
良かったこと
(1)大物のタンスを処分できたこと
転居先の収納には8割ぐらいのスペースで収まりました。
洋服が一目でわかるようになり、アクセスするのが楽になりました。
もう少し減らせそうな気がしていますが、ここから先は減らすことが目的にならないよう気を付けて断捨離していきます。
断捨離した大物タンスには引き出しがあり、そこにタオルと下着を入れていました。
入れるものがなくなり衣装ケースの購入を検討していたのですが、買わなくても何とかなりそうです。
衣装ケースは手に入れるのが簡単でも手放すのは大変なので、この見極めができたのはいい判断だったと思います。
(2)モーニングノート
今までラジオを聴きながらモーニングノートを書いていました。
先日「まさかテレビやラジオなんか聴きながら書いていませんよね?」という筆子さんのコメントにハッとしました。
無音だとこんなに書きやすいのかと驚きました。
モーニングノートを書くために5時起きに生活スタイルを変えたので、いい習慣につなげていきたいです。
失敗したこと
(1)自分軸がぶれたこと
買いたいものリストに30日間寝かせて、いざ購入したけど失敗したなと思ったものがいくつかありました。
これは結構落ち込んでいます。同じことを繰り返さないようにしたいです。
今振り返ると、自分の価値観がぶれることで失敗していることが多いような気がします。
今年掲げた衣食住改革で「衣」の部分はかなりよくなりました。
洋服を手放して失敗したと思ったものもありましたが、ここ1年半で購入したのはリサイクルショップで購入したTシャツのみ。
洋服を買うことがイベント化、ストレスのはけ口だったんだと思います。
「洋服も流行があり賞味期限がある=旬のものをアップデートしましょう」というのを真に受けてひんぱんに入れ替えしていたのも、おそらく自分軸がないからです。
「食」はダシを昆布や煮干しから取るように。調味料もシンプルにしたら冷蔵庫もスッキリ(もう市販のドレッシングは卒業)。
余談ですが、最近、ROLANDさんが出ている動画をたまたま見ました。
Roland(ローランド)さんのこと
ホスト界の帝王と呼ばれているROLANDさんもかなりのミニマリストです。
やはり筆子さんが常々おっしゃっているのと同じで、洋服を選んでいる時間がもったいないと言っていました。
また、同じ洋服を身につけていると自分のコンディションがよくわかるとのこと(自分自身が商品なので体形を維持するのに相当気を使っていると思われます)。
ROLANDさんはとびっきり気に入った物は1点に絞り、惜しみなくお金をかける。
自分軸をしっかり持っているからこそ、勝負したいと決めたホスト界で昇り詰めることができたのでしょう。
私も4月から昇格して幹部職候補としての勉強が始まりましたが、時間を確保するためにはもう少し生活をシンプルにする必要があると感じています。
今になって筆子さんのいう時間のリソースというはこういうことなんだと実感。
私が手放せないでいる車も野望ガラクタかもしれないと感じている今日この頃です。(でも、週末には知らない土地に行くことを目標にし、必ず車を動かしています)。
まだまだ筆子さんの足元にも及びませんが、少しずつ勉強させていただいています。
完璧にこだわらないように
三毛猫さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
新居で、快適な生活ができているのですね。
よかったです。
はい。モーニングページはながらでは書かないでください。
モーニングページとは?⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
自分軸がぶれて買い物に失敗したそうですが、そこまで落ち込む必要はないですよ。
三毛猫さんから何通もメールをいただいていますが、三毛猫さん、完璧主義ですよね?
目標を立てて進んでいくのはいいことですが、あまりガチガチに自分をしばりつけないほうがいいですよ。
自宅はホテルみたいにする必要はないでしょ? ホテルじゃないんだから。まあ、好き好きですけどね。
私の足元に及ばないとは、具体的にどういう意味なんでしょうかねえ。
私も、毎月、「今月の30日間チャレンジは、これでいこう」と決めて、その時々でテーマをもうけて暮らすほうですが、実際のやり方はかなりゆるいです。
30日間チャレンジとは?⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
うちは、夫が物を捨てないから、台所、居間、物入れなんかは、夫のガラクタでいっぱいです。
YouTubeやインスタグラムに出てくる「ミニマリストの部屋」とは、全然違います。
ちょっと前に夫は、入り口に無意味に置いてあったシューズラックをようやく捨てました(この話、ほかの記事にも書いたかもしれません)。
シューズラックの写真はこちら⇒捨てそびれる生活から抜け出したいあなたへ。不用品を捨てるタイミングはこれだ!(後編)
シューズラックはなくなったのですが、上にある棚(写真にも写っています)に、誰も使わないプリンターのインクカートリッジの箱が2つ置いてあります。
1つは夫が間違えて買ってきたもので、もう1つは、予備として買っておいたら、プリンターがこわれて、別のプリンターに買い替えたため、用無しになったカートリッジです。
ともに、夫が10年近く所有しているもの。
ここに置いても、何の意味もないし、誰の役にも立たないのに、玄関先に置いたままにしている夫の気持ちがさっぱりわかりません。
夫は、風水の本を読んでいるらしいのですが、彼が読んでいる本には、スペースクリアリングの話は書いてないのかもしれません。
そんな感じで、うちはホテルとはほど遠い環境なので、「足元にも及ばない」とか、「まだまだ、これではだめだ」と自分を鞭打たないほうが毎日楽しく暮らせると思います。
それでは、三毛猫さん、これからもお元気でお暮らしください。
三毛猫さんの衣食住改革の計画⇒いらない物を捨てながら、衣食住全般を見直しています。
本当に心地いい部屋⇒新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
リソースについて⇒私たちが持っているいろいろなリソース~たっぷりあるから、そんなに買わなくても大丈夫。
次は、セロリジュースさんのお便りです。
青春の思い出
件名:好きなマンガについて
セロリことセロリジュースです。ご無沙汰しています。
今日のブログを読んで、メールしました。
私には、中2から大学1年まで、夢中になったマンガ(とアニメ)がありました。ヒロインにひとめぼれしたのです(笑)。
マンガ雑誌を毎週買うのはもちろん、コミックスを全巻揃えました。
アニメが始まると、毎週ではないですがビデオテープに録画していました。また、アニメ雑誌の記事もファイリングしていました。
そのマンガとアニメは大学1年のときに終わりましたが、20年くらい前にDVDboxが発売されると、それも買いました。
でも、十年前くらいに、もう読んだり観たりする事もないな、と思い断捨離しました。
今残っているものは、アニメで声を担当した声優のインタビュー記事のコピーが2枚あるだけです。
今となっては、青春のいい思い出です。
セロリジュースさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
きょうのブログって、こちらでしょうか? ⇒ 片付けているつもりなのに片付かない? そもそも、いらない物を持ちすぎなんです:片付かない理由(1)
記事を読んでいただき、うれしいです。
中学2年から大学1年までというと、14歳から18歳あたりですね。
思春期に好きだったものは、一生好きでいられたりしますよね。
青春の思い出になるのも、然もあらん、と思います。
私は、子供の頃、「りぼん」を愛読していたので、この雑誌に掲載されていたもので、好きなマンガが1つだけあり、いまは電子書籍で所有しています。
電子書籍ではカラーページが再現されていないのが残念ですが、十分楽しめます。
マンガも本も紙本で読んだほうがいいけれど、「昔、紙の雑誌で読んだ記憶」は、脳のどこかに残っているので、キンドルで読んでいても、昔読んだときのことを、追体験できます。
キンドルとは?⇒Kindle(キンドル)を4つも持っている1番の理由は老眼にやさしいから
そのときの空気なども思い出して、よりいっそう楽しめます。
セロリさんは、それなりに本やCDをお持ちだと思いますが、しまいっぱなしにせず、読んだり聞いたりして楽しんでくださいね。
それでは、セロリさん、これからもお元気でお暮らしください。
捨てると思い出がよみがえる⇒2015年、断捨離してよかったもの(古いもの編)~捨てるからこそよみがえる思い出
ずぼら収納大百科
掲載誌のお知らせです。
「ずぼら収納大百科」(普遊舎)という本に、以前、掲載された記事が部分的に再掲載されています。といっても、ほんのすこしです。
以前の記事について⇒雑誌LDK(エル・ディー・ケー)2020年4月号を読んだ感想。
見本誌を送っていただいたので、表紙と見つけることができた掲載誌面の写真をのせますね。
収納術がテーマの本ですが、捨てる話もあります。
まだパラパラとしか見ていませんが、日本には収納グッズがたくさんありますねえ。
物そのものを捨ててしまえば、そんなにがんばらなくても、普通の収納でいけると思います。
「クローゼット内でオールシーズン管理する循環型衣替え」という記事がありますが、人間1人にこんなに服がいるかな、と思いました。
アマゾンでチェックしたい方はこちらへ。
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いつもいろいろなお便り、ありがとうございます。
あなたも質問、感想、その他言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。