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身軽に暮らすことを目指している読者のお便り紹介コーナー、今回は6月にいただいたメールから3通シェアします。
内容:
・冬物アウターをたくさん捨てた話
・所持品を減らして、買い物の記録も始めたこと
・我が家にガラクタがない理由
まず、しろたんさんのメールです。
不用品を持つコストを思い知った
件名:冬物のクリーニング代は大きい!
日々の生活の励みにさせていただいております。
ものを持つと、購入時だけで無く、保管などのメンテナンスにも費用がかかること、改めて教えてくださってありがとうございます。
先日、クリーニング店で、5点持ち込みで20%引き、6点以上で22%引きだったので、冬物を9点持参しました。
中綿入りコートが1200円(1点で) ダウンコートは、2200円(1点で)でした。色々出して、20,000円強です。
家で洗える衣料品が多くなっても、こういうものは、クリーニング店でないと、洗濯に失敗したら…と思って仕方ない出費と割り切ったのですが、よくよく考えたら、クリーニング代だけで、新品が1着、そこそこ良いのが買えてしまいます!
このクリーニング代の痛みをきっかけに、そこまで払う価値のないと思える様になった、手元の冬物アウターをほとんど捨てられました。
毎年、それだけのメンテナンスをする意味のあるものを残せました。
押入れの衣装ケースも沢山捨てられました。嫁ぎ先の義父に、「そんなに捨てて大丈夫?」と訊かれましたが、「大丈夫です」と答えました。
ただ捨てた衣装ケースを義父が拾って、母屋へ持ち込んだのが気がかりです。その衣装ケースの中を埋めるつもり!?と思うと…。気が弱くて言えませんでしたが。
将来、私は嫁ぎ先の母屋と実家の遺品整理をする身です。大丈夫かな。せめて、今、自分たちの住んで居るところは、スッキリしたいです。
ものを持つと、場所を取られて、気もつかって、お金もつかうことを実感しました。
梅雨で、日本はジメジメした気候です。
気がつくと鞄や靴も青カビが生えるので、ものの管理に気を付けように思います。
筆子さまのブログを拝読して、精進致します。
いつもありがとうございます。
しろたんさん、こんにちは。メールありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、うれしいです。
管理するに値する衣料だけ残し、残りは捨てたのですね。
よかったです。
そうなんです。物を持ち続けると、あれやこれやとコストが発生します。
節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい
お義父さんが、衣装ケースを拾った…ここを読んで、夫のことを思い浮かべました。
私が断捨離した物を夫が拾う問題に決着をつけた話:ミニマリストへの道(59)
ケースやスペースがあると、人は埋めてしまうので、お義父さんの物は増えるかもしれませんね。
ですが、ご自身の物を適正量にするというのは、いいことだと思います。
しろたんさん、これからも、上手に物を管理してください。
次は、きくさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
捨てた物を記録して得た気づき
件名:いつも参考になる記事をありがとうございます。
私は都内で働きながら一人暮らしをしております。
40代になった頃に人生もそろそろ折り返しだと考え、このまま一生一人で暮らしていくのなら「終活」を考えなければと思いました。
そんな中、3年ほど前にこのブログにたどり着きました。
毎日チェックは出来ませんが記事はいろいろと興味深い内容が多く、お気に入りはブックマークをしながら読み返し、日々の生活の参考にしております。
物をたくさん持っていたけど
私は小さい頃から物が捨てられない性格で洋服や雑貨も大好き。実家にも私物が沢山残っていて、一人暮らしの部屋にも荷物が増えていく一方でした。
このままでは私に何かあった時に兄弟にも迷惑がかかるし、出きるだけ身軽に暮らしたいと考え、まずは今住んでいる部屋の所有物を減らしました。
何かを継続することも苦手でしたが、少し気分がスッキリとしたのか、毎朝必ず布団をたたみ、時々掃除機をかけ、家と会社のトイレを拭き掃除する習慣を身に付ける事が出来ました。
私にとってはとても大きな進歩でした。
が、まだまだ物が多いと感じています。
買い物・捨て物記録をはじめてみた
試しに今月からモーニングノート兼購入・捨てたものを書き出す記録を始めてみました。
別で13年間家計簿をつけていたのである程度の支出は管理できていたつもりでしたが、購入・捨てのそれぞれの理由を書き出してみたところ、
捨てたものは「何となく良さそう」「勢いで」「ちょっと素敵かも!」等、あまり考えず流動的に買ったものが多く、自分の気持ちも見直す事が出来ました。
生活必需品以外の買い物も多く、これでは物が減るはずがないと反省しました。
記録を付ける前ですがボウル3点セットの一番大きいのは出番がないなと気が付き手放したところ、記事にまさに同じ内容があってとても驚きました!
年齢を気にせず好きな服を着れば良いという記事は励みになりました。気に入っている服は元気をくれます。
これからはより一層自分が心から気に入った物、自分にとって心地よいと思うものを「本当に必要なのか?」「あるもので代用出来ないか」などよく考えてから購入したいと思います。
本当はマメに帰省し実家の片付けも行いたいのですが、高齢の両親が住んでいるところにコロナの不安を持ち込みたくない気持ちがありまして、今は我慢の時期と思っています。
これからも更新を楽しみにしています。
日々ご自愛ください。
きくさん、はじめまして。
メールありがとうございます。
ブログをすみずみまで読んでいただき、とてもうれしいです。
1人暮らしだと、好きなように生活できますが、自由だから、物が増え始めると、歯止めがきかない、という面もあるかもしれませんね。
家族といっしょに暮らしている人よりも、よりいっそう自己管理能力が問われると思います。
きくさんは、所持品を減らし、最近は、ノートを使って買い物の振り返りをしているので、これからは、自分の価値観にそった買い物がさらに増えていくでしょう。
楽しみですね。
1人だと暮らしの実験もやりやすいし、これからもいろいろ試してください。
きくさん、お元気でお過ごしください。
モーニングページとは? ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
最後は、あづきさんのお便りです。
お金がなければガラクタは増えない
件名:ガラクタの侵入
私は今コロナの影響で休業中です。
アルバイトなので元々収入は少なく休業手当もその分少ないです。
やすやすと物を買えません。
働かざるもの食うべからず、と思い日々の買い物さえ億劫というか、お金がないから必要でも買いたくない、とまで思ってしまっています。病的?
まあお陰様で主人が元気に働いているので何とか生活しているところです。
という感じで、私の家、ガラクタどころか、必要な食料品までなかなか入ってきませんよ(笑)
近年は、基本的に必要最低限の食料品と日用品しか買わない生活になってますので、部屋を見渡しても最近買ったものが見つからない。
そういえばコロナ騒ぎの前にiTunesで1000円くらいのアルバムをダウンロードしましたっけ。
しかしガラクタの侵入を防ぐのにお金がないのは有効かもしれません。
極論かもしれませんけど。
そして買うなら吟味して買い、家に入ってきたものに対してはすぐに処理(置きっぱなし、しまいっぱなしにしない)、要らない物はすぐ処分する癖をつければいいのでしょうね。
ああ、私と言えば、タオル。
最近古いものはぞうきんにして捨てたり、新しい物は2枚出しました。
やっぱり新品は捨てるには惜しい(笑)
脱線しまくりのメール、読んでいただきありがとうございました。
あづきさん、こんにちは。メールありがとうございます。
こちらの記事の感想ですね⇒ふと気づくとまた汚部屋。増える⇒捨てる⇒また増えるのサイクルを断ち切る暮らし方。
え? 食料品を買えないほど、困っているのですか?
コロナのせいならば、さまざまな援助があると思います。
参考ページ⇒新型コロナウイルス 支援情報まとめ | マネーフォワード
日本はスープキッチン(炊き出しサービス)みたいなもの、ないんですかねえ。
covid-19の感染防止しなくてはいけないので、前と同じようなやり方はできませんが、カナダでは、集会の人数の制限がかなりきびしかったときも、食事支援サービスに関しては、例外とされていました。
食べ物を買うお金がないとき、私ならどうするかというと、豆など安くて栄養のある食材をばらで買い、一度に大量に調理して、毎日少しずつ食べます。
それから、今もあまり食べませんが、おやつ類や加工食品は食べません。加工食品は高いですから。ナッツも食べるのをやめるし、米は全部雑炊にします。
いま、1日2食ですが、わりと毎日、おなかいっぱい食べているので、量も減らします。
あづきさん、なんとか工夫して乗り切ってください。
さて、「お金がなければ物は増えませんよ」、という意見、ほかの方からもいただいたことがあります。
以前、この記事を書いたときに⇒ミニマリストになりたいけど、買い物もしたいという悩みにはこう対処する。
まこさんから、
筆子さんこんにちは。
お金があるから物を買うんですね。
お金がなければ何も買えないので物は増えません。
こんなメールをいただきました。
確かに、お金がなければ、物は買えませんが、生活するのにお金が必要なので、「できるだけお金が入ってこない生活」をめざすのもむずかしいと思います。
万が一のときのために、少しは蓄えがあったほうがいいし。
バイトであれば、シフトを減らしたりできますけどね。あとは、収入から、ギリギリ生活に必要なぶんをとって、残りは全部寄付するとか。
以前、収入の半分を寄付しているカップルを紹介したことがあります⇒どれだけあれば充分か?(TED)
自分ひとりの面倒だけを見ればいいのならいいですが、子供がいれば、やはり少しは貯金したいですよね。
だから、必要な分プラスアルファのお金は、稼いだほうがいいから、入ってきたお金をいかに、うまく、管理するかが重要だと思います。
ガラクタの管理までするはめにならないように、必要なもの、本当に大事にできるものを買う、というのがベストでしょう。
ミニマリスト的節約術の極意は、「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり分けること
さしてお金がない人でも、どうでもいい物(不要不急の物)をいつまでも持っていて、家がガラクタだらけになることがあるので、用が終わったら、さっさと手放すのも重要ですね。
それでは、あづきさん、早く復職できることを祈っています。
あづきさんがタオルを捨てられない話はこちらで紹介しています⇒使っていないタオルなのにどうしても捨てられない(読者の断捨離体験)
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いつも、たくさんのお便りありがとうございます。
感染症のせいで、仕事ができなかったり、大雨のせいで、家の中が泥だらけになったり、いろいろな人がいると思いますが、人生、いいときも悪いときもあるので、どうぞ、前を見てい、元気で、暮らしてください。
フランス語の名言を1つ紹介しますね。
Le jour où le ciel est gris, le soleil n’a pas disparu à tout jamais. Arnaud Desjardins
「空が曇っている日々でも、太陽が永遠に消えてしまったわけではないよ」。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。