忙しそうな人

ミニマルな日常

忙しいわりに肝心のことができない4つの理由とその対策。

毎日、忙しくて、めいっぱい動いているのに、よくよく考えてみると、大事なことや肝心のことができていない。

こんな状況になってしまう原因と対策を紹介します。

部屋の片付けは終わったのに、相変わらずスケジュールがびっしりだ、という人はわりといます。

これを機会に、時間の使い方を見直してください。



1.よくばりすぎている

あれもやりたい、これもやりたいとよくばってしまって、いろいろなことに手を出し、すごく忙しくなって、何がなんだかわからなくなり、気づくと、今年も7月になっていた。相変わらず汚部屋だわ。

よくあるパターンです。

以前、読者の方からも同様のメールをいただきました⇒やりたいことがたくさんあって、気持ちが休まらないときの対処法。

インターネットの服屋を見ていて、「あれも欲しい、これも欲しい」と思ってしまうのと同じです。

ケーキバイキングで、そこにあるすべてのケーキを食べたいと思ったり。

人の持っているものや食べているものが次々と欲しくなったり。誰かがやっているのを見て、すぐに自分もやりたくなったり。

すべては、よくばっているから起きることです。

特に今、インターネット、スマホ、SNSがあるから、ほしくなったり、やりたくなったり、行きたくなったりするきっかけには事欠きません。

もちろん、上をめざすことや、野心的になることは大事なことです。欲がなかったら、文明の進歩なんてありませんから。





対策:無意味によくばらない

よくばりすぎて、スケジュールがびっしりになっている人は、その欲が自分のためになっているかどうか考えてください。

自分を成長させるとか、暮らしの質がよくなるのに、ちょうどいい具合によくばっているか、チェックするわけです。

日々の行動と、それによって得た結果を見てみれば、ためになっているかどうかわかるでしょう。

あれもこれも欲しいとよくばった結果、預金が増えず、汚部屋になっている。スケジュールを詰め込みすぎたために、すべてが中途半端に終わり、疲れているだけ。こんなときは、欲しいものを1つか2つにしぼってください。

価値観を見直して⇒自分の価値観に沿った暮らしをするには?:心を満たす方法(その2)

本当に欲しいものを手にすれば、あれもこれもたくさん追いかけなくても、満足できます。

2.予定を管理していない

何をするにも行き当たりばったりで、風の吹くまま、気の向くままに過ごし、まったく予定を管理していないケースです。

この場合、「どうでもいいさほど重要でない用事」をやることに時間を使ってしまい、やりたかったことをしないままその日が終わります。

カレーを作るとき、まずスーパーへ行って、肉や野菜などの材料を買います。

これは、何もないところから、カレーができあがった状態へたどりつくまでの道すじが、ある程度、頭の中にあるからです。

そういうルートがわかっていないと、いきなり鍋を火にかけて、それから、野菜がないことや、その日はスーパーが休みだったことに気づき、結局、鍋が焦げるだけで、カレーはできあがりません。

料理において、こんなミスをすることはまずないですよね?

ところが、予定管理に関しては、たとえ出たとこ勝負で対応していても、バタバタしていたら、その1日が終わり、「ああ、きょうもがんばったな」と、何がしかの満足感が得られます。

どんなに行き当たりばったりでも、1日は無事に終了するから、自分が無駄に時間を過ごしていることに気づくことができません。

対策:予定を立てて大事なことから行う

行き当たりばったり人生の人は、ものすごく簡単でいいので、その日1日、その週、その月、その年というタイムスパンで、どうしてもやりたいことを書き出し、大事なことから行うことをおすすめします。

このブログでは、ことあるごとに、「紙に書き出すといいですよ」と書いているから、たいていの人は、すでにTo-doリストを作ったり、スケジュール帳や、スケジュール管理アプリに、予定は書いていると思います。

To-doリストを書いたら、それぞれの作業をどこでやるのか、1日の予定表(タイムテーブル)に、割り振ってください。

参考記事⇒朝のルーティン、50代ミニマリスト主婦の場合。書くことに時間を使っています。 「その日の予定(To-doリスト)を書く」の箇所です。

実際に時間を割り振ってみると、非現実的なTo-doリストを書いていることに気づきます。

複雑な管理システムを作ると続かないので、できるだけシンプルに管理してください。

おすすめ⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

3.マイナス仕事が多すぎる

マイナス仕事は、失敗したせいで発生するよけいな仕事です。

村川協子さんの本で知りました⇒村川協子の「アイデア家事の本」で学んだ家事の効率化の3つの柱~ミニマリストへの道(24)

カレーを作るつもりで材料を買ってきたけれど、肝心のカレー粉を買い忘れたから、またスーパーに往復した。この場合、2度めの買い物に費やした時間がマイナス仕事です。

マイナス仕事をすると、ロスタイムが発生します。

人間は失敗するようにできているし、想定外のできごとが起きるのもあたりまえのことです。

だから、マイナス仕事がなくなることはありません。

しかし、ちょっと気をつければ、防ぐことができるマイナス仕事もたくさんあります。

役所からの大事なお知らせの葉書をなくしたから、役所に行くはめになった。このマイナス仕事は、葉書を自分がわかる場所に置いておけば、発生しなかったでしょう。

しっかり確認せずに、伝票を入力したら、特定の品物のコード(番号)を、すべて間違えていたので打ち直した。このマイナス仕事は、最初にきちんと確認しておけば、しなくてすみました。

やり直しや買い直しは、たいていマイナス仕事ですが、事前に、確認する、落ち着いて作業をする、横着なことをしない、といったごく簡単な作業と心がけで、防止できます。

対策:管理する量を減らす

マイナス仕事が多い人におすすめなのは、自分が管理する物や用件を減らすことです。

物がたくさんあると、大事な物がどこかに行ってしまいます。

探しものも増えますよね?

実は私はわりとそそっかしいほうで、ありえないミスをすることがありますが、ミニマルライフにしてからは、そういうミスはかなり減りました。

所持品が少ないと、管理が楽だし、決断する回数も減るので、そんなに頭が疲れません。

決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

というわけで、まずおすすめなのは、所持品を減らすことです。

次に、一度に管理する用件を減らすために、シングルタスクを取り入れてください。

1つずつ仕事を片付けよう。シングルタスクをする7つのコツ。

その瞬間、管理するものを減らせば、もっと集中できます。

気が散っていると、マイナス仕事をしがちなので、集中しましょう。

物を減らすことがもたらす効果。ストレスが減って、リラックスも集中もできます。

4.余白の大切さをわかっていない

「忙しいことイコール生産的で素晴らしいこと」という思い込みがあると、どんどんスケジュールを入れてしまいます。

今はどちらかというと、忙しいことがいいことのように思われています。

忙しい人は、この社会において重要で価値のある人である、または、勤勉な人だ、と思われがちです。

ですが、よく書いているように、忙しければいいというわけではありません。適度に休息(睡眠)を取らないと、全体的なパフォーマンスが落ちます。

ただ忙しいのと生産的であることの違い(TED)

対策:考え方を変える

「いつもスケジュールがいっぱいじゃないと、よくないんじゃないか」、という思い込みがあるときは、考え方を変えてください。

忙しすぎると弊害のほうが多いです。ストレスが増えますから。

部屋だけでなく、スケジュールにも適度な余白が必要です。

シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの。

すばらしい思いつきは、ぼーっとしているときに出てきます。

いかに退屈が、すばらしいアイデアをもたらしてくれるか?(TED)

私は歩いているときにブログのネタを思いつくことが多いです。

漢字の変換ミスや、その他のちょっとした失敗も、歩いているときや、お風呂でぼーっとしているときに、「あ、あそこ、変な漢字書いてしまったかも?」などと思い出すのです。

余白や遊びの部分は、とても重要ですが、余白を取らない人には、その大切に気づくことができません。

忙しすぎる問題、関連記事もどうぞ

時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)

もっと自分の時間を作る5つの方法~ミニマリストのアプローチを使ってみよう。

仕事が忙しいから汚部屋なんです、この言い訳をすっぱり捨てるすすめ。

忙しい毎日をバランスの取れた日々にする方法(TED)

番組録画をやめたら楽になる~時間貯金をしても時間の量は変わらない

YouTubeを見る時間がどんどん増えて、このままじゃダメだ!と思った話。

マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう

******

今回はスケジュールのシンプル化をおすすめしました。

タスクや予定も、なんとなく習慣で入れるのではなく、意識的に、自分にとって意味のあることだけを入れるようにすると、無意味に忙しい日々から抜け出せると思います。

まずは、余白を取ることを心がけてください。





やる気のある女性最近、無気力ですか? 不用品を捨てる気力がない人におすすめの楽しい片付け。前のページ

ガラクタの量に圧倒されて、片付けを始められない人に贈る現状打破のアイデア。次のページ物だらけのキッチンカウンター

ピックアップ記事

  1. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  3. 11月2日にオンライン講座「誰でもできるシンプルライフ」を開催します。
  4. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  5. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。

関連記事

  1. お皿を洗っている女性

    ミニマルな日常

    5捨て3処理を3ヶ月やってみたらいいことばかり。

    日々、不用品の片付けをがんばっている読者のメールを2通紹介します。…

  2. ストレスをかかえている人

    ミニマルな日常

    テーブルの上が片付かない悩みを解決する5つのステップ。

    せっかく北欧風のおしゃれなダイニングテーブルを買ったのに、上にどんどん…

  3. 物思いにふける女。

    ミニマルな日常

    ただでさえからっぽの人生なのに、持ち物も全部捨ててしまってもいいの?

    『筆子ジャーナル』のお便り紹介コーナーです。今回は、読者の方の質問2つ…

  4. 心配している人

    ミニマルな日常

    今、何をしたらいいのかわからないという悩みとインプラントへの不安に対する質問の回答。

    断捨離や片付けに関係ない質問2つに回答します。ともに、これから…

  5. スマホで家族写真を撮影中

    ミニマルな日常

    撮る必要のない写真まで撮っていませんか? 写真を撮りすぎる問題について。

    読者から写真を整理したというメールが届きました。このお便りを紹…

  6. ノートに書く人

    ミニマルな日常

    人の批判に対処する7つの現実的な方法。

    息子について、親戚からいろいろ批判されて、ひじょうに心が傷ついている、…

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

新刊「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,588人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 海辺で後悔している人
  2. 鏡を見て落ち込む若い女性
  3. リラックスタイム
  4. 『8割捨てれば、お金が貯まる』表紙。
  5. 食器棚を見ている女性
  6. 忙しいお母さん
  7. 犬とたたずむ女性
  8. カラフルなマスキングテープ
  9. 秋の公園でたたずむ女性
  10. クリスマスの買い物

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 娘の汚部屋
  2. 服を買い物中の女性
  3. 財布を見て悩む。
  4. 忙しいママ
  5. 断捨離
  6. スケジュール帳
  7. 捨てられない女
  8. うるさいお母さんとその娘
  9. thank you という文字のカリグラフィー
  10. ぬり絵

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP