シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

意志が弱いから貯金もダイエットもできないの。そんな人が自制心を持つ方法。



意志が弱すぎて自分のやりたいことを継続できない人がたくさんいます。

ダイエットや貯金ができない。運動や断捨離、片付けが続かない。衝動買いも止まらない。

こんな人が、少しでも意志を強くする方法をお伝えします。

世間には意志を強くするパワーストーンも売っていますが、石を買うより意志の力に対する理解を深めるほうが重要です。

私もさして意志が強いほうではありません。ですが、30日間チャレンジを続け、習慣を身につける方法、集中する方法、継続する工夫について日々学んでおります。

そんな私のおすすめする方法は3つです。

1.意志の力について理解する
2.無駄なことに意志の力を使わない
3.意志の源、前頭前皮質(ぜんとうぜんひしつ)を大事にする

順番に説明します。

意志の力とは何なのか?

意志を強くするためには、まずそれが何であるのか理解しておいたほうがいいです。

意志とは、あることをするかしないか自分で選択する能力です。植物には意志はありません。ぬいぐるみにもありません。

動物の中には、多少意志があると思われるものもいます。

意志の力とは、自分の意志を実現させるパワーです。決めたこと、やりたいと思ったことを実行にうつす力です。

人間が意志を持っているのは他の動物より脳が発達しているからです。物ごとを選択、決断したり、自分の行動を制御できるのは、おもに脳のいちばん前にある前頭前皮質という場所のおかげです。

額のすぐ裏側にあります。外側にあることからわかるように、脳の中では最後に発達したものです。

この場所がしっかり働いていないと理性のある人間としてふるまうことができません。

前頭前皮質は集中や衝動、短期記憶などいろいろと重要なことをコントロールしています。

もっと意志を発揮したい、意志の強い人になりたい、と思ったら、前頭前皮質がしっかり働くようにケアする必要があります。

これについては3番で述べます。

さて、意志の力に関して、多くの人が意外と気づいていないのは、意志の力は有限である、ということです。

根性があれば、決めたことをバリバリやっていける、つまり、意志の力は自分の意志でどうとでもなる、というのは誤解なのです。

前頭前皮質の働きがあるからこそ発揮できる意志の力は、脳が生体である以上、有限です。

限界があるのです。

それはたとえて言えば、スマホのバッテリーのようなものです。体力と同じで朝はたっぷりあり、意志の力を使うたびにどんどん減っていきます。

夕方から夜はあまり残っていません。

ですが、ありがたいことに、一晩寝れば、脳が元気を回復し、また一定の意志の力を持つことができます。

私も朝は元気ですが、昼過ぎからだんだんだれてきて、夜は疲れていて何も考えたくない気分です。

このように意志の力は限られているのですから、大事なことに使うようにして、どうでもいいことには使わないようにするのがポイントです。

次に、意志の力が消費されていく場面を説明します。

意志の力が消費される行動

人間の行っている知的活動のほとんどすべてに意志の力が必要です。

意志がそんなにいらないのは完全に習慣になっていることだけです。

朝起きるところから、多大な意志のパワーを使わなければ1日が始まらない人もいます。

無駄なところで意志力を使っていないかチェックして、本当に大事なところでそのパワーを使うようにすれば、その人は、「意志の強い人」になるのではないでしょうか。

特に意志力が必要なのはこんな活動です。

新しい習慣を身につけること

これまでやったことがないこと、未知のことをやるためには脳をたくさん使わなければなりません。

そこで、新しい習慣を身につけるなら、1つずつやるのがコツです。それも小さなことから始めます。

習慣を身につける方法⇒今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

誘惑に抵抗すること

日々はたくさんの誘惑に満ちています。甘いものを食べたい誘惑、ずっとふとんの中で寝ていたい誘惑、ずっとテレビを見ていたい誘惑、ずっとゲームをしていたい誘惑。

こうした誘いに打ち勝とうとするとき、たくさんの意志力が消費されます。

よって、最初から誘惑されないようにしておくと意志力の浪費を避けることができます。ダイエットならば、家の中に甘いお菓子を置かない、といった戦略です。


邪魔なものをフィルタリングすること

自分が今やろうとしていることを邪魔するものを確認、評価、選択、そして排除するときに意志の力をたくさん使います。

たとえば、会社のデスクで提出期限がせまっている大事な企画書を作成しているとします。会社ですから、いろいろな邪魔が入ります。

得意先から電話がかかってきたり、隣の同僚に話しかけられたり、上司に呼ばれたり、外から選挙カーの「清き1票をよろしくお願いします」という大声が聞こえたり、窓からまぶしい光がさしてきたり。

自分の仕事の邪魔をするものの中には、今すぐ対応すべき重要な用件もあります。

そういうのを選んで、ほかを排除する、という行動をするときに意志の力がいるのです。

断捨離やダイエットにおいても、邪魔者(物)、気を散らす者(物)を排除しておくと、そんなに疲れず、進めることができます。

感情を抑えること

喜び、怒り、悲しみなど、イライラなど自分の正直な気持ちを外に出さず、無理やり心の中に押さえ込もうとすると、意志の力が消費されます。

沸きあがってくる感情は、そのまま受け止めるようにしたほうがいいです。

衝動を抑えること

叫びたい衝動、走り回りたい衝動、スキップしたい衝動、買い物したい衝動。こうした気持ちをがまんするときも、意志の力が必要です。

1人でいるときに、プチな衝動は発散したほうがよさそうです。

恐怖をなだめようとすること

本当は怖いのに、「いや、気のせいだ。怖くない、怖くない」と思い込もうとするには、やはり意志の力が必要です。

嫌いなことをやること

本当はやりたくないのに、「やらなければいけないから」と、いやいや行っていると意志のパワーが奪われます。

大事なポイントで意志力を発揮するためにも、できるだけ嫌なことをやらなくてすむ環境を整えたほうがいいです。

他人に良い印象を与えようとすること

本来の自分より自分をよく見せようとして、よい格好をしようとしているときも、意志の力が動いています。

他人軸で生きている人、人目を気にしすぎている人は、つまらないことに貴重な意志の力を使っているのかもしれません。

以上は、こちらの本に書いてあったことを参考にしました(表紙をクリックするとamazonに飛びます)。ただし、それぞれの例は私が考えたことです。

私は原本をオーディオブックで聞いたので、翻訳版の表現は違っているかもしれません。

このほかにもテストを受けるとか、目先の喜びではなく、長期的なゴールの達成のために動くことも、意志の力が必要となります。これは、わかりやすいですね。

マシュマロ・テストを見れば、子どもたちがいかに意志の力を発揮しているか(いないのか)よくわかります⇒人生で成功したいなら自制心を持て~マシュマロ・テストに学ぶ成功法則(TED)

物ごとを選択しているときも意志の力を使っています⇒決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

以上のような行動のうち、自分にとってさして重要でないものは、なるべく意志の力を使わないですむようにしておきます。そうすれば、肝の場面で、意志の強い人として行動できるのです。

最後に、前頭前皮質をケアする方法を紹介します。これは簡単で、健康によい生活をするだけです。

3.前頭前皮質をケアする方法

ショッピング

買いたい衝動と闘う。

適切な睡眠をとる

睡眠は身体全体にとってとても重要な活動です。特に脳の掃除(老廃物を出す)という点において大切です。

寝ているあいだに、脳は自分で(というのも変な言い方ですが)自分のメンテナンスをしています。

意志の強い人になりたかったら、しっかり寝なければなりません。

睡眠の重要性についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ⇒睡眠不足や不眠に悩むなら読んでほしい眠りに関する記事のまとめ。

ポジティブシンキング

前向きな態度で人生を生きていると、適度にドーパミンが出て脳が活性化されます。

気持ちが落ちこんだら、きれいな花でも買ってきて、部屋に飾るといいかもしれません。

人の悪口、ゴシップを言わない

人の悪口や噂話はほどほどにしてください。

以前、不幸な人は人の悪口が好き、という記事を書いたことがあります⇒あなたの毎日が暗い理由はこれだ。不幸な人の10の特徴。

この記事、地味に反響がありまして、「人間はそんなに強い生きものじゃない。悪口を言って、心が晴れてる人もいる」というメールをいただきました。

そういう人もいるのでしょうか?

その人には、「悪口を言うのと、弱音を吐くのは違うので、わけて考えてください」とメールで返答しました。

弱音を吐くのはいいのです。感情を抑えると上に書いたように、意志の力を使ってしまいます。

しかし、悪口を言う行動は、弱音を吐いたあと、その人が選択する次のアクションだと思うわけです。つらいことや悲しいことを人のせいにしていると、まず幸福になれません。

その点についてはこちらの記事をごらんください⇒幸せは自分の心の中にある、幸せをアウトソーシングしてはいけない(TED)

悪口をいったり、ソープオペラ(お昼のメロドラマ)みたいな話に興じていいると、脳の扁桃体(へんとうたい)が活性化されると言われています。

扁桃体は情動を司っている場所です。

「ひどい、何であの人ばっかり」と人を妬むと扁桃体が活性化されます。その話ははこちらに書きました⇒悪いのはむこうなのに!世の中の不公平さにもんもんとする心を整理するには?

扁桃体がビビビっと活発になると、前頭前皮質が負けてしまうのです。

それについてはこちらの動画で説明しています⇒なぜ人は嫌なことを後回しにしてしまうのか?(TED)

人の悪口とか芸能人のスキャンダルとか、人間は本能的に好きですよね?しかし、こういう話題に必要以上に身をやつしていると、前頭前皮質の働きが弱まってしまいます。

そもそも、1日中、人の話でもりあがっていると、自分のやるべきことにフォーカスできないですよね。

ストレスをためない

ストレスもよくないので、無駄なストレスは排除してください。

物を捨てて暮らしをシンプルにすると余計なストレスが減ります⇒ストレスでいっぱいなら、今日から捨て始めよう。「持たない暮らし」が自分らしい生き方を実現する理由とは?

健康に気を配りつつ楽しいことをする

適度に運動して、バランスのいい食事をとり、ジャンクフードを食べすぎないようにします。

また、日々、感謝の気持ちを持ってください⇒幸せになる最強の方法、感謝する気持ちがうむ7つの効果。

ヘルシーなライフスタイルを好まない人にはこんな方法もあります⇒健康的な生活が嫌いな人に贈る、楽しみながらボケない脳をつくる7つの方法。

だじゃれや回文(上から読んでも下から読んでも同じ文章。例:私負けましたわ)を考えるなど、言葉遊びに興じるのも前頭前皮質の活性化によいそうです。

人の悪口を言いそうになったら、オリジナルの回分を考えたり、子どもとしりとりをするといいんじゃないでしょうか?

人とふれあうことも、前頭前皮質のケアになります。

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今回は、意志の力を無駄に減らさないようにして、肝心のところで、強い意志を発揮するヒントをお伝えしました。

「バカとハサミは使いよう」といいますが、意志の力もそうですね。

限られたリソースなので、うまく使うようにすべきです。

尚、意志の力は、朝はたっぷりあるので、大事なこと、どうしてもやりとげたいことは朝取り組むとよいです。


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