An epidemic of beauty sickness（美の病という伝染病）。プレゼンターは、心理学者のRenee Engeln（リネー・エンゲルン）さん。

女性は、「一番重要なのは美しくあることだ」というメッセージを社会から受け取っていますが、美しさにこだわりすぎると、もっと重要なことに注ぐべきリソース（お金や感情）が損なわれてしまうという内容です。

外見や体重にこだわりすぎるとどんなことが起きるのか、具体的に説明されているトークです。

6 ways to improve your relationship with money（あなたとお金の関係を向上させる6つの方法）

金融機関で仕事をしている、Thasunda Duckett（ターサンダ・ダッケット）さんのプレゼン。

自分とお金との関係をよくすると、もっと節約が貯金ができます。具体的にどうすべきか、4分で簡潔に説明している動画です。

An ode of envy （羨望の叙事詩）、『嫉妬の歌』。文芸評論家の　Parul Sehgal（パルル・セガル）さんの講演。

嫉妬をするにはエネルギーが必要ですが、嫉妬のエネルギー源は、情報で、嫉妬は真実の探究である、と伝えるトークです。

小説は、嫉妬で苦しむ日々を助けてくれます。

Overcoming Challenges to Achieve Goals （ゴールに到達するために障害を克服すること）。

ライフコーチのBryan Falchuk（ブライアン・ファルチュック）さんの講演。

モチベーションをあげる方法や、人生を変えたいときにやってみるといいことなど紹介されています。

一番大事なことを今日、しましょう。

心理学者の Chaehan So （チャーン・ソー）さんのプレゼン。

認知バイアスについてわかりやすく説明されているので、煮詰まったときに見るのがおすすめです。

自分の思考の偏りに気づくでしょう。

How to channel your stress to help you succeed（ストレスを成功する助けに向ける方法）。

神経学者のHeidi Hanna（ヘイディ・ハナ）さんのトーク。

ストレスをよい方向に使う方法を教えてくれる講演です。

意識的にストレスに反応することで、ストレスをうまく活用できます。

Learning How to Embrace Silence（沈黙を大事にすることを学ぶこと）。

メディアマーケティングの仕事をしている、Tatiana Oliveira Simonian（タティアナ・オリヴェイラ・シモニアン）さん。

シモニアンさんは、ノイズの多い生活を改めるため、飲酒をやめ、静けさを大事にするようにしました。

モーニングページも書いていたそうです。

As work gets more complex, 6 rules to simplify（仕事がどんどん複雑になったときには、シンプルにする6つのルールを）

邦題は、「複雑化する企業環境、6つのスマート・ルールでシンプルに」

企業改革の専門家、Yves Morieux(イヴ・モリュー)さんのプレゼン。

職場環境を改善する話ですが、日常生活にも応用できます。

Is Social Media Hurting Your Mental Health?（ソーシャルメディアはこころの健康によくないか？）

デジタルメディアの仕事をしているBailey Parnell（ベイリー・パーネル）さんの講演。

SNSがこころに与える影響と、安全に楽しく使うヒントが語られています。

パーネルさんによれば、ソーシャルメディアは、人の闇の部分が出るツールだそうです。

そうかもしれませんね。

A Simple Strategy For Happiness（幸せになるためのシンプルな戦略）。

行動科学者のAshley Whillans （アシュレー・ウィランス）さんの講演です。

時間貧乏になる理由の1つは、仕事やお金への執着です。

How to ‘overcome’ fear （いかに恐怖を「克服する」か？）。

学び方(learning)を教えているTrevor Ragan （トレヴァー・ラガン）さんの講演。

英語がひじょうにわかりやすいです。

恐怖はどこから来るか、恐怖はなくならないので後部座席に置け、といった内容。

3 psychological tricks to help you save money（貯金するのを助ける3つの心理的なトリック）。邦題は『貯金するための3つの心理的なコツ』。

行動科学者のWendy De La Rosa（ウエンディ・デ・ラ・ローサ）さんのプレゼン。

この人の英語もわかりやすいです。5分半の動画だし、日本語字幕もあるので、TEDを食わず嫌いしている人は、こんな動画から見るといいでしょう。

貯金もできるようになります。

Could you live without a smartphone? （スマホなしで生きられるか？）。

プレゼンターは、健全なデジタルライフを推奨している Anastasia Dedyukhina（アナスタシア・デデュキーナ）さん。

デデュキーナさんは、デジタルマーケティングの会社に勤めていたとき、スマホを使いすぎていると感じたので、スマホを使うのをやめて、ネットにつながらない携帯電話を使うようにしました。

その体験から学んだことをいろいろ教えてくれます。

デジタルメディアの仕事をしている人が、スマホを手放すのは、勇気がいったでしょうね。

スマホに依存気味の人におすすめのプレゼンです。

The Hidden Code For Transforming Dreams Into Reality （夢を現実に変えるための秘密のコード）。

ライフコーチの、Mary Morrissey（メアリー・モリッシー）さんのプレゼンです。

夢を実現したいときに重要なのは、まずイメージすること。

また、落ち込んでもさっさと立ち直ることや、成長することが重要だそうです。

いろいろなエピソードがおもしろいプレゼンです。

To reach beyond your limits by training your mind （思考をトレーニングして、自分の限界を越えること）。

セラピストの、Marisa Peer （マリサ・ピア）さん。

ピアさんも、頭の中で思い描くイメージはひじょうに重要である、と言っています。また、言葉にも敏感に反応します。

ピアさんによれば、脳は、いつも自分が自分に言っている言葉を聞いていて、そのとおりになるよう動いています。

たとえば、「ああ、仕事がたくさんありすぎて、できそうにない」と思うと、「あ、仕事が嫌なんだな」と解釈し、仕事をしなくてすむように、先延ばしをさせたり、サボらせたりして、仕事をしなくてもいい状況を作るのです。

Change your mindset, change the game（マインドセットを変えて、形勢を変えなさい）。

心理学者の Alia Crum (アリア・クラム)さんのプレゼンです。

自分の考え方が状況を変えるという内容です。マインドセットを人生に活かす方法を知りたい方におすすめ。

The jobs we’ll lose to machines — and the ones we won’t transcript（機械のせいで失う仕事と、そうならない仕事）。

邦題は、「機械に奪われる仕事ーそして残る仕事」。

プレゼンターは、機械学習の専門家、Anthony Goldbloom（アンソニー・ゴールドブルーム）さん。

タイトル通りの内容で、AIが得意な仕事、苦手な仕事が5分未満のプレゼンでわかります。

人間に残るのは創造性を要する仕事です。

How to Let Go of Being a “Good” Person — And Become a Better Person（いい人になるのをやめて、もっといい人になる方法）

邦題：「いい人」をやめて「もっといい人」になる方法。

講演者は、社会心理学者のDolly Chugh（ドリー・チュー）さん。

いい人になることに執着しすぎると、かえっていい人になれない、という内容。

皆が、いい人になろうとするのは、「あなたはいい人ですね」と人から言われるとうれしいからです。

Is there such a thing as healthy perfectionism ? (健全な完璧主義なんてものがあるのでしょうか？)

精神科医のAlice Domar（アリス・ドマー）さんのプレゼン。

あらゆることで完璧になろうとがんばるのは不健全だと言うドマーさんは、もっと順応性のある完璧主義をすすめています。

女性のほうが完璧主義的傾向が強いそうです。

How to get healthy without dieting (ダイエットせずに健康になる方法）。

神経科学者で食の研究家のDarya Rose （ダリヤ・ローズ）さんのプレゼン。

一過性のダイエットをするのではなく、ヘルシーなライフスタイルを構築しましょう、という内容。

脳科学者でマーケティングの会社の経営者、Terry Wu（テリー・ウー）さんの講演。

ニューロマーケティングは、脳科学の知識を盛り込んだマーケティング。消費者の無意識の心理や行動のしくみをベースにしています。

消費者は、無意識に購入の決断をしている場合が多いのです。

Bananas in Heaven (天国のバナナ)。

歴史学者、Yuval Noah Harari（ユヴァル・ノア・ハラリ）さんの講演。

1人1人は非力でも、人間には想像力があるから、大勢で協力することができ、その結果、今、動物や地球を支配している、という内容。

想像力のおかげで人間は国家やお金といったフィクションを信じることができます。

The magical science of storytelling（ストーリーテリングのマジカルな科学）。

パブリックスピーキングの専門家、David JP Phillips （デイヴィッド・JP・フィリップス）さんの講演。

人はどんなことも物語として理解・記憶するので、物語を意識すると、人に影響を与えたり、自分の行動を変えたりするのに役立ちます。

How Hope Can Change Your Life 「いかに、希望があなたの人生を変えるか？」

1995年のオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件のサバイバーであるAmy Downs(エイミー・ダウンズ)さんの講演。

ダウンズさんは、爆破のあと6時間生き埋めになっていました。救助の人はわりとすぐに彼女を見つけてくれましたが、救出までに時間がかかったのです。

How to Get Your Brain to Focus （脳をフォーカスさせる方法）。

生産性の研究をしている Chris Bailey（クリス・ベイリー）さんの講演。

脳に刺激を与えすぎず、退屈する時間をもうけたほうが、いざという時、集中できます。