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スッキリ暮らすために、余分な物を捨てることをおすすめしています。
初回は、キッチンとオフィス(事務スペース)にありそうな、余分な物を紹介しました。
その後、三連休があったし、相変わらず、外に自由に出られないから、かなり、片付いたのではないでしょうか?
2回めは、クローゼットと玄関を片付けてみましょう。
クローゼット・押入れ
衣料品を入れているクローゼット、押入れを片付けます。
たんすに服を入れている人は、たんすのチェックも忘れずに。
たんすの引き出しは、奥のほうと、服が重なっている下のほうに、余分な物がひそんでいます。
近藤麻理恵さん方式で、立てて、きれいに収納していても、余分な物は出ます。きれいに整然と並べていると、「どれも、自分にとって大事な物なんだわ」と錯覚しますが、きれいに並んでいるからといって、有用品とは限りません。
使っていなかったら余剰品ですから、どんどん出して処分してください。
肌着類
ソックス、ストッキング、アンダーウエアから、もう使わない物を捨てます。
新品のまま、ずっとそこにある物も、もう処分したほうがいいでしょう。
私も、以前、未使用のストッキングやタイツを、ずるずると数年持ち続けましたが、結局捨てました。去年、1年、はかなかったのなら、もう捨てていいんじゃないでしょうか?
不用品をたくさんためる人は、おしなべて、行動が遅いと思います。
もういらないな、と気づいてから、手放すまでに時間をかけすぎるのです。時間かけたって、いらない物はいらないままですよね?
使うつもりなら、使う計画をたてて、粛々と実行していかないと、また1年、たんすの中です。
こちらの記事でも⇒今年、私が捨てたいものと、捨て方の計画、早く捨てることをおすすめしましたが、さっさと捨てれば、もうその靴下や肌着について、「いるかな、いらないかな、どうしようかな」と悩まなくてすみます。
服飾小物
スカーフ、マフラー、ストール、帽子といった服飾小物を捨てます。
小物は、コーディネートに変化をつけるために、たくさん持ちたい、と思うかもしれません。
しかし、あれこれコーディネートを変えようとする事自体が、すでにシンプルな暮らしではありません。
服の断捨離ができない5つの理由。コーディネートにこだわる人は失敗する
もし、本当に、小物で変化をつけたいと思っているのなら、衣類のほうを大幅に減らしてください。思い切ってどーんと。
衣類も多い、小物も多いとなると、結局は、毎回似たパターンの服装になります。組み合わせる選択肢が増えすぎて、選べなくなるのです⇒バリー・シュワルツに学ぶ『選択のパラドックス』(TED)~所持品をミニマムにすると生きやすくなる理由とは?
毎日、組み合わせの違う服を着ることより、服の管理と服選びに使う時間をほかの大事なことに使うほうが有益ではないでしょうか?
着たきりミニマリスト主婦の普段着とよそ行きをご紹介~ワンパターンな服はストレスが少なく、生産性をあげる
バッグ
バッグはもらい物が多いです。
なぜか日本人はバッグが好きだから⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
付録や景品によくついてきます。
今朝、たまたま、「ミニマリストのエコバッグ選び」という記事を見ました。
レジ袋が有料化されたので、エコバッグの需要が高まっている中、あるメーカーのあるエコバッグが大人気だ、という内容です。
使い勝手がいいから、おすすめだが、ミニマリストは、エコバッグを1つ持てばいいから、このサイズでこの柄が一押しだ、とありました。
この記事を読んで、違和感を感じましたね。
ミニマリストなら、新たにエコバッグを買わず、家にあるバッグを使います。私ならそうします。
ずっとこの古いエコバッグを使っています。
10年ぐらい前に買いましたが、まだふつうに使えます(底に小さな穴があいてはいる)。
たいていの人が、もう買い物に使えるバッグ持っていると思います。本当にミニマルな暮らしをしたいのなら、いま使っている物を使い続け、クローゼットの中に放置されているバッグを捨てましょう。
玄関
次は玄関、エントランスエリアです。
ここがきれいだと、外出からも戻ったとき、どっと疲れることがないので、特に注力して、余分な物を捨ててください。
靴、履き物
玄関にある物と言えば、履き物です。
自分の足は通常1セットだから、そんなに何足も、靴は必要ありません。
しかも、日本に住む人は、外靴を履く時間が短いから、少ない靴を使い回すほうが、無駄なく効率よく、靴を消費できます。
私は、外回りの営業です、刑事です、という人は、仕事柄、靴を履いて、歩いている時間が長いと思いますけどね。
一度、自分が、月にどのぐらいの時間、靴を履いているか、考えてみるといいですよ。靴の使用時間に見合った量を持っているか、調べてください。
そんなに履く時間はないのに、靴の数だけがやたら多かったら、余剰品がたくさんあります。
こちらは今、私が履いている靴です。前に履いていたスニーカーがだめになったので、去年の10月20日に買いました。
その前に履いていたスニーカーは、同じメーカーの似たようなタイプで、そちらは、2018年の11月5日に、名鉄百貨店で買いました(里帰り中だった)。
当時履いていたスニーカーがあまりにボロボロになったからです。
デパートで買ったとき、靴をその場で、履き替えて、古い靴は店員さんに処分を頼みました。その靴は、2年で、だめになったのです。
私は1日70分のスロージョギングを、365日していて(あまりに寒いときや、路面がつるつるのときはしませんが)、あとは基本、家にいるので、靴を履いている時間は短いほうです。
単純に計算すると、852時間と少し履くと、スニーカー1足がだめになります。
私は、同じ靴ばかり履くので、痛みが早いとは思います。しかし、ちょっと穴があいたぐらいでは捨てず、本格的にボロボロになって、大きな穴があいて、水が入ってきて、冷たくてしょうがない、なんて状態になるまで履きます。
このように、一足使い切る目安時間を知っておくと、靴だらけの下駄箱から解放されます。
靴箱
下駄箱の中に、靴の箱がたくさん入っていることがあります。
私の母も、草履が入った箱をいくつか持っていました。しかも、その草履はビニール袋で包まれていました。
ビニール袋で包んだ草履を箱(つぶれている)に入れ、それを下駄箱に入れる…… 過剰包装ではないでしょうか?
必要なのは草履だけだから、袋や箱は余分です
「箱に入れないとほこりっぽくなるから」と言う人がいるかもしれません。
使わないからほこりっぽくなるのです。
手をつけないから、ほこりがたまります。
ほこりがたまる履き物は、余剰品と考えたほうがいいと思います。
それに箱に入れておくと、その靴を履くとき、「箱から出す」というアクションが生じてしまうので、取り出しにくくなり、ますます履かなくなります。
靴は飾りではなく、実用品です。
よう履く靴だけを、箱から出して、下駄箱に待機させましょう。
靴磨きに使うもの
以前も書きましたが、靴磨きセットや、靴の手入れに使うものが箱に入っている場合、その中に余分な物がたまるので、チェックしてください。
私の実家でも、靴磨きに使う布がやたらとたくさん箱に入っていました。
昔、私が入れたものも入っています。
靴や眼鏡を磨く布をあちこちでもらって、始末に困って、靴磨きグッズが入っている箱の中に入れたのです。
うろ覚えですが、フェリシモで靴の会に入っていて、毎月、靴といっしょに、それを磨く特殊な布きれ(個別にビニール袋に入っていた)がついてきました。
そういう布きれを、ビニールに包装したまま、箱に入れていました。
靴磨きに使うことにこだわらず、掃除に使って、さっさと使い切ればよかった、と今になって思います。
ほかにも、使いみちがない景品やおまけが、玄関にひそんでいるかもしれないので、見つけたら、速攻で処分しましょう。
初回の記事はこちら⇒余分な物を捨てるすすめ~同じ物、そんなにいくつもいりませんよ(1/3)
クローゼットと玄関の片付け・関連記事
いまの自分に関係のある物だけを入れてクローゼットをアップデートするすすめ。
これで捨てたつもりになっていた(写真あり):ミニマリストへの道(50)
クローゼットにしまいこんでいる物をちゃんと使って人生を変える(TED)
その玄関マット、本当に必要? マットを捨てると手に入るもの。
押入れの中で、きれいに整理されている不用品を捨てる:プチ断捨離(38)
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クローゼットや下駄箱のように扉のある収納スペースは、いったんきれいにしても、時間がたつと、余分な物が増えます。
ふだん、スッキリ生活できている人も、3ヶ月に1回ぐらいは見直したほうがいいです。
洋服やバッグのポケットにゴミみたいなものが入っていることもあります。
それでは、この続きをお楽しみに。