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暑い夏、早くも夏バテ気味の人がいるようです。まあ、日本の夏は暑いですからね。
多くの人は、疲れを取る方法や疲労回復法を模索します。ですが、その前に、疲れないようにしてみることを考えてはどうでしょうか?
疲れなければ、疲れを取るために、サプリを飲む必要もなくなります。
ちょっと生活習慣を変えれば、疲れないようにすることができます。簡単な方法を7つお伝えしますね。
1.やたらと「疲れた、疲れた」と言わない
「暑い、暑い」というとよけいに暑くなり、「疲れた、疲れた」というとよけいに疲れます。
もちろん、本当に暑いとき、疲れたときはありますよ。ですが、寝足りない朝に、「ああ、昨夜眠れなかった。わたし疲れてる、元気出ない」と言わないほうがいいです。
これは、ネガティブなアファメーションをしているようなもの。
アファメーションとは、前向きな言葉を自分で自分に言うことです。自己暗示ともいえます。
詳しくはこちら⇒2冊めです「フランス人は10着しか服を持たない2」の感想。シックとは? ジェニファーもアファメーションをしているそうです。
アファメーションという言葉は、しばしば、引き寄せの法則、催眠術、潜在意識の話とセットになって出てくるので、「なんだか怪しい」と思う人も少なくありません。
なぜ「怪しい」と思うのか?たぶん、そういう怪しいものを使った自己啓発セミナーが暴利をむさぼっているからではないでしょうか?宗教を連想する人も多いようです。
しかし、自分ひとりで、余計なお金をかけずにする自己暗示は怪しくもなんともありません。
私もやっていますが、効果があります。
私の体験はこちら⇒「ガラクタ捨てれば自分が見える」から学んだ心の断捨離~ミニマリストへの道(25) 2.「should」という言葉は使わず、「could」を使う をお読みください。
一般に、ポジティブに考えればポジティブに生きられるし、ネガティブに考えると、ネガティブなことが起きる、と言えます。
たとえ睡眠不足や夏バテで疲れ気味でも、「疲れた、疲れた」と自分に呪文をかけないでください。
2.姿勢をよくする
最近私は姿勢と心身の健康の関係についてよく考えています。
こんな記事も書きました⇒2分で人生を変える方法「ボディランゲージが人を作る」(TED)
姿勢をよくすると、パワーがみなぎります。
うそだと思ったら、前かがみになって歩いてみたり、壁の前で、膝をかかえて10分ほどうなだれてみてください。気分が落ち込むはずです。
少なくとも、わくわくはしてこないでしょう。
3.水を飲む
もっとも簡単でお金をかけず元気になる方法は2つあります。1つは水を飲むこと。もう1つはしっかり睡眠を取ることです。
疲れていると思うとき、単に水が足りてないときが多いのです。
水が足りないと血液の量が減り、血が通常より濃くなります。すると心臓の動きもにぶくなり、体内に送られる酸素や栄養素が少なくなります。
その結果、内臓や筋肉がパワー不足になり、全体的にパフォーマンスが落ちるのです。
私が水をよく飲むことにしたのは、ここ4、5年です。以前より元気になったと感じています。
先に水をたっぷり飲んでおけば、清涼飲料水やコーヒーを飲み過ぎることもありません。
水をたくさん飲む方法⇒水を飲む習慣をつける5つの方法。こうすればたくさん水が飲める。 水が健康に果たす役割も書いています。
4.朝一に軽く運動する
仕事のあと、ジムで運動する人が多いのですが、実は朝一番に運動したほうがいいです。エネルギーがチャージされ、元気に1日を過ごすことができます。
運動すると、脳の中でエンドルフィンという神経伝達物質が分泌され、幸せな気分になります。だから、運動はストレス解消に最適です。
また、より多くの酸素や栄養素がからだに行き渡るので、内臓の活動も活性化されます。
朝一番に楽しい気分になり、エネルギーも満ちてくるというわけです。
朝は忙しい人が多いですが、近所を少し散歩したり、10分軽い運動をするだけで違います。できれば、太陽の光をあびながらやってください。
最近の私は朝起きたら、歯磨き⇒ドライブラッシング⇒スクワット⇒外のゴミ捨て場にゴミを持っていく、というルーティンです。
銀行に行く用事(ATMに入金したりお金を下ろす)があるときも、ゴミ捨ての時間帯の午前6時前後に行ってます。ATMまで往復、早歩きで徒歩15分なので、ちょうどいい運動なっていますよ。
朝、体を動かすことは、工夫次第で、できるのではないでしょうか?
朝一に運動する方法⇒朝の運動習慣をつける7つのコツ。お金をかけないエクササイズで健康に
ただし、睡眠を削ってまで運動しないでください。夜はしっかり寝たうえで、運動をしなければ、逆効果です。
5.スヌーズボタンを使わない
睡眠が足りていれば、別に目覚まし時計をかけなくても目がさめます。
とはいえ、毎晩同じ時間に寝られない人も多いでしょうがから、念のために、目覚まし時計を使うのはありですね。私も一応目覚まし時計を持っています。
ただし、スヌーズボタンは使わないでください。
アラームに起こされ、スヌーズボタンを押してまた寝る、またアラームに起こされる。これを何回も繰り返す。最悪のパターンです。眠りが分断されてしまいますから。
眠りにはサイクルがあるので、途中で起こされると、そのサイクルが狂ってしまいます。
目覚まし時計を使うなら、起きるべき時間にセットして、一発で起きてください。
私の娘も、iPhoneのスヌーズ機能を使っています。早朝、9分起きに何度も大きなアラームがなっています。
常にスヌーズを使っていると、半分寝ていても、スヌーズを解除できるワザを会得できるようです。どうやっているのか知りませんが。
スヌーズボタンの弊害はこちらで詳しく紹介⇒快適な1日を送るためにやるべき朝の3つの習慣(超基本編) 「1.できる範囲で早起きする」をお読みください。
そもそも、寝床から手の届く位置にスマホを置いているのも問題です。寝る前に見てしまったら、ブルーライトをあびてしまいます。これについては、6番で詳しく説明します。
6.寝る直前の読書は紙の本で
寝る前に本を読む人は多いですね。私もそうです。ですが、iPadやバックライト付きのe-リーダー(Kindleなど)で本を読むと、寝付きも目覚めも悪くなります。
このようなデバイスの画面はブルーライトを発しているので、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減ってしまいます。
ブルーライトについて⇒睡眠障害を引き起こすブルーライトとうまくつきあう方法
私も、ふだんはKindleで読書をしていますが、寝る前は、バックライトのついてない一番安いKindle(現在、日本では売っていないかもしれません)を使っています。
スマホ、パソコン、タブレット、e-リーダーは最低でも寝る1時間~90分前にスイッチを切ったほうがいいです。私もまれに、ギリギリまでやってしまうときがありますが、そういう日はやはり、眠りに入りにくいです。
関連⇒夜なかなか眠れない時の対処法。4つのものを捨てれば解決する。
7.甘いおやつを控える
砂糖がいっぱい入っている食べ物や、高度に精製された炭水化物(たとえば白い小麦粉)のように、GI値(グリセミックインデックス)の高い商品を食べ過ぎると、疲れます。
GIは、その食品を食べたあと、どのぐらい血糖値があがるか示した指数です。
詳しくは⇒砂糖がお肌にとても悪い理由。アンチエイジングしたいなら抗糖化ケアもすべし 「2.急激に血糖値をあげない」をお読みください。
上でリンクした記事にも書きましたが、甘いおやつや、白い小麦粉でできたおやつは、急激に血糖値をあげ、その結果また急激に血糖値がさがります。
これは体に大きな負担をかけてしまいます。おやつや菓子パンを食べ過ぎているひとは、疲労度も高いです。
いつも食べていて、いつも疲れているから、それが自分の「普通」だと思ってしまいます。ちょっとやめてみると違いが感じられます。
きちんとした食事をしないと、甘いおやつを食べてしまうので、ダイエットとか言わずに、食事をきちんとしたほうがいいです。
おやつはあくまで間食。メインの食事ではないですから。
番外:ナッツを食べ過ぎない
私のようにナッツを食べ過ぎている人はいるでしょうか?
ナッツは健康にいい食品ですが、食べ過ぎるとからだに負担がかかります。ナッツは脂肪分が多くてカロリーが高いし、消化もよくないです。
食べ過ぎると疲れます。詳しくは⇒ナッツを食べ始めると止まらない病
摂取するナッツの適量は、そのナッツによって違いますが、1日片手に一握りぐらい、とよく言われます。
グラムにすると25グラム~40グラムでしょうか。
私、このことを知っているのですが、なかなか量が減りません。買ってくるとすぐに食べてしまいます。今、節約とからめて、ナッツを買いすぎないようにしています。
毎月、ナッツに使ったお金は、家計簿とは別に細かく書き出し、ナッツ費の予算を徐々に少なくしているところです。
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今回は書きませんでしたが、家の中にガラクタがいっぱいだとストレスになって疲れます。また、人に何か頼まれたとき、ノーと言えない人は、よけいな用事をかかえて忙しくなり、やはり疲れます。
家の中のガラクタと「ノーと言えない性格」は、罪悪感まで生じさせてしまうやっかいな問題。軽視しないで、改善することをおすすめします。