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この週末にいただいた質問3つにまとめて回答します。
内容は
1)映画『万引き家族』の家の片付け方を教えてください。
2)布ナプキンはどういうふうに収納していましたか?
3)私はこれからどうしたらいいのでしょうか?
ではまず、ノノさんの質問です。ノノさんはメールの引用不可、だけど要約なら掲載OKとありましたので、要約を書きます。
『万引き家族』の家の片付け方を知りたい
・どこからどうやって片付けたらいいのだろうと途方にくれた。
・棚に置かれたものは、おばあちゃんの物だろうから、ほかの家族は勝手に捨てられないはずだ。
・畳も見えるし、こたつの上に置かれたものもそれほどないように思える。
・唯一、私ができそうなのは、カーテンを洗って、丈を合わせて取り付けること。
・布団も干したいが、あの家は日当たりが悪そうだ。
・あのお風呂は掃除してきれいになるのか?
・映画を見終わってから、登場人物のその後や、片付け方法が気になりモヤモヤしている。
・あの家は、物がぎっしりつまった実家を思い出させ、それが私を悩ませるのかもしれない。
・筆子さんは、どこから片付けるのか? おばあちゃんの物でも捨てまくって物を減らすのか?
・お返事をいただけたらうれしい。
ノノさん、お便りありがとうございます。
私がこの映画を見たのは、2週間ぐらい前ですし、家の様子を観察しながら見たのではなく、ふつうに筋を追いながら見ていました。
よって、細かい部分はすでに覚えていません。
ご質問にしっかり答えるためには、もう1度、映画を見る必要があります。
今すぐそうすることができないため、現時点で私が思うことをお伝えします。
『万引き家族』にふれた記事は2つあります。
もっと物を減らしたい人に贈る、自分の持ち物を自分で評価する方法。
筆子の片付け方
私なら以下のようにします。
基本の考え方:まずガラクタを捨てる。大々的な掃除はそのあと。
1)床、テーブル、台所のカウンターなど、平な面に置いてある余計な物はすべて撤去する。
物を置くべきではない場所(特に床)に物を置いてしまうと、部屋がどんどん散らかっていきます。なので、まずは、床、家具の表面にある物を捨てます。
やり方⇒きれいな部屋は何もない表面から始まる(プチ断捨離13)
2)きれいになったテーブルの上に、ノートを広げ、片付けたい場所を書いていく
次に、ノートに、これから片付けていきたい場所と、考えられる方法、必要なもの、障害となりそうなこと、実際の行動プランを書いていきます。
たとえば、お風呂なら、お風呂に1ページあて、まず現状、次に理想の姿を書き、その間のギャップを埋めるためには、どんなことをすればいいのか書きます。
頭の中で考えているだけだと、うまく考えがまとまりませんが、紙に書き出してみると、やったほうがいいことをいろいろ思いつくものです。
物だらけの実家など、簡単に攻略できそうにない場所を片付けるときは、こうしたプランニングは欠かせなます。
一見、大変そうな片付けも、タスクを細分化することによって、実行可能なミッションになります。
細分化の説明はこちら⇒モノを持ちたくないあなたへ~こんなものはキッチンには不要です
ノートに書く作業は、私なら、朝、モーニングページやTo-do リストを書いている時間に一緒にやります⇒朝のルーティン、50代ミニマリスト主婦の場合。書くことに時間を使っています。
3)1日15分の片付けから始める
朝、昼、晩、時間帯はいつでもいいので、自分が片付けやすい時間を決め、毎日15分片付けます。私は朝型なので、朝、片付けます。
1日15分の片付けは、目標を達成するまで毎日続けます。週末など、余裕のある日は、場所やアイテムを決めて、少しずつ片付けます。
片付けるときはタイマーを使うと、やりすぎなくていいです⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?
4)おばあさんの物は一緒に断捨離する
人の物は勝手に捨てるべきではないので、一緒に断捨離します。
自分の物を無心に捨てていると、たいてい家族も影響を受けて、片付けるようになります。
私の夫は、物を捨てない人で、部屋の中は物だらけですが、それでもたまに捨てています。スペースに限界があるからです。
もし私が、夫と同じように物をためこむ人間だったら、そもそも現在の家に入居することはなかったでしょう。
もしかしたら、おばあさんは、「何も捨てるものなどない」と言い、片付けることに抵抗を示すかもしれません。そのときは、私なら出ていくと思います。
実際、あの家族は、本当の家族ではないのだから、子供は行政にたくし、自分たちはあの家を出ていく選択肢もありました。
関連記事もお読みください⇒ものすごく散らかった部屋を1日で片付ける方法(汚部屋改善)
こちらもどうぞ⇒きれいな空気を部屋に呼びこむ10のコツ。お正月までに断捨離を
『万引き家族』、現在、アマゾンプライムの見放題で見ることができます(DVDも販売されています)。
次は、Sさんの質問です。
布ナプキンの収納に困っています
件名:布ナプキンについて
いつもブログ楽しみに読ませて頂いてます。断捨離も無事に終わりひと段落ついた時大きなリバウンドが来ました。物が欲しくてたまらなくなったのです。
かねて必要でもないものまで買いあさってしまい、しまいには布ナプキンまで。
筆子さんは布ナプキン、どのように収納なさってましたか? かなりの枚数と厚み、場所を取ると思うのですが収納に困っています。
もともと自分には必要のなかったものなので、なぜ買ってしまったのか後悔の嵐です。
値段は高かったがあきらめて処分するか、我慢して使って収納場所も確保するか悩ましいところです。
毎日、ブログ更新楽しみにしています。
どうぞ、ご自愛ください。
Sさん、お便りありがとうございます。
布ナプキンは、ただの布ですよね? そんなにかさばりますかね? それとも異様に枚数が多いのでしょうか?
たとえ、枚数が多いとしても、一般の使い捨てのナプキン(紙ナプキン)ほどはかさばらないと思いますが。
私は、以前も記事に書いていますが⇒どうやって更年期の症状を乗り越えたか、という質問にお答えします、布ナプキンとして売られていたものを使っていたのではなく、古くなったタオルハンカチを折りたたんで使っていました。
経血量が少なかったからできたことです。
よって、収納方法に悩んだことはありません。洗って、重ねてバスルームに置いていただけです。
ところで、「自分には必要がない」と自覚しているなら、断捨離すべきではないでしょうか?
シンプルライフとは、不要な物を持たないことですから。
値段が高かったという事実はそれを持ち続ける理由にはなりません。この件に関しては、しばしばブログに書いています。以下の記事をお読みください。
「値段が高かったから」といって捨てないとガラクタは増える一方~断捨離マインドを鍛える
断捨離が終わって、物が欲しくなってしまうとしたら、それは、必要なものと不要なものの見極めができていないからだと思います。
あるいは、買い物の習慣が変わっていないのかもしれません。
買い物に関する記事に、いろいろなヒントを書いています。3つリンクしておきますので、よかったらお読みください。
ミニマリスト的節約術の極意は、「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり分けること
本当に必要なものと、欲しいだけのものを区別する方法を教えて。
それ、本当に必要なの?買い物にゴーサインを出す前に自分に聞きたい7つの質問。
それではSさんも、お元気でお暮らしください。
最後は猫のおじちゃん(という名前なので、敬称は略します)のご質問です。
私はこれからどうしたらいいのか?
件名:~人生の10年先輩の筆子さんへ~
私は1969=昭和44年生まれなので、「筆子さんの10年・後輩」になります。
今、現在…おじちゃんで「よくありがちな転々と転職」をしていて、無職の状態です。
両親と居住で「独り立ち出来ていない」という、世間一般で「よくありがちな存在」です(但し、引きこもりではないと思いますが)。
この暑い中、ブロガーとして今も(最近はブログを書く、という人が、かなり減少しているようですが)日々、ブログ更新していることに(そして書籍化して出版していることに)、バイタリティ(?)を感じます。
今、私の状況は「これから、どうしたらいいのか?」が、見当がつかない(一度、何かキッカケ=契機を掴めば良い「老い支度」を進められるとは思うのですけど)という状態です(情けないことですが)。
まずアルバイトでも仕事を始めなければ、と思います。
多くの収入なんか必要ないのはわかります。生活のために人は最低限の収入が有ればOK!と「私:猫おじちゃん」は思います。
立派な「猫おじちゃん」になれれば、と願っています。
ちなみに「まず自分が自立しないと」と思って(当然ですね)いるので、地球環境(筆子さんには「?」かもしれませんが、米軍の気象兵器のせいで狂っているはずです)とか日本全体のこと(東京五輪? そんなの中止でしょ? 庶民は「それどころじゃない」のがわからないのか? 見栄張るんじゃない、政府と一部の富裕層は!)なんか、考える余裕がありません。
とりあえず、どうしたらいいのか を「筆子さん流」の返事でもいただければ幸いです。遅れても大丈夫なので、返信を願います。それでは暑さ厳しき折、ご自愛下ください。
猫のおじちゃん、はじめまして。メールありがとうございます。
日本は暑いでしょうね。
私の住んでいるところは、今年は、今のところそんなに暑くないのです。現在、室温は21度で、私は長袖のTシャツにジーンズ姿です。
さて、筆子流の返事は、すでにこちらに書いています⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
猫のおじちゃんは、50歳ですから、老後のお金について、一度考えてみると、やるべきことが見えてくるのではないでしょうか?
もし仕事をしたくないなら、家にいてもいいかな、と思います。いま、ご両親と同居で、ご両親の年金で生活なさっているのですよね?
猫のおじちゃんが主夫として家事全般をにない、ご両親の世話をしつつ生きていくという道もあります。それはそれで、立派な社会参加です。
しかし、この方法をとると、ご両親が亡くなったあとに、収入がとだえます。
猫のおじちゃんは、これまで仕事を転々としていたそうですが、一度、ご自身の年金がどのぐらいになるか、調べてみてはどうでしょうか?
もし、現在の家が持ち家で、ご両親が亡くなったあと自分の物になるなら、その家を売り、小さなアパートに引っ越せば(ミニマリストになれば)、そんなにたくさんの年金は必要ありません。
猫のおじちゃんは家庭を持っていないので、自分のお金は全部自分のために使うことができます。悠々自適の生活ができますよ。
試算してみたら、まったくお金が足りないとか、健康に不安がある、いい年をしたおじちゃんが昼間から家にいるのは肩身が狭い、なんて事情があるなら仕事をすればいいですね。
50代でも求人はありますから。いま、高齢化社会ですから、50歳って、私の感覚では若いですよ。
ご両親と同居している猫おじちゃんは、収入が少なくても、とりあえず生活していけるから、まずは自分のやれそうな仕事について、現場でコツコツがんばり、年金を蓄えるのがいいでしょう。
あるいは、私のように自営でもいいですね。
これまで、仕事を転々としたのは、自分の気質に合わない仕事を無理やりしていたからなのかもしれません。
社会的に認められる仕事より、自分が自分らしくいられる場所で仕事をするほうがいいです。
私の仕事はブログを書くことですが、これは私の好きなことです。
子供が幼稚園に入る直前から、もう15年、毎日のようにブログを書いています。
ありがたいことに、「筆子ジャーナル」は、毎日読んでくださる読者がいますが、私がこれまで書いてきたブログのほとんどは、まったくアクセスがないか、あっても1日4アクセスみたいなブログでした。そういうブログを10年以上更新しました。
書くのが楽しいから、読む人がいなくても書いてしまうのです。
猫のおじちゃんも、こんなふうに、お金にならなくても、人に強制されなくても、何も生み出しているように思えなくても、どんどんやってしまう好きなことはありませんか?
あったら、それをやってみてはどうでしょうか?
好きなことの見つけ方⇒自分に合った趣味の見つけ方、または有意義な暇つぶしの方法。
それが仕事につながるかもしれません。仕事にならなくても、そうした活動からは、生きるエネルギーが得られます。
それでは、猫のおじちゃんも暑さに負けず、お元気でお暮らしください。
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