買い物好き

ミニマリストへの道

「持たない暮し」をめざす人が絶対買ってはいけない3つのものとは?~ミニマリストへの道(22)

50代主婦筆子が、物を持たないミニマリストになっていった過程をつづっています。

雑誌の定期購読をするといたずらにモノが増えてしまうことに気づいた私は、すべての定期購読をやめました。

すると、多少は物が減りましたが、まだまだです。というのもお菓子作りの道具やレシピ本、好きな文房具や雑貨をぽつりぽつりと買っていたからです。

物を買う生活と物を捨てる暮しを続けながら、私はシンプルライフをめざすとき、絶対買ってはいけない3つのものに気づきました。



「持たない暮し」をめざす人が絶対買ってはいけない3つのもの

1. 値段が安いだけのものは買ってはいけない

筆子は節約系貧乏主婦ですから、高いものは買いません。でも、物は高かろうが、安かろうが、物理的に場所をとり、管理を要し、筆子の気力と体力、時間を奪うのに変わりはありません。何かを所有してしまうと、絶対仕事が増えるのです。

むしろ、多少高くても、へそくりをためて、自分が本当に欲しいものだけを買ったほうがいいのです。

たとえばTシャツを5枚千円で買うより、お気に入りのTシャツ1枚のみを、5千円で買ったほうが、そのモノに対する満足度は高いはずです。心が潤うと言いましょうか。

「安物買いの銭失い」と言いますが、「値段が安いのにたくさん入ってる」、というモノを買っていると、そのモノを買った理由、そのモノに価値を認めたところが「値段だけ」になってしまって、心があまり満たされないのです。

だから5枚千円のTシャツを買うときは、「はたしてこのTシャツが1枚5000円でも私は買うのだろうか?」と自問自答すべきでしょう。

この質問は100円均一ショップで買い物をしているときもしたほうがいいですね。100円の品物でも所有してしまうと、あとが大変です。

2. 頒布会(はんぷかい)の商品を買ってはいけない

頒布会とは、月々決まった代金で、あるシリーズ、テーマのもとに商品を1つずつ送る、通信販売の伝統的な販売方法です。

筆子の母は、結婚当時、ノリタケの食器の頒布会に入っていて、毎月同じ柄だけど、用途の違う食器を買っていました。

母は新婚当時、本当に何も持っていなかったのです。昭和30年前後のことですから、世の中にそんなにまだモノがありませんでした。

このノリタケの頒布会で買った茶碗蒸しセットが、60年以上、使われないまま母の手元にありまして、去年2人で断捨離しました。

頒布会も雑誌の定期購読と一緒で毎月確実に届いてしまうので、「持たない暮し」をめざす人はやらないほうがいいです。

筆子は若いころ、頒布会で、ものすごくいらないモノを増やしました。その頒布会の名は「フェリシモ」です。最初はハイセンスという名前でしたが。

フェリシモの場合は、カタログに、「こんなものが届く」というサンプルの写真がのっていて、実際、その月、どの商品が届くのかはわからないのです。

たとえば、マグカップの会に入ったとして、「この赤に白い水玉のマグカップがほしいな」と思って待っていても、なかなかそのマグカップが来ず、それが届くころまでには、青いマグカップ、紫色のマグカップ、黄土色のマグカップなど、趣味に合わないものが、毎月確実に1つずつ増えていってしまうのです。

「何が届くのかわからない」物に、お金を払うなんて、「いったい頭のネジはどうなっているのだろう」、と思うわけですが、「何が届くのかわからない」ゆえに、「自分で自分にサプライズの贈り物をしている」幻想の世界に入ってしまうのです。しかしその現実は、お金を払って無駄なものを購入し、ガラクタを増やすことにほかなりません。

筆子はTシャツの会、オーデコロンの会、パジャマの会、靴下の会、パンツ(ボトムス)の会、ピアスの会、レターセットの会、ジャケットの会、シューズの会、バスタオルの会、絵葉書とグリーティングカードの会、スヌーピーの雑貨の会、

ミッフィーのタオルの会、カチューシャ(ヘアアクセサリー)の会、マグカップの会、白い食器の会、リボンの会などなど、たくさんの会に入って品物を届けてもらっていました。

毎月3千円以上買うとプレゼントがもらえるので、1つの会で「失敗した」と思っても、また別の会に入ってしまうのです。

長年フェリシモに落とし続けたお金を貯蓄しておけば、今頃大金持ちになっていたと思います。

こうしてためたモノは、結局あとになって苦労の末、すべて断捨離しました。フェリシモで買ったもので、今も使っているのは、1つもありません。





3. 福袋は絶対買ってはいけない

シンプルライフを目指す人が絶対買ってはいけないもののきわめつけは、福袋です。

福袋はこれまで書いた、

1. 値段が安いのにたくさん入ってる
2. 中身が何か買うまでわからない

という不用品を増やす恐ろしい要素を合わせ持っています。

浪費家だった筆子は、もちろん福袋が大好きでした。

関連⇒元浪費家のミニマリストが教える衝動買いの心理とそれを防ぐ5つの方法

若い頃はお正月にブティックの福袋を買いました。昔の福袋は本当に中身をさっぱり予測できませんでした。

せいぜい、あるブランドの物が入っている、ということがわかるぐらいです。

福袋は買って開けるまでが至福の時で、袋を開けると無口になってしまいます。それでもせっかく買ったので、なんとか着られないか頭をひねります。

この変な模様のついているトレーナーは部屋着にしよう、この丈が長すぎるスエットパンツは、母に裾上げしてもらって、散歩のときはこう、これは、〇〇さんにプレゼントすると喜んでもらえるかも、と。

6点入りの福袋で6点すべてが気に入ることはまずありません。必ず気に入らないもの、自分で使いそうにないものがあり、すべての商品の使い道を考えなければならないのです。

あるいは、「そのうち使うかも」と押入れやクローゼットに押し込んでしまいます。

私はシンプルライフにめざめてからも、時々ネットショップで福袋を買っていました。雑貨の福袋です。今から10年ぐらい前のことでしょうか。ネットショップの場合は、完全闇福袋ではなく、内容がわかるものも多かったです。

「必ずこれは入っていて、あと2,3点は何が届くかお楽しみ」とか、「中身はこれがすべてです、ただし色、柄は指定できません」、とか。それに今は福袋のネタバレをしているブログや掲示板もたくさんあります。

無印良品の福袋の中身のネタバレなど、よく見ていました。あれは抽選に当たらないと買えないのでかえってよかったです。

しかしそういう福袋も結局、無駄が出てしまうのです。福袋はよく売れ残りが入っているといいますが、多少なりとも売れ残りや、福袋の中身にするために仕入れているものが入っているのは、否めないと思います。

何より福袋のよくないところは、1度の買い物で、どっとモノが増えてしまうことです。

「福袋を買うのはまずい」

ようやくこの事実に気づいたぼんやり者の筆子は、6,7年前に雑貨屋で買った福袋を最後に、2度と福袋には手を出していません。

☆福袋のワナについてはこちらに詳しく書いています⇒もう買うのやめたら?福袋の失敗のダメージは想像以上に大きい

☆☆前回の記事はこちら⇒「持たない暮し」をめざすとき絶対してはいけないこととは?~ミニマリストへの道(21)の続きです。

☆このシリーズを最初から読む方はこちらから⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?【1】~物がたくさんあっても幸せではなかった

☆この続きはこちら⇒まさかの断捨離リバウンドで家の中がまたぐしゃぐしゃ、それにはこんな深い理由があった~ミニマリストへの道(23)

きょうのまとめ:
モノを減らして生活をシンプルにしたい人が買ってはいけない3つのもの

1.値段が安いだけのもの
2.頒布会の商品
3.福袋

***********
物の入った福袋を買うのもやめたあとも、紅茶やお香の福袋など消耗品の福袋を買っている時期がありました。

しかしこれも今はやめました。紅茶でも、自分の口に合わないものはまずいのをがまんして飲むことになります。それに紅茶は新鮮なほうがおいしいです。

お香にいたっては使い切れずにたくさん断捨離するはめになりました。

たとえ消耗品でもストックを持ちすぎるべきではありません。





サランラップサランラップは使わない主義~ラップの代用品の工夫とアイデア前のページ

ミニマリストが教えるワンランク上のふきん~リネンのキッチンクロスの使いやすさの秘密次のページ亜麻(フラックス)の畑

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

関連記事

  1. 雑誌を見る人

    ミニマリストへの道

    何度も通販で失敗したのになぜやめられないのか?:ミニマリストへの道、番外編2

    私、筆子が無駄に物を増やした過去の失敗を紹介しています。今回は…

  2. 飛行機

    ミニマリストへの道

    ボストンバッグ1つの生活のはずがなぜこんなふうに?~ミニマリストへの道(9)

    「必要なものはボストンバッグ1つにおさまる生活」そんな暮しを夢…

  3. 引っ越しの箱

    ミニマリストへの道

    ダンボール47箱の不用品を寄付した話:ミニマリストへの道(82)

    ダンボール箱、47箱分のいらない物を、引越し前(2014年の秋)に一気…

  4. 夫婦喧嘩

    ミニマリストへの道

    私が断捨離した物を夫が拾う問題に決着をつけた話:ミニマリストへの道(59)

    断捨離を始めてからずっと、せっかく私が捨てた物を夫が拾う、という悩みが…

  5. ノートを見る女性

    ミニマリストへの道

    使っていない物を意識的に使ってみてわかったことは?:ミニマリストへの道(93)

    数年前、毎週火曜日は、買ったはいいがそのままになっている物、もらったけ…

  6. クローゼット

    ミニマリストへの道

    洋服を捨てながら断捨離の経験値をアップする日々:ミニマリストへの道(63)

    私が服の数をがーっと減らしたのは(自分基準です)、2年前です。今回は私…

新刊、出ました。

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,242人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 梅干しとおにぎり
  2. お雛様
  3. 自分で作った焼き物
  4. PHPくらしラク~る♪2021年3月号表紙
  5. 海岸にいる若い女性
  6. スマホを見ながら考え事をしている女性
  7. ノートを書く人
  8. ノートに何か書いている手
  9. 忙しいママ
  10. 試着している人

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 汚部屋
  2. スーパーで買い物する女性
  3. いらない物はもう捨てます。
  4. 着る服がない
  5. 空を飛ぶ鳥
  6. 笑顔
  7. ピーナッツ
  8. 安い物が好きな人。
  9. ウォーキング
  10. 服が多すぎる

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP