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贈り物をガラクタにしないヒントを書いた記事のまとめ、その2です。
2017年後半以降に書いた記事を25本集めました。
家の中にあるガラクタは、自分が買ったものだけではありません。
思いのほか、もらってしまった物が押入れに入っています。
とくに、しまうスペースがあると、「不用なギフト」がたまります。
何かというと贈答品を交換する習慣のある日本。贈り物との付き合い方が、シンプルライフの鍵を握っています。
もらい物を断りたい
実家から私の使わない柔軟剤や洗剤がよく届くので断りたいが、どう断ったらいいでしょうか? くれるなら物よりお金がいいのですが。
この質問に回答しました。
実家に住んでいる人って、たいてい実の親ですよね? まあ、実親とも限りませんが。
実の親は、自分がもっとも安心して、何でも言える相手ではないでしょうか?
いらないなら、いらないと、はっきり言えばすみます。
販促品を断る方法を知りたい、という読者の質問に回答しました。
店員さんは、親ではなく他人ですが、他人だから、断りやすいという面もあります。
相手は仕事で販促品を差し出すだけのことですから、「いらない」と断っても、角は立ちません。
断るのが苦手な読者が思い切って断ってみた体験を紹介しました。
夫が私のいらないものをくれるから悩んでいる、という読者の悩みにアドバイスしました。
この方は、「ちょっと早いけど、これ、誕生日プレゼント」と、ご主人がダイニングテーブルの上に置いたノンフライヤーオイルを見たときは、目の前が真っ暗になったそうです。
その人がほしいと思っていないものをあげると、いかに相手が、心的ダメージを受けるかよくわかるお便りです。
食べたくないのに、食べ物を押し付けられたと感じている読者の相談に回答しました。
使い切れないほど物をたくさんくれる義理のお母さんにうまく断る方法。
断ることが苦手な人が、ちゃんと断れる人になる方法を、詳しく解説しました。
物をもらわなくてもすむ方法を7つ紹介。
ギフトをすぐによそに回した読者のお便りを紹介。
贈り物を捨てる
贈り物をもらったら感謝しなければならない、大切にしなければならない、捨ててはいけないと長年思い込んでいた読者のお便りを紹介。
中学の入学祝いとして、お母さんがくれたミシンを捨てた読者のお便りを紹介。
もらって31年間、ずっとこのミシンで何かを作らなければいけない、と思っていたそうです。
ずっと捨てたいと思っている雛人形を捨てられなかったのは、それを持っていることが、親孝行になると勘違いしてたから。こんな読者のお便りを紹介。
家にたまっているプレゼントのたぐいをきれいさっぱり捨てる方法。
プレゼントや贈り物、お土産をいかに捨てるか、いかにもらわないか、という主旨の記事を、イチオシ記事に押してくれた読者の声を紹介。
その他、贈り物に関するあれこれ
3年前に友人にもらった写真立てを捨てたけれど、その友人が遊びにくることになり、写真立てがないことが見つかったらどうしようと、すごく心配している。
このお便りに返信しました。
どうして、そんなことでいちいち悩むのでしょうか?
写真立てはもう手元にないのだから、悩んでも何の解決にもなりません。
私なら、3年前に誰かにあげたもののことなんて忘れているし、人にあげたものの行く末までコントロールする気持ちもありません(そんなことを考える時間もエネルギーもない)。
それに、これまで誰かに、「前、あげた〇〇、使ってる?」と聞かれたこともありません。
一度、母に、「あんたにあげた真珠のネックレス、捨ててないよね?」と聞かれたことはあります。ですが、これは、母が私の本を読み、私が何でも捨てているらしいと思っての質問です。
万が一「私のあげた写真立て使ってる?」と聞かれたら、「捨てたよ」と答える必要はありません。
「妹が遊びに来たとき、すごく気に入っちゃって、どうしてもほしいと言われたからあげちゃった」とかなんとか答えておけばいいのです。
もらったその瞬間にくれた人の目の前で、ギフトをゴミ箱に捨てたら、相手は傷つくでしょう。
ですが、ちゃんと受け取って、1年は使ったのだから、その写真立ては、ギフトとしての役割をとうの昔に果たしています。
この方は、もらう側ではなく、自分がいらないものを実家に「プレゼントする」側です。
いらないものの中には、親からもらったものも含まれています。
実家に持っていく理由は、「自分はいらない。でも、これはまだ使えるから、捨てるのはもったいない。そうだ、実家で使ってもらおう」というもの。
自分で捨てることができないので、友人、弟、妹、実家など、押し付けやすい相手のところに、不用品をもっていく人はたくさんいると思います。
相手は、「あ、ありがとう。こんなのほしいと思っていた」と言うかもしれません。しかし、それは、本心ではないかもしれませんよ。
もらいものを断れない人は、たくさんいるし、あげようとしている間だって、新品同様のものを見せられたら、「捨てるのはもったいない、何かに使えるかも?」と思います。
ブログの記事を読み、贈り物を押し付けないほうがいいと感じた読者のお便りを紹介。
バレンタインデーに、物以外のものをあげるすすめを書きました。
プレゼントがガラクタにならない生活の仕方を、もらう側、うけとる側の両方の立場から考えてみました。
贈答品がとびかうシーズンに、できるだけ物を増やさない暮らしをするコツを書きました。
一生ものをプレゼントとしたいと言われ、何をリクエストしていいのかわからない読者の悩みにアドバイスしました。
筆子の場合
無料の何かをもらうのが大好きだった私の半生を振り返る記事。
もらったときは、うれしくて、ハッピーになっていましたが、そういう「ハッピー」をたくさん積み重ねても、全体としては幸せにはなりませんでした。
上でリンクした「ただで物をもらう生活習慣」の記事に対する読者の感想を紹介しました。
AVON(コスメのメーカー)のサンプルをもらいすぎて、なかなか捨てられなかった過去を語っています。
☆贈り物に関する記事、その1はこちら
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贈り物に関する記事をまとめました。
物があまりなかった頃は、贈り物は、すべて「いただくとうれしい物」だったと思います。
しかし、今は、物があふれているので、もらってもうれしくない物や、もらうとかえって困る物が生じています。
「あげれば、絶対喜んでもらえる」と考えるべきではありません。
最近は、「もらいものを断れない」とか、「人からもらった物を捨てられない」という相談はあまり届きません。
きっと、みな、しっかり断れるようになったのでしょう。
ですが、今でも、あなたの周りで、ギフトを捨てられなくて、もんもんとしている人はいると思います。
そのような方に、このまとめ記事のことを教えてあげてください。