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よけいな物を買わないチャレンジ、9月の振り返りです。
先月は久しぶりにアマゾンで本を買いました。
9月買った物
・ペーパーバック、2冊
・2020年の日めくり(語学仕様)
・子供むけの雑誌(定期購読しているもの)
読書の秋だからというわけではありませんが、最近、よく本を読んでいるので、本を買いました。
これ以外にも、Audibleでオーディオブックを2冊ダウンロードしています。Audibleでは、1クレジットで1冊ダウンロードできます。
私は、1年に1回、12クレジットを一括で買っています。
以前、夫が去年のクリスマスプレゼントを玄関に置きっぱなしにしていることを書きましたが⇒自分の何気ない行動が、不用品がたまっていることを表している
アマゾンの25ドルのギフトカードを放置しているのは、もったいないと思い、「使わないなら、私にください」と頼んでみたら、あっさりくれたので、ギフトカードを使って、本とカレンダーを買いました(少し足が出ましたが)。
私の夫はめったに本を読まないので(小説を読んでいる姿を1度も見たことがありません)、たぶんアマゾンのアカウントを持っていないと思います。
いまのアマゾンは、本以外にもいろいろな物を売っていますが、夫はそんなことは知らないのでしょう。
以下に、9ヶ月、比較的、シビアに買わない挑戦をやって気づいたことを書きます。
1.自分の買い物の傾向がよくわかる
振り返りをずっと読んでいる人は気づくと思いますが、私の買うものには明らかなパターンがあります。
私がよく買うのは
・歯のお手入れグッズ
・書籍
・事務用品(ノートや付せん)
この3つです。
歯が悪いから、歯の手入れは不可欠です。治療すると、とてつもなく高額なお金が出ていきますからね。
本を読むのは趣味と実益を兼ねているため、買いすぎなければ、まあよかろう、と考えています。本は買って読む派ですが、読むのが遅いので、冊数はそんなに増えません。
事務用品も、必要最小限は買っています。
2.買い物をトラッキングするクセがつく
トラッキングとは、人の行動やデータなどを、追跡することです。
買わない挑戦をし、なおかつ、経過をブログに書いているので、何か買ったら、必ず記録するようになりました。
まあ、以前から記録していましたが、去年は、たまに忘れることもありました。今年はその都度、きっちりつけています。
Googleフォームを使って記録しています⇒衣類の整理方法、その他の質問に回答しました。
記録を残せば、あとからそれを見て分析できるので、買い物習慣を変えたい人は、しばらくの間、買わない挑戦をしてみるといいかもしれません。
3.欲しいものはくるくる変わる
買わないようにしているので、当然ですが、「欲しいな」と思っても、すぐには買いません。
何か、欲しいな、とふと思いつき、数日たっても、まだ欲しいと思っていたら、ノートの「来年買いたいもの」のページに書き出しています。数ヶ月前に書いたものは、たいてい、もう欲しくなくなっています。
つまり、私の場合、欲しいものはくるくる変わるのです。
だから、欲しいと思ったそのタイミングで買っていると、数カ月後にはガラクタになります。
どうしてもないと困るものは、「欲しいなあ、あったらいいな」なんて悠長なことを考えず、すぐに買いますから、「欲しいな」と思うのは、その時かぎりのことだと言えそうです。
4.買わなくても人生は楽しい
「欲しいな」と思ったものを買わなくても、すごく気持ちがめげる、痛みを感じる、みじめだ、悲しい、自己肯定感が下がる、生きているのがつらい、といったことはありません。
むしろ、買わないほうが、自分との約束を守れている満足感を感じます。
去年は、塗り絵グッズを買いすぎて、よく反省していたので、今年のほうが気分は良好です。
5.ちょっとルールがゆるすぎたかもしれない
買わない挑戦といいながら、買ってもいいものもたくさん設定しているため、ルールがゆるすぎたと感じています。
買ってもいいものはこちらに書いています⇒買わない生活を継続するために私が心がけていること。
本やオーディオブックは買ってもいいものには入っていませんが、本を読んだら、ブログにレビューや感想、紹介記事を書いているし、事務用品と同じで、仕事に必要だから、なんとなく買ってもいいものの枠に入っています。
自分を変えるために、買わない挑戦をやるなら、私の場合、「本は1冊も買わない、例外なし」というルールにしたほうがいいでしょう。
6.物を買わなくてもお金は出ていく
買わない挑戦をすると、節約になると人は言います。確かにそのとおりですが、物を買わなくてもお金はしっかり出ていきます。
8月は歯医者に大金を使いましたし、9月は娘の大学の授業料の支払いと、税金の分割前払いがあり、さらに娘の誕生日もあったため、1年のうちでも、かなりお金が出ていった月でした。
節約したいのなら、買わないチャレンジとは別に、対策を考えなければなりません。
7.買いたい欲望を抑えると、ほかで消費したい欲望を解消しようとする
物を買わなくても、ほかでお金を使って、消費したい欲望を満たしていると思います。
私、物理的な物はそんなに買いませんが、ネットフリックスやSpotifyなどのサブスクリプション(定額課金サービス)にお金を使っています。日本のアマゾンも、カナダのアマゾンもプライム会員です。
日本のアマゾンのプライムは、解約したつもりでしたが、タイミングが遅すぎたのか、継続されていました。
7月に、プライム会員で、キンドルアンリミテッド(電子書籍読み放題サービス)をやっていない人むけに、3ヶ月99円で試せるキャンペーンをやっていました。
そのとき、読み放題に入っている本で読みたいものがあったため、キンドルアンリミテッドを開始したのです。
それで、実際、数冊読んだのですが、やはり自分は、読み放題に入っているラインナップにない本を読みたいのだ、とよくわかりました。
もし買わない挑戦していなかったら、キンドル本を何冊か買っていたと思います。
3ヶ月99円はたいへんな大判振る舞いに思えますが、たぶん、アマゾンは全然損していません。
そもそも、プライム会員はたいていアマゾンのヘビーユーザーですから、読み放題に入っていない本をダウンロードする人も多いと思います。
漫画や小説の1巻目だけが、読み放題になっていることがよくあるので、1巻目がおもしろければ、誰だって続きを読みたいと思うでしょう。
しかも、スマホやキンドルから、ワンタッチで、すぐにダウンロードできます。買うのが簡単だと、人は買ってしまいます。
8.よくも悪くも人の影響を受ける
今年の春、娘がエアポッドを買いました。エアポッドは、ワイヤレスのイヤホンです。コードが邪魔にならないのと、Appleの商品すべてと同期できるところが便利な商品です。
娘はジムで音楽を聞きながら筋トレしているし、移動中もよく音楽を聞いているので、エアポッドを買って本当によかった、と言っておりました。
私も、別のところで、エアポッドのことを聞き、ちらっといいなと思っていました。
毎朝ジョギング中に、ポッドキャストやオーディオブックを聞いているからです。
娘にエアポッドを見せてもらって、耳につけてみたら、装着感もさほど悪くありませんでした。
もし、買わない挑戦をしていなかったら、買っていたと思います。
私には、それを買う理由も、買わない理由のどちらも思いつきます。どちらの理由を採用するかは、親しい人の意見に影響されるのです。
ちなみに、私の買わない理由は以下です。
・イヤホンに200ドル以上払うなんていやだ(カナダでは定価219ドル)。
・小さいからたぶんなくす(充分あり得ます)
・ジョギング中に落とすと泣くに泣けない(私はゆるい峡谷を走ったりする)
・耳に突っ込むタイプは、耳によくない(家では可能な限り外部スピーカーを使い、それができないときは、耳をおおうタイプを使っています)
これまでの買わない挑戦の記事もどうぞ
買いたい衝動に対処するには?(買わない挑戦8月の振り返り)。
買い物しなくてすむようになるには? 筆子の買わないチャレンジ、7月の振り返り。
買わない生活チャレンジ中、買わないことが平気になった主婦の6月の振り返り。
無駄な買い物をやめる7つのコツ(私の買わない挑戦、5月の結果)。
筆子の買わない挑戦、3月の振り返り。予定どおりの買い物をした月。
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今年もあと3ヶ月となりました。
日が短くなり、朝起きると真っ暗なので、今月こそはキャンドルを買います。
それと、リステリンがもうすぐなくなるので、買い足します。
それでは次回の振り返りの記事をお楽しみに。