シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

本を捨てない夫にイライラします、という悩み相談への回答。


タメコミアンのご主人をお持ちの読者の方から質問をいただきました。「夫が本をためこんで捨てない、どうしたらいいか」という主旨です。

この記事で回答します。まず、メールをシェアします。Yさんからいただきました。

引越しを控えているのに夫が本を捨てない

件名:タメコミアンな夫と子供服の管理について

いつもとても参考にさせていただいております。そして持たない勇気をいただきありがとうございます。

タメコミアンな家族についてと、子供服の管理についてお聞きしたいです。

筆子さんもご家族がタメコミアンだという記事を拝見いたしましたが、相手には捨てる相談や、家族会議などは一切せず、本人の意思にまかせているのでしょうか?またどのような言葉をかけているのでしょうか?

私自身服を多く持ちすぎていた為(夫から指摘されました。)、来年、引っ越しを予定しているので、それを期に100着以上は処分しました。処分して後悔したことは一度も今のところないです。これから第二段階に進みさらに処分したいと考えております。

ただ家族(夫)が所有物に関してなかなか断捨離が進まず困っています。

夫は洋服自体はそんなに持っていないのですが、本がとにかく多いです。200冊以上は確実にある量です。

1年以上読んでいない本がダンボールに3箱以上あり、私は処分してほしいと考えているのですが、断固して本は捨てさせない!と言って話は平行線になってしまいます。

夫は大学で物理学を専攻していたので、その手の本がとにかく多く確実に積読になっています。

そのことを指摘しても、時々物理の勉強をするので、その時に専門書がないと読み解くことができないから困ると言って捨てるのを拒否しています。

その時々のためにとっておく重要性はあるのかと聞いても、勉強をすることが彼にとって優先順位が非常に高いので、時々使うものでも手放すことに拒否感があるのだと思います。

それ以外にも、夫の家族ではまっていたシオノナナミさんの海の都の物語というシリーズが好きで(私は興味は持てないです。)単行本で揃えています。

以前筆子さんがコレクションすることの危険性をブログで書いていらっしゃいましたが、そのとおりで脅威に感じております。

本を捨てないのは夫の家庭がとにかくあふれる程の本があり、そういう中で育ったので、恐らく捨てるという行為=間違いのようにインプットしているのだと思います。

今後はこれ以上本を増やしてほしくないので、できるだけ電子書籍で買うとか、1冊買ったら1冊は処分するようにしてみてはどうかと提案しても、本だけは絶対に捨てないと言ってケンカになってしまって話が進みません。

現在私は30代ですが、このまま老後まで本が増え続けることを考えると、本当に嫌です。

また子供服の管理についてですが、現在2才の子供がおり、あっという間に大きくなります。

筆子さんのブログを読んで、ここ最近はほぼ中古の服で間に合わせていますが、保育園に通うようになった為、汚れた時の替え用の服の持参が必須となっています。(スペアの服)そのため、タンスがパンパンの状態が続いています。

筆子様は幼児の子供服の所有の数について何着くらいが妥当と現在はお考えになっていますでしょうか?

筆子さんがご家族にかけている言葉や接し方、何かいい案がありましたら、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

Yさんメールありがとうございます。

来年引越しなのですね。楽しみですね。

まず質問に答えます。

タメコミアンの夫にどんな言葉をかけているか?

私の夫はYさんのご主人よりずっとタメコミアンだと思いますが、基本的に本人の意志に任せています。相手は大人なので、ほっとくしかないでしょう。

たまに気づいたとき(夫が休みですごく暇そうなときとか、明らかに邪魔な場所に物を置いたときなど)に、「使わないものはいい加減に片付けてよ」とは言います。

また、夫が持っていそうな何かが必要になったとき、「持ってますか?」と聞くと、たいてい、「う~ん、あるかもしれないけど、どこにあるかわからない」と答えるので、そのときも、片付けを促します。

すなわち、「いくら物をたくさん持っていても、ほしい時にさっと取り出せないということは、持っていないのと同じことではないですか。むしろ持っていないときより状況は悪いでしょう。自分が把握していない物で、寝室がいっぱいなんだから」と言います。


実際、きのうそういうことがありました。

娘に「家にあるクリスマスのラッピングに使えるものを全部出しといて、使いたいから」と頼まれたので、自分は持っていませんから、夫に持っているかどうか聞きました。

いつもどおりの答えが返ってきたので、片付けるように言ってみました。

しかしいくら言っても私の言葉は本人の心にたいして響いていません。あとで説明しますが、本人がその気にならなければ、どんな行動も起こさないのです。

英語にこんなことわざがあります。

You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.

馬を水辺に連れていくことはできても、無理やり水を飲ませることはできない。

この通りではないでしょうか?

家族に無理やり物を捨てさせることはできません。

子供服の適正な数は?

幼稚園児

2才児がどんなだったか思い出せません。

2歳のお子さんの服でタンスがぱんぱんということですが、必要な衣類の数は、住んでいる場所(たとえば常夏のハワイよりカナダのほうが服がたくさんいるはず)、その子どもの生活状況、Yさんの洗濯の頻度によって違います。

このメールだけでは性別もわからないし、ふだん何を着せているのかもわかりません。

たとえば、私自身は2歳でもなんでもないですが、下着はショーツだけなので、ほとんど必要ありません⇒下着もミニマルにブラとショーツだけ、さらにノーブラ化をめざしています

しかしYさんがお子さんに下着をたくさん着せていたらそれも必要です。

私は娘が小さかったとき、下着はショーツ以外ははかせていませんでした。

必要な衣類を考えるとき、性別も知りたいところです。

男の子のほうが活発でよく汚すかもしれませんよね?2歳だとあまり関係ないかもしれませんが。

仮に男の子だとして考えてみます。

今の日本の一般的な親が、2歳の男児に何を着せているのかさっぱりわからないのですが、仮に下着はショーツだけだと考えると、ふだんの服装は

ショーツ
トップス
ボトムス(ズボン)

この3つです。

日に2回着替えるなら、1日3着X2=6着。それを毎日洗濯するなら1日おきに同じパターンを着せるとして、

月曜日 6着(パターンA)
火曜日 きのうとは違う6着(パターンB)パターンAは洗濯し、その日のうちに取り込む。
水曜日 パターンA
木曜日 パターンB
金曜日 パターンA
土曜日 たぶん保育園に行かないと思うので、3着(パターンBから使用)
日曜日 この日も自宅なので3着(パターンA、Bのどちらかから使用)

合計12着となります。

これに寒い日に着せるジャケットや、レインコートを合わせると14着。

お出かけに着る特別おしゃれな服が上下で2着。

全部で最低16着という計算になります。

カーディガンやセーターなど、室内で着る羽織モノや予備も入れて20着ぐらいでしょうか?

以上は少ない情報をもとに、私が勝手に考えたことです。Yさんのお子さんがふだん何を着ているのかさっぱりわからないので、大きな考え違いをしているかもしれません。

ご自身で、洗濯の頻度も考え合わせて、最適な数を出してください。他人が決めることではありません。

子供服の断捨離についてはこちらもお読みください⇒子ども服の断捨離の仕方。数は少なくして、使い切る。

最後にメールを読んで気づいたことをアドバイスします。

他人に無理やり物を捨てさせることはできない

夫婦喧嘩

平行線をたどる。

Yさんのご主人は、Yさんの服が多すぎると指摘したそうですから、「いらない物は捨てたほうがいい」という考え方ができる人だと思います。

ただ、ご本人にとって、本はいらない物ではないのです。

Yさんには、「いらない物」に見えても、それはYさんの主観であり、ご主人は全く違う考えを持っています。

それについては、過去記事でも書いています。お時間あったら読んでください。

後片付けをしないだらしない夫とケンカせず仲良く暮らす3つの秘訣。

物を捨てない夫の本や資料を何とか片付けたい、というお悩みメールへの回答。

Yさんは塩野七生さんの著作に興味がないかもしれませんが、ご主人は好きなのです。Yさん自身に自分の好きなものがあるように、ご主人にも自分の好きなものがあるわけです。

それがたまたま塩野七生さんの本や物理学の本なのでしょう。

Yさんは、ご自身の好きな生き方(断捨離とか)をしたいと願っており、それを一方的にやめろ、と言われるのは嫌ですよね。

ご主人が「本を捨ててよ」と言われて反発するのはそれと同じ。

だから、あまり高圧的に「本を捨てて!」と言うべきではないです。本人がその気にならなければ、捨てないし、無理に捨てさせても、ご主人に恨みつらみが残ります。

先の心配をせず、今を生きる

Yさんは、「このまま老後まで本が増え続けるのかと思うと本当に嫌だ」と書かれていますが、これは先のことを取り越し苦労しています。

今30代だそうなので、老後まで30年はあります。

今の状態が30年続くなんて絶対にありません。

そもそも来年引越しだそうですから、引越業者を手配するときや、どこに荷物を置いたらいいのか検討するときに、ご主人は自分の本の搬入や置き場所について考えざるを得ません。

塩野七生さんの「海の都の物語」にしても6巻で完結しているのでこれ以上増えません。

私なら、「本は全て新居に持っていってもいいけど、全部、あなたの部屋に置いてね」と言います。

これは私が夫に言っていることでもあります。

夫の部屋はガラクタ(私の目から見ると)でいっぱいですが、ドアをしめれば見えないので、私は正気を保つことができています。

とは言え、一部キッチンなどにはみだしており、これについては時々苦言を呈しています。

Yさんは、「夫に本を捨てさせること」をゴールにするのではなく、「夫婦円満に、できるだけシンプルに幸せに暮らすこと」をゴールにしてはどうでしょうか?

そのために、もちろん話し合いをしてもいいですが、基本的に、ご主人の持ち物のことは本人に決めてもらったほうがいいです。

とりあえずは、あまり将来を悲観せず、前向きにご自身の断捨離をすすめることをおすすめします。

こちらの記事も参考にしてください。

きれい好きな人が片付けない家族と円満に暮らす4つの秘訣

家族のガラクタが邪魔。そんな時平和的に断捨離を進める5つの方法

家族に片付けを促す一番いい方法は、自分ができることにフォーカスすること。

人を説得する方法はあるか?断捨離を邪魔する家族との対話の進め方。

===========

自分はシンプルライフをめざしているのに、タメコミアンの家族がいるとすごくストレスでしょう。私も同じなのでよくわかります。

しかし、相手にとっては、ミニマリストと住むのがとてつもなく苦痛かもしれません。そこはお互い様ですから、お互い、譲れるところは譲って、できるだけ友好関係を保ってください。


関連記事

「お気に入り」に登録

ブックマークしてまた遊びに来てね。 Ctrl+D 同時押しで登録できます。

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読ボタンを押せば、更新をメールで受信できます。解除もご自身で簡単にできます。

このブログの運営者

筆子

こんにちは。昭和34年生まれの50代主婦、筆子(ふでこ)です。持たない暮しを心がけているミニマリストです。好きなものは、小豆とナッツ。さらにくわしい自己紹介はこちらからどうぞ⇒はじめまして。筆子です

このブログはリンクフリーです。筆子へのお便りや、お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ⇒お問い合わせフォーム

プライバシーポリシー・免責事項・著作権

アーカイブ

筆子の本・9版発売中

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられないなら要チェック
1週間で8割捨てる技術⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始
実物の写真つき紹介はこちら
「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

このブログの中を検索